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「第37回gid.jp フォーラム  in 東京: 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」で話したこと [現代の性(性別越境・性別移行)]

「第37回gid.jp フォーラム  in 東京: 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」

今日のフォーラムのテーマである「いったいどうなる? 性同一性障害」についていえば、病名(疾病概念)としての「性同一性障害」の国際的な余命は、あと約2年であることは確定的です。
「どうなる?」と言われれば「無くなる・消える」としか言いようがありません。

同時に世界のトランスジェンダーの多くが望んでいる性別移行の脱精神疾患化が達成される可能性が高くなってきました。

これらのことについては、すでに反対とか賛成とかいう段階を過ぎています。
反対ならICD11案の作成段階で「日本の性同一性障害者は『性同一性障害』の名称変更には反対である」ということを、委員会に意見書を送るなり、委員に働きかけるなどすべきでした。
それをやらずに、ほぼ案文がまとまった段階で反対しても遅すぎるということです。

もちろん、2017年(予定)のICD11案を採択するWHO総会で、日本がICD11案に反対する、あるいは性別移行の脱精神疾患化の部分の承認を保留するという手もなくはないです。
イスラム諸国の中には同性愛の非病理化に反対してICD10の採択に反対したり、いまだに該当部分を認めていない国もありますから、それと同じことをすればいいわけです。

しかし、それは、日本だけが世界の大勢に逆らって「性同一性障害」という精神疾患概念を使い続ける「風土病」化の道です。

1933年の国際連盟総会から松岡洋右外相が退場しらように、その時の厚生労働大臣が性同一性障害の人のためにだけに、ICD11案に反対するとはとうてい考えにくいわけです。

日本がICD11案に賛成するのはほぼ確実で、その場合、国内の体制をICD11に適合するように、できるだけ早く整備するのが物事の道理でしょう。

ICD11では新たに「conditions related to sexual health(性の健康に関連する状態)」の章に「gender incongruence(性別不一致)」が設けられることになりますが、「gender incongruence(性別不一致)」の日本語訳を「性同一性障害」にするような意図的な誤訳をしてまで、「性同一性障害」という疾患名を残すようなことはするべきではありません。
そんなことしたら、今でさえ日本における「性同一性障害概念」の突出を特異・奇妙と見ている諸外国から物笑いの種にされるだけです。

すでに過去の概念になりつるある「性同一性障害」に固執するのではなく、ICD11という新しい枠組みの中で、性別を移行したい人たちにとって何が望ましいかを考え、システムを再構築することが、よほど建設的だと思います。

posted by 三橋順子 at nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

8月30日(日)第37回gid.jp フォーラム in 東京「 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

8月30日(日)   雨  東京   22.5度  湿度99%(15時)

第37回gid.jp フォーラム in 東京「 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」(東京大崎:南部労政会館)、広報が不十分だったにもかかわらず、お蔭さまで54名の方が来場されました。
懐かしいお顔も何人か見え、うれしかったです。
ありがとうございました。
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針間克己さん
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東優子さん
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山本蘭さん
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講師陣の記念撮影
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シンポジウム
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懇親会
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私はうっかりカメラを忘れてしまったので、画像は東優子さんと山本蘭さんからいただきました。

第37回gid.jp フォーラム in 東京「 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」のご案内 [お仕事(講義・講演)]

8月29日(土)

明日8月30日(日)の第37回gid.jp フォーラム in 東京「 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」(13時~、 南部労政会館第6会議室)のご案内です。
ご来場、お待ちしています。
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8月29日(土)講演原稿を整える [お仕事(執筆)]

8月29日(土)  雨  東京   20.8度  湿度97%(15時)

12時半、起床。
朝食(と言っても昼過ぎだけど)は、ブルーベリー・デニッシュとコーヒー。
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昼食は、ざるラーメン。
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でも、今日は気温が低いので、麺は冷やさずに温かいままで食べる。
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午後は、パソコンに向かう。
明け方、一応脱稿した『ファッションで社会学する』(有斐閣)掲載の「セクシュアリティとファッション」の原稿(12000字)を見直して、少し手直しして完成させる。

