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『毎日新聞』2013年2月17日「(S ストーリー) 月一度『封印』解く ―女子化する男たち」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

2月18日(月)

『毎日新聞』2013年2月17日の「S ストーリー」は「女装する男性」の特集(担当:鈴木敦子記者)。

1面の見出しは「月一度『封印』解く ―女子化する男たち」、4面の見出しは「女子にあこがれて 『男らしさ』決めつけられ抵抗」。
1面も4面もカラー版で、写真も4点。
コメントは、「ダブル順子」(佐伯順子同志社大学教授と私)。

担当の鈴木郁子記者とは、11月20日の「オトコの娘サミット2012」で名刺交換、その後、12月5日に渋谷でお会いして3時間ほどレクチャーしました。

鈴木記者が取材・執筆に3カ月もかけただけあり、内容豊かな力作です。
取材が丁寧なことに加えて、記事の分量が記事としては異例に多いので、取材対象になった女装する男性たちの生の言葉が語られていて、現在の女装する男性たちの状況や意識を分析する資料としても十分に使えるレベルだと思います。

「女装男子」「女装子」「男の娘(こ)」などと呼ばれる、女性の装いを楽しむ男性たちを、全国紙がこれだけ大きなスペースを割いて取り上げられるのは初めてのことで、現代日本の「女装文化」の紹介として画期的な記事です。

画像をクリックして拡大すると、文章が読めると思います。
(1面)
015.JPG
(4面)全紙使いの異例に大きな記事なので4分割しました。
それでもおよそA4サイズの大きさなので、接写のピントが甘くなってしまいます。
なんとか読めると思いますが・・・。
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コメント 6

カナッペ

いろいろと想うところはありますが・・・
只一つ言うなら・・・

古代における中国の強力な男性優位も、近代の欧米の男性優位も、
日本を根底から男性優位の国に帰ることはでできなかった。。。

そういうことなのかなって思います。
by カナッペ (2013-02-18 19:05) 

ぶり

UP写真で記事が読めました。有難うございます。
つくづく世の中は変わったと感慨深いです。70年代後半の就職で女性の職場進出世代ですので。男性並みの地位・権力をめざして成果上げることがプロトタイプでした。まさか女性の立場が羨ましがられる時代が来るとは思っていませんでした。
虫が良すぎるかもですが、閉塞感打開のため、違う性を装うことが契機となって、ものの見方を広げ、社会に柔軟さを取り戻すようになってくれればと思うのは、あまりにも敷衍しすぎでしょうか。
by ぶり (2013-02-18 21:09) 

三橋順子

カナッペさん、いらっしゃいま~せ。

>日本を根底から男性優位の国に変えることはでできなかった。。。

いくら家父長制でやっても、双系社会の根っこは残っていたのだと思います。


by 三橋順子 (2013-02-19 02:07) 

三橋順子

ぶりさん、いらっしゃいま~せ。

>男性並みの地位・権力をめざして成果上げることがプロトタイプでした。
>まさか女性の立場が羨ましがられる時代が来るとは思っていませんでした。

ぶりさんや、さらに上の私の世代の感覚では、なかなか理解できない所があるのは確かですが、やはり高度経済成長期に確立された男性優位の社会構造が崩れつつあり、社会の中で男性の「息苦しさ(閉塞感)」が強まっているのは、間違いないと思います。
もちろん、女性の置かれている立場が、根本的に改善されたわけではありませんが、相対的に見て「生きやすさ」感覚の男女逆転の現象が生じているのは、間違いないように思います。

>違う性を装うことが契機となって、ものの見方を広げ、社会に柔軟さを取り戻すようになってくれれば

その点、私もまったく同感です。
かって上野千鶴子さんは、女装者を「男と女のいいとこ取り」「性別秩序の維持に貢献」する存在と批判的に切り捨てましたが、そうではなく、新たな可能性、生産的方向性を見出したいものです。

by 三橋順子 (2013-02-19 02:19) 

YUKO

面白い記事をありがとう。
思ったのは、「同じだな〜」という事(笑)
仕事に甘えは許されないし、許さない。仕事中は化粧もせずにバリバリ働く。プライベートはがっつり美しい女を造って撮影遊びをしてる。そのギャップの中で自分自身のバランスをとって生きている。
そういえば、昔所属していたモデルクラブの社長が「いい女は「造る」もんだ」と言っていたのを思い出す。ヘアメイク、ウォーキング、綺麗な筋肉の付け方、仕種。すべて後づけでできること。「どうしても変えられないのは背の高さだけ」が口癖だったなぁ。つまり、ちょっとちやほやされるくらいの女ならテクニックで造れるってことね。
でも「ちやほやされるくらいの良い男」と造るのは結構骨。だったら女を造れば良いじゃない。「ちやほや」が欲しいだけなんだからってのはとてもわかりやすい三段論法だね。それが「気張らしの趣味」である分にはとてもいいと思うよ。二次元にこもる男達よりずっと前向き。ただ、それが「人生の目的」になっちゃうと話が別になりますけどね。
by YUKO (2013-02-19 20:19) 

ひろみ☆。

貴重な記事を読むことが出来て感謝しています。

YUKOさまのコメントの、
> ちょっとちやほやされるくらいの女ならテクニックで造れるってことね。
でも「ちやほやされるくらいの良い男」と造るのは結構骨。だったら女を造れば良いじゃない。

に、すごく納得のゆく思いがしましたので、コメント投稿させていただきます。

by ひろみ☆。 (2013-03-02 20:22) 

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