So-net無料ブログ作成
検索選択

加藤政洋編著『モダン京都 ―〈遊楽〉の空間文化誌―』 [性社会史研究(一般)]

6月24日(土)

『性欲の研究 東京のエロ地理編』(平凡社)の対談「『性なる』場所の戦中戦後」でお世話になった加藤政洋さんにいただく。
IMG_4865 - コピー.JPG
加藤政洋編著『モダン京都 ―〈遊楽〉の空間文化誌―』(ナカニシヤ出版、2017年4月、2200円+税)

序章 文学の風景を歩く
第一章 京の〈宿〉――《上木屋町》の文人たち
第二章 席貸と文学のトポロジー
第三章 鴨川畔の山紫水明――《東三本木》の文人たち
第四章 花街周辺の宴席文化――山猫・配膳・雇仲居
第五章 廓の景観と祭礼――《島原》の太夫道中をめぐって
第六章 祇園祭のねりもの――《祇園東》芸妓衆の仮装行列
第七章 鴨川納涼の空間文化史
第八章 祇園はうれし酔ひざめの……――《祇園新橋》の強制疎開
第九章 「風流懺法」のあとさき――《真葛ケ原》の京饌寮
第十章 縁切りのトポスと「愛の空間」――安井金比羅宮とその周辺
第十一章 紙屋川の料理茶屋――《平野》と《北野》のはざまで
終章 〈地〉と〈図〉のあいだに

遊楽・性愛の文化史、歴史、地理とくれば、私の三大好物。
しかも、京都は、私にとって東京に次いで馴染の街。
そうした好物を上手に料理しているわけで、一気に食べる、いや読むのがもったいなくて、一章、一章、時間をかけて読ませていただいた。

祇園、東山、鴨川べり、平野、北野、安井など、自分が歩き回った場所の歴史地理がつぎつぎに「謎解き」されていくのが楽しい。
とりわけ、新吉原の「花魁道中」について調べている関係で、第五章「廓の景観と祭礼――《島原》の太夫道中をめぐって」は興味深かった。


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 3

真樹猫ちゃん

>祇園、東山、鴨川へり、平野、安井、自分が歩き回った場所の「謎解き」が楽しい。

おお、鴨の流れといえば六条河原も懐かしいですにゃ。
怪しい変化のために幾多の首級が保元の昔から・・・。
by 真樹猫ちゃん (2017-06-24 20:42) 

テンポ

http://kotodamayogen.blog.fc2.com/
面白い情報かもです。本はご存知でしょうか?

by テンポ (2017-06-25 10:46) 

三橋順子

真樹大姉様、いらっしゃいま~せ。

六条河原で髑髏を拾い、いろいろ悪さをなさっている大姉様のお姿が目に浮かびます。
by 三橋順子 (2017-06-25 21:29) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0