その後、明日の8月30日(日)の「gid.jp フォーラム37th in 東京: 徹底討論 いったいどうなる? 性同一性障害」(13時~、 南部労政会館第6会議室)の講演原稿を整える(7000字)。
といっても、GID学会の基調講演をベースに新しいネタを付け加えただけなのだけど。

でも、来場者、かなり少なそうだ。
主催者からの告知が1週間前だったから仕方がないのだけど、講演者(針間克己、東優子先生)を考えたら、もったいない話だ。

ああ、もう夕方だ。
ご飯を炊かなくちゃ。

夕食は、豚ロース肉の生姜焼き。
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炒め野菜。
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焼き茄子の甘酢あんかけ
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お風呂に入って髪を洗う。

明日は8時起きなのだが、論文執筆で4日間、朝6時睡眠、昼11~12時起床の生活だったので、眠れない。
で、珍しく寝酒。
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お酒は、福島県磐梯町「榮川酒造」の「榮川・特醸酒」。
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肴は長崎五島のきびなごの一夜干しと、イタリアの生ハム。
追加で越後栃尾のふきのとう味噌。
1合の半分も飲まないのに、身体が熱くなり、肌は桜色。
これで、寝られるかな。

就寝、2時半。


8月28日(金)4日ぶりの外出/「セクシュアリティとファッション」脱稿 [お仕事(執筆)]

8月28日(金)

11時、起床。
朝食は、新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のの新作、ネクタリン・デニッシュとコーヒー。
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14時過ぎ、家を出る。
原稿執筆のため3日間「お籠り」していたので、4日振りの外出。
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その間に季節が遷り、すっかり秋めいていた。
もう白いヒガンバナが咲いていた。
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東急東横線で祐天寺駅へ。
駒沢通りのクロネコの目黒中央センターで、宅急便(貴重書類)を受け取る。
1駅戻って学芸大学駅の鷹番配送センターで、もうひとつ宅急便を受け取る。
東口商店街の「CoCoイチ」で昼食。
チキンと夏野菜のカレー、茄子乗せ(ご飯減量で2辛)。
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書店で『日経ビジネス』のLGBT特集と、長年愛読している今市子『百鬼夜行抄』24巻を購入。
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自宅最寄り駅に戻り、改装再開店した「ドトール」でコーヒーを飲みながら読む。
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月末〆切の原稿がほぼ書けたので、少しだけ気分が楽になった。でも次の原稿にとりかからないと(9月7日〆切)。

17時半、帰宅。

夕食は、家猫さんの希望で、蟹玉(芙蓉蟹)を作る。
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卵6個;ずわい蟹に缶詰+解凍したほぐし身。
じっくり焼いて、上手にできた。
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食後、いつもよりたくさんスリスリしてくれた。
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↑ おまけの、きびにゃご

髪の部分染め。
お風呂に入って髪を洗う。

夜中、執筆。
明け方、月末〆切の『ファッションで社会学する』(有斐閣)掲載の「セクシュアリティとファッション」(12000字)をなんとか脱稿。

はじめに -セクシュアリティは構築されるー
1 全裸はエロか? 
  ―隠すこと・露わすこと―
2 セクシーなファッションは誰のため? 
  ―性的誘引か、自己表現か―
3 セクシュアル・マイノリティとファッション 
  ―記号を盛る・削る・転換する―

これで、今月書いた原稿は3本(8000字+17000字+12000字)。
でも、まだ「夏休みの宿題」が終わらない。
ああ、疲れた。
寝よっと。
就寝、6時


8月27日(木)今日も執筆 [お仕事(講義・講演)]

8月27日(木)  曇り  東京  27.3度  湿度72%(15時)  

12時、起床。

【朝食】「ドンク」のマンゴー・デニッシュとコーヒー。
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【昼食】「武藏屋」(秩父)の蕎麦を茹でる。
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↑ お汁は、揚げ玉入り。

