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性別適合手術 ホルモン療法併用者「保険外」 厚労省方針 [現代の性(性別越境・性別移行)]

3月6日(水)

性別適合手術に際して、ホルモン療法併用者は「保険外」になることが確定。
ほんとうに、現実を無視した制度。

どうしてこんな形になったのか?
責任者出てこい!と言いたくなる。

人間の身体にとって性ホルモンはバランス剤のようなもので、健康に生きていくためには不可欠なもの。
単に男らしくなるための物質、女らしくなるための物質ではない。
自分が望む性別の性ホルモン量を適切かつ安定的に維持することは、身体の健康と精神の安定に不可欠だと思う。

にもかかわらず、性別移行医療において、性ホルモンの問題は軽視されているように思えてならない。

性ホルモンをたくさん摂取すればするほど良いみたいな考えが愚かなのはいうまでもないが、逆に性ホルモン投与なしで性別の移行が可能みたいな考えも、不可能とはいえないが、かなり無理がある。

なぜ、これほど重要な物質なのに軽視するのか?
人間の身体の仕組み、わかっているのですか?と問いたくなる。

日本の性別移行医療が、トータルな意味での「健康」を考えず、性器の形を変えて「男になること」「女になること」しか考えてないから、性別適合手術にだけ健康保険を適用して、ホルモン療法には適用なしみたいなおかしなことになる。

当事者も「男になれるんだったら早死にしてもいいっす」みたいな考え方は、もういい加減、止めるべきだと思う。

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性別適合手術 ホルモン療法併用者「保険外」 厚労省方針
ホルモン療法併用者「保険外」.jpg
↑ 性別適合手術を巡る保険適用(イメージ)

心と体の性別が異なる性同一性障害(GID)の人に対する性別適合手術への公的医療保険適用に関し、厚生労働省は5日、ホルモン療法を実施している人は保険を原則使えないとの考え方を示した。ホルモン療法は、自認する性別に体を近づけるための治療で、手術の前に受ける人が多く、大半が保険適用されないことになりそうだ。

厚労省は2018年度の診療報酬改定で性別適合手術への保険適用を決めた。対象となるのは、男性器の切除や形成、子宮や卵巣の摘出など性同一性障害の手術療法全般と、乳房切除。保険が適用されれば原則3割負担となる。

しかし、ホルモン療法は保険適用外のまま。保険診療と保険外診療を併せて行う「混合診療」では、すべて保険が使えなくなる。厚労省は、ホルモン療法を受けている人が性別適合手術を受けるケースが混合診療に当たるかどうか検討していた。

また、厚労省は同日、保険が適用される病院の基準を公表した。適用対象となる条件は▽GID学会認定医が所属している▽一般病床がある▽一定の実績がある--など。現在性別適合手術が行われている医療機関でも当てはまらないところがあり、保険が使える医療機関は3、4カ所にとどまるとみられる。【藤沢美由紀】

社会生活に必要

ホルモン療法は、性ホルモン製剤を投与して自認する性に体を近づけるために行う。男性ホルモン剤には筋肉量を増やし、女性ホルモン剤は乳房が膨らむなどの効果がある。自認する性別でスムーズに社会生活を送るためには必要だと考える当事者は多い。ホルモン療法の併用を認めないと厚労省が判断したことで、実質的には手術への保険適用は限定される。

ただ、極めて少ないとみられるが、ホルモン療法をせずに手術を受けるケースもある。厚労省が性別適合手術だけでも保険適用を決めた背景には、メリットがあるとの判断もあった。同省は、ホルモン療法についても保険適用を検討している。適用が決まるまで早くても1年、状況によっては数年かかるとみられる。

治療全般の保険適用を訴えてきた「日本性同一性障害と共に生きる人々の会」前代表の山本蘭さんは「ホルモン療法の保険適用を待つしかない。残った課題が早く解決するよう今後も取り組んでいきたい」と話した。【藤沢美由


『毎日新聞』2018年3月6日 東京朝刊



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