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地質→地形(自然地理)→人文地理 [事件・事故]

7月12日(水)

九州北部の豪雨災害は、死者・行方不明45名以上の大災害になってしまった。
ようやく全容が明らかになってきた被災地の画像や地形図を見ていて、あることに気づいた。
被災地の多くが谷底の細長い平地があり、そこに多くの人が住んでいたこと。
川面と集落の比高があまりない。
せいぜい10mか、それ以下(5mくらいだと思う)。
これでは、大雨で川が氾濫したら、たちまち家が流される。

私は、関東山地の山間部の生まれ育ちなのだが、こういう地形・居住形態は、ほとんど見たことがない。

生まれ育った町は荒川本流上流部にある盆地だが、街は河岸段丘上にあり、川はずいぶん下を流れていて、川面と集落の比高さは20~30mもある。
だから、どんな大雨でも溢れたことはない。

もっと上流に行っても同じで、集落は急斜面の中腹にあり、川はずっと下のV字谷の底を流れている。
ときどき急斜面が崩落することはあるが、だいたい崩壊するような場所には(経験的に)家はないので、人的な被害はまれだ。

こういう違いは、基本的には地質の差で、それが地形の差に表れ、さらに集落の立地・形態に影響する。
学問的に言えば、地質学→地形学(自然地理学)→人文地理学ということになる。
でも、一般の人にその知識を持てというのは無理。
だからこそ、行政がもっと危険度を周知すべきなのだが・・・。

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