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2014年(下半期)の仕事 [お仕事(講義・講演)]

12月28日(日)
今年も残すところあと3日となりました。
「2014年(下半期)の仕事」をまとめておきます。

【執筆】は、形になったものはないと思っていたら、年末になって「現代風俗研究会」の2010年度の「年報34号・かお」が送られてきました。
誤植ではありません。4年前2010年度の「年報」です。
3年前に執筆した「『女になる』ことと顔」というコラムと、4年前にいただいた2010年度橋本峰雄賞の「受賞の言葉」が載っています。
編集者のご苦労を承知の上で敢えて言いたい。
「いくらなんでも遅れすぎでしょう」

2013年夏に入稿した論文「『台記』に見る藤原頼長のセクシュアリティの再検討」が掲載される国際日本文化研究センター「日記の総合的研究」共同研究会(倉本一宏教授)の論集『日記・古記録の世界』(思文閣出版 2014年春出版予定)が、いまだに日の目を見ないのが、たいへん残念です。

2015年3月出版予定の『ふたたび性欲の研究(仮題)』(平凡社)には、論文「東京・新宿の『青線』について―戦後における『盛り場』の再編と関連して―」、加藤政洋さんとの対談「『性なる』場所の戦中戦後」、コラム「男寺党について―朝鮮半島における性的マイノリティの伝統文化として―」、表紙解説「『原色の街』の原色の女―「赤線」女性のファッション復元―」を執筆しました。
こちらは、編者の責任として、予定通り(3月)出版しないといけません。

もう1本、某大学のジェンダー研究所の論集用に論文「日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響」を執筆しましたが、採用されるかどうか、まだわかりません。

この数年の懸案、2冊目の単著となる予定の『「性なる場」の記憶を求めて-昭和期の「性」と社会-』は、11月にようやく着手したものの、多忙で執筆が進んでないのが相変わらずの反省点です。

【講演・講義・研究報告】は、ルーチンの講義に加えて、講演3回、ゲスト講義3回、研究報告・資料紹介2回、対談、コメンテーター各1回と充実していました。
とりわけ、10月に成蹊大学で行った「武蔵野自由大学」の講演は、一度、台風襲来で流れたこともあり、また、昭和の女装史研究をあらためてまとめたという点で印象深い仕事になりました。
ゲスト講義でお声をかけてくださった先生、講演でお世話になった方々に、あらためて御礼申し上げます。

しゃべる仕事は、スケジュール的に可能な限り、お引き受けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【コメント・紹介記事など】は、朝日新聞大阪支局の学園祭における異性装イベントについての取材にコメントしましたが、突然の解散・総選挙の影響で流れてしまったかと思いました。
ところが、数日前に記者さんから、年末ぎりぎりの12月30日の紙面に掲載される予定との連絡がありました。
短いコメントですが、無駄にならずよかったと思ったのですが、やっぱり載らなかったようです(残念)。

来年は、いよいよ還暦を迎えます。
残されている時間がどんどん短くなっていることを感じます。
できるだけ体調を維持しながら、自分がしなければならない仕事を着実に積み重ねるよう努めていこうと思います。
1年間、お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
それでは、よいお歳を。
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【執筆】
「『女になる』ことと顔」
 (現代風俗研究会年報34号『現代風俗:かお』学校法人国際文化学園 2014年12月)
「受賞の言葉」
 (同上)

【講演・講義・研究報告】
7月6日 関西性慾研究会(2013年第3回)研究報告
  東京・新宿の「青線」について(2)
7月7日 早稲田大学 「英米文学とジェンダー」(木村晶子教授)ゲスト講義
  「性」を考える ―トランスジェンダーと同性愛を中心に-
7月18日 『ふたたび性欲の研究(仮題)』(平凡社) 対談
  加藤政洋×三橋順子「『性なる』場所の戦中戦後」
7月27日 明治大学 学生相談室 夏期セミナー(明治大学:駿河台) 講演
  性別違和感を抱く学生に教職員はどう対応していくか
7月30日 多摩市 市民講座(TAMA女性センター) 講演
  いま、改めて考える人権 ―性自認・性的指向への気づき-
9月11日 性欲研究会(2014年第4回)「東京合宿」 巡見資料         
  (台東区)「鶯谷ラブホテル街」の形成過程
10月27日 武蔵野地域自由大学 「昭和のサブカルチャー研究」(成蹊大学 )講演
  昭和女装者列伝 ―トランスジェンダー・カルチャーの昭和史―
11月6日 早稲田大学教育学部英語英文科「英米文学評論」(木村晶子教授)ゲスト講義     「性」を考える ―トランスジェンダーと同性愛を中心に-
12月7日 京都セックスワークセミナー主催(京都市「堺町画廊」)
 茶園敏美著『パンパンとは誰なのか ―キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性―』書評会 コメンテーター
12月12日 東京経済大学現代社会学部「ジェンダー論」(澁谷知美准教授)ゲスト講義
  トランスジェンダー「三橋順子」ができるまで-新宿歌舞伎町の女装ホステスからトランスジェンダー研究者へ-
12月14日 関西性慾研究会(2014年第5回)資料紹介
  (資料紹介)朝山蜻一『女の埠頭―変貌する青線の女たち―』

7月1日~22日 明治大学「ジェンダー論」講義(4回)
7月3日~17日 東京経済大学「ジェンダー関係論」講義(3回)
9月30日~12月16日 都留文科大学「ジェンダー研究1」(12回)
12月11日~18日 早稲田大学基幹理工学部「越境する文化」(2回)     

【コメント・紹介記事など】
なし。

【参照】
2014年(上半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-07-31-1
2013年(下半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-12-29
2013年(上半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-07-06
2012年(下半期)の仕事
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2012-12-29-2
2012年(上半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-3
2011年(下半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-2
2011年(上半期)の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26-1
2010年の仕事
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2012-12-26


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磯田

ブログも一年間大変勉強になりました。ありがとうございます。よいお年をお迎えください。
by 磯田 (2014-12-28 23:54) 

三橋順子

磯田さん、いらっしゃいま~せ。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
それと、ご夫君に「玉稿ありがとうございました」とお伝えくださいませ。
by 三橋順子 (2014-12-29 02:00) 

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