今日も外出せず、、「セクシュアリティとファッション」の執筆に専念。

【夕食】
お刺身(ひらめと初さんま)。
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茄子と卵のお汁(揚げ玉入り)
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昨夜の麻婆豆腐の残り。
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お風呂に入る。

夜中も「セクシュアリティとファッション」の執筆。
第2節を飛ばして、第3節「セクシュアル・マイノリティとファッション」を書き終える(約10000字)。
これでなんとか目途がついた。
就寝、6時。

「目が怖い」おじさんの思い出 [日常(思い出)]

8月27日(木)

「山口組、分裂か?」のニュースを見て思い出したこと。

シノギに余裕があった頃のヤクザは、行動様式的にそれなりに「面白い」人たちだったと思う。
もちろん、直に付き合わずに、一定の距離を置いて見ていた場合だが。

10年ほど前、地元(目黒)の行きつけの居酒屋のカウンター関西弁のおじさんが話しかけてきた
「神戸から東京支店の開設準備のために単身赴任してきた金融業者」という自己紹介だったが、外見や話の内容から「菱の代紋系の街金が東京進出する先兵」なのは明らかだった。

出会う度に適当におしゃべりしたり、「街金」の仕組みを尋ねたりしていたが、3回目か4回目の時に「新宿のニューハーフがいる店に連れてってくれ」と頼まれた。
聴けば、関西時代にはキタやミナミのその系統の店でよく遊んでいたらしい。
「なんだ、 私に声をかけてきたのも、そういうことか」と納得した。
仕方がないので懇意な店に電話して、ママに「これこれで、どう見てもやーさんなんだけど、連れてっていい?」と確認すると、「いいわよ、ウチの店、そういうお客さん、何人も来るから」という返事。

で、案内することになった。
豪勢なことに目黒から新宿までタクシーに乗り、新宿区役所通りの入口で降りて、連れだって店に向かった。
当時の歌舞伎町区役所通りには客引きがたくさんいたのだが、私たちには誰も怖がって声をかけてこない。

そしたら、そのおじさん「新宿の客引きはなんで声をかけて来んのや? 姐さん、あんた相当に有名なんやな」と言った。
「あんたの目が怖いからやろ!」と、関西漫才風に思いっきりツッコミを入れたかったが、やっぱり怖いので止めた。

ほぼ1年後、私の携帯に「仕事のかたがついたので神戸に帰ります。良い店、紹介してくれたおかげで、寂しい東京生活の気が紛れた。ありがとさん」とメールが入っていた。

今、どうしているかな。
あの頃、50年配だったから、もう足洗って、引退しているかな。


「隠れホモ」はLGBTとは関係ない(by 北丸雄二氏) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

8月27日(木)

ジャーナリストの北丸雄二氏が、Twitterで、こんな発言をしていた。

>武藤貴也の「隠れホモ」売春話をLGBTの話と結びつける必要はないと思います。
>「隠れホモ」はLGBTとは関係ない。
>LGBTとは、自分を「私はLGBTの◯◯だ」と言える人たちが獲得したカテゴリーなのです。
>「隠れホモ」は、そこに値しない(ということをエンカレッジの意味で言い続ける)。
(by 北丸雄二氏)

へ~っ、そうだったんだ。
これって「『隠れ女装』はトランスジェンダーとは関係ない」「診断書持っている人だけがトランス」というのと同じ構造の言説だ。

過剰なカミングアウト至上主義は、いかにもアメリカ在住を「売り」にしている人らしいけど、こういう選民思想的な発言をする人がオピニオンリーダーのLGBT業界って、すごいと言うか、怖いと言うか・・・。
やっぱり私、LGBTで括られるの御免蒙る。

いやもうなんて言うか、明智氏にしても、北丸氏にしても、一応、性的マイノリティを属性にして社会活動している人なのに、どうして、地べたにいる性的マイノリティの人たちの姿が見えなくなってしまうのだろう?
呆れると言うより哀しくなってしまう。

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北丸雄二氏が、武藤議員に対して、なんで「隠れホモ」という言葉を使ったのか?それを考えていた。
これが「隠れゲイ」だったら、かなり発言の印象が違っていたと思うからだ。
「隠れホモ」という言い方には、北丸氏の露骨な差別意識が見えてしまう。

