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京都・島原遊廓、美吉野太夫の絵葉書 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

2月16日(月)

先日入手した花魁絵葉書14枚の内1枚だけ混じっていた京都・島原遊廓の絵葉書。
(他の13枚は、東京・新吉原遊廓の大正3年(1914)復興「花魁道中」の絵葉書)
なぜ、島原の太夫だとわかるかと言うと、簪の打ち方が少し違うのと、太夫の名前を織り出した肩掛け?が特徴的だから。
さらに言うと、大正~昭和期になると、「新吉原遊廓」には、もう禿(かむろ)はいなかった。
(大正3年復興「花魁道中」の禿は、たぶん臨時雇い)
島原花魁1 (2).jpg
この島原遊廓の「美吉野(みよしの)」という太夫、他に写真はないかと探してみたら、有った!
島原花魁・美吉野2.jpg
オークションの画像なので、小さいが、「美吉野」で間違いないと思う。
背景の幕と木が同じ、6人いる禿の内、少なくとも2人は同じだと思う(太夫の向かって右側1人目、左側の2番目)。
禿、美形の娘を揃えている。

写真の年代だが、新吉原の大正3年(1914)の絵葉書と比べると、元の写真の画質も絵葉書の印刷も格段に良く、かなり新しいと思う。
おそらく、昭和初期のものだろう。
昭和9年(1934)の「島原太夫道しるべ」(『遊廓』写真53)の3番目に「青木楼 美吉野大夫」と見える。
由緒ある花魁の名は、代々名乗るので確定できないが、年代的には矛盾しないと思う。


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コメント 2

Sherry

嶋原には花魁はいません。「太夫」です。
by Sherry (2018-05-14 02:09) 

三橋順子

ご指摘ありがとうございます。訂正しました
by 三橋順子 (2018-05-15 09:51) 

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