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性同一性障害者の改名、最高裁が棄却 [現代の性(性別越境・性別移行)]

6月14日(水)

愛媛新聞20170614.jpg
↑ 『愛媛新聞』2017年6月14日号

予想どおり棄却。
要は「永年使用」の実績をどの程度に考えるかということで、「そんなこと最高歳に特別抗告するようなことじゃないよ」という判断。

もう1~2年、使用実績を積んで、松山家裁以外の家裁に審判を求めたら、すんなり認められると思う。

【参照】「性同一性障害の人の名の変更」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2017-06-02-3

【追記(16日)】
『朝日新聞』も掲載
これは、きわめて特異なケースで、通常は「性同一性障害」の診断書を添えた改名の申請は、問題なくスムーズに認められることがほとんど。
しかも、それは最近のことではなく、「性同一性障害」だけを理由にした改名が認められた初例は19年前の静岡家裁。

改名の件数・理由の統計はないと思うが、「性同一性障害」に伴う改名は、この19年間におそらく万の単位の件数が通っているはず。

そうした状況説明なしで、通らなかった特異な1例だけをクローズアップして報道されるのは、社会に誤った印象を与える(ミス・リード)ことになり、かなり困る。
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愛媛)性同一性障害26歳の戸籍名変更を認めず 最高裁

女性の体に男性の心を宿す性同一性障害(GID)で松山市出身のAさん(26)=関東在住=が、戸籍上の名前の変更を求めた特別抗告審で、最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は7日付で特別抗告を棄却する決定を出した。

Aさんの戸籍名は「A子」。女性的な名前に違和感を感じて2015年夏から職場などで「A」と名乗り始め、昨年からは郵便物なども通称名で受け取るようになった。

現在の法律で戸籍を男性に変えるには、ホルモン療法や性別適合手術を受ける必要がある。Aさんは体を傷つけたくないなどの理由から手術を受けていないが、「性別が変えられなくてもせめて名前だけは変えたい」として、戸籍名の変更許可を求めて昨秋から裁判所に訴えてきた。

だが、松山家裁や高松高裁は「(通称名が)社会的に定着しているとはいい難い」などとして棄却。Aさん側は特別抗告で憲法13条の「幸福追求に対する国民の権利」を例に挙げ、「自己の認識する性と一致する名を名乗る権利」を侵害する憲法違反だと主張した。

特別抗告では高裁の決定に憲法違反があるかどうかを判断するが、最高裁は「実質は単なる法令違反を主張するものであって、特別抗告の事由に該当しない」とした。その他の理由は記載がなかった。

代理人弁護士は「どの裁判所も名前の変更を認めたことによる弊害を説明していない。なぜ受け入れられないかの疑問が残ったままだ」と話した。

Aさんは「名前を変えて気持ちを新たにできると思ったのに残念。棄却するなら、明確に理由を示してほしかった。新しい職場でも通称名を使っていて、私生活では問題も起きていない。精神的に苦痛を感じて申請しているのに、ダメと言われる理由が分からない」と話した。(堀江麻友)

『朝日新聞』2017年6月15日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/ASK6G5DBVK6GPFIB00Q.html
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