元自民党の武藤貴也議員の一連の発言や買春類似行為は、彼が国会議員としての資質にまったく欠ける人物であることを示している。
ただ、それを脇において36歳の1人の同性愛男性として見た場合、同情すべき余地もなくはないと思う。
あの、どヘテロセクシュアルな自民党の中で同性愛という性的指向を押し隠して、女好きの先輩・同僚議員たちと調子を合わせるのは、さぞ精神的にきつかっただろうと思う。
だからと言って議員宿舎に売り専ボーイを呼んでいいものではないが・・・。

男性同性愛という同じ性的指向を持つのなら、少しはそこらへんにも想像をめぐらすべきだと思う。
なのに、それを「隠れホモ」の一言で切り捨ててしまうのは、人間としていかがなものか。

ここまで考えて「あっ、そうか」と気づいた
単純なことなのだ。
北丸氏は、武藤議員を同じ性的カテゴリーとは考えていないのだ。
自分はLGBTの一翼を担うカミングアウト・「ゲイ」であり、武藤議員はクローゼットに隠れている「ホモ」であり、異なるカテゴリーなのだ。

「男性同性愛という同じ性的指向を持つのなら」と考えた私が間違っていたのだ。
欧米の感覚を身につけた先進的な「ゲイ」と、土着的で後進的な「ホモ」とは違うという考えなのだろう。
私には、とうていついていけない考え方だ。


8月26日(水)「セクシュアリティとファッション」の執筆 [お仕事(執筆)]

8月26日(水)  雨  東京  21.3度  湿度99%(15時)

12時、起床。

【朝食】新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のグレープフルーツ・デニッシュとコーヒー。
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【昼食】冷蔵庫の残り物を片付ける(写真撮り忘れ)。

昨日よりさらに気温低下。
最高気温は21.3度で、平年より9.1度も低い。
これは10月中旬並みで、季節が一気に2か月も先行。

【夕食】麻婆豆腐を作る。
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そんなに辛くしたつもりはないのに大発汗。

お風呂に入る。

夜中、「セクシュアリティとファッション」の原稿を執筆。
第1節「全裸はエロか? ―隠すこと・露わすこと―」をほぼ書き終える(約7000字)。

就寝、6時。

武藤議員に期待するゲイ活動家の不思議 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

8月26日(水)
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明智カイト
「BLOGOS」2015年08月26日 18:27
ゲイ疑惑の武藤貴也議員:ぜひ、同性愛者など性的マイノリティのいじめ対策、自殺対策に取り組んでください
http://blogos.com/outline/130348/
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明智カイトというライター、この記事、本気で書いてるのだろうか? 
最初、読んだとき皮肉で書いているのかと思った。
でも、そうではなく、どうやらまじめに、武藤議員に「同性愛者など性的マイノリティのいじめ対策、自殺対策に取り組んで」欲しいと期待しているように読める。

もし、そうなら、この議員は「基本的人権こそが日本精神を破壊した主犯」と言った人だということ、明智氏は解っているのだろうか?
基本的人権を否定する人が、性的マイノリティの人権を擁護し、性的マイノリティのいじめ対策、自殺対策に親身になってくれると考えているのなら、はっきり言って、頭の中身、修理に出した方がいい。

同性愛者だから同性愛者の味方になってくれるだろうと思っているのなら、大甘もいいとこ。
性的指向なんて、その人の人格の一部にしか過ぎない。性的指向が同じでも、残りの倫理観や社会認識がまったく違うということはいくらでもある。

武藤議員の場合、まさのその倫理観や社会常識が疑われているわけで、そんな議員に、いったい何を期待するのか。
利用できるものはなんでも利用するという考え方なのかもしれないが、それも程度問題。

こんなことを書いていたら、むしろ明智氏の倫理観を疑われることもなりかねない。
皮肉なら皮肉であることがわかるように、今からでも遅くないから文章を手直しすべきだろう。