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『静岡新聞』掲載の浜野佐知監督のエッセー(第10・11・12・13回分) [現代の性(一般)]

9月30日(水)

静岡新聞』の「窓辺」欄に連載されている映画監督の浜野佐知さんのエッセー。
第10・11・12・13回分(9月8日・15日・22日・29日掲載)。
第13回が最終で、これで完結。

第12回「女性映画祭」に記されている、女性監督の増加と女性映画祭の縮小という現象は、フェミニズムの現状を端的に示していて、興味深い。
監督の映画「百合祭」が「女性蔑視・女性差別である」という男女共同参画センターの管理職(男性)の見解、どうしてそうなるのか?もっと聴いてみたい。
第13回「北京にて」は、まさに第3回北京国際女性映画祭の現場の雰囲気が伝わってくる。
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いつものように、静岡県在住のSさんが送ってくださった。
お蔭さまで、浜野佐知監督のエッセー全13回を、このブログに載せることができました。
ありがとうございました。

過去の掲載分は、下記にアップしてあります。
第1・2・3回分(7月7日・14日・21日掲載)
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-07-22-3
第4・5・6回分(7月28日・8月4日・11日掲載)
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-08-12-1
第7・8・9回分(8月18日・8月25日・9月1日掲載)
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-09-17

『現代思想』2015年10月号「特集:LGBT」拾い読み感想 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

9月29日(火)

『現代思想』2015年10月号(青土社)「特集:LGBT」を拾い読み感想。

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(1)「(LGBTが)今年の流行語大賞になるんじゃないかと言われているのですよ!」という東小雪さんと、LGBT概念に感謝しつつも「さようなら」と決別を告げる牧村朝子さんが実に対照的。
私がどちらにシンパシィを感じているかは、LGBT特集への寄稿なのに「LGBT」という言葉を一度も使っていないことから察していただきたい。

(2)マサキチトセさんの論考「排除と忘却に支えられたグロテスクな世間体政治としての米国主流 「LGBT」運動と同性婚推進運動の欺瞞」が論題の文字数だけでなく、内容的にも圧倒的な迫力。
LGBT運動と商業資本の安易で無自覚な癒着を、ブログやFBなどでブツブツ批判していた私としては、わが意を得た思い。

(3)「富士高校放火事件」を掘り起こして再構成した石田仁さん、ほんとうに良い仕事をしている。
それにしてもこの事件、なぜ日本の同性愛史の中でまったく忘れられてしまったのだろう? 偶然なのか、それともなにか理由があるのか。
とても重要な問題だと思う。

(4)吉野靫「砦を去ることなかれ」の中で「古参の精神科医」という表現があった。「誰のことだろう?」と思ったら針間克己先生のことだった。
針間先生が「若手」だった頃から知っている私としては、実に感慨深い。

(5)「特集」の全体構成的に、巻頭の対談とその後に続く論考との落差が有りすぎ。
まあ、『現代思想』も商業誌だから、営業政策的に巻頭に「スター」対談を持ってくるのはわからないわけではないが・・・。
1996年に候補止まりだった「AC」を越えて、「LGBT」が流行語大賞になるかもしれないことを「すごいこと」「すごいですね」と対談者が確認しあう場面、この巻頭対談の意識レベルを知る上で重要なポイントかもしれない。

(6)巻頭対談で信田さよ子さんが「あの姿(東京ディズニーリゾートでのレズビアン・カップルの結婚式のウェディングドレス姿)が『美しい』ということが、メディア戦略的にも本当に良かったと思いました」と語っている。
私は最近、ある雑誌の原稿に「ゲイ・カップルの挙式写真はあまり流れず、美しく華やかなレズビアン・カップルの写真ばかりが流れるのかを考えると、あきらかに『見られる性としての女性×2』というジェンダーバイアスが掛かっていて、問題だと思う」と書いたのだが、女性の口からこういう肯定的な発言が、しかも『現代思想』という場で出るとは思いもしなかった。
大きな驚きというか、衝撃に近い。

(7)LGBTという言葉が流行り始めた頃から指摘しているが、「まず連帯ありき」という考え方が間違い。
LGBTと言っても、経済状況や社会的ポジションは様々なわけで、意見が異なるのは当然のこと。
何について連帯するかということをしっかり詰めた上での、1点突破・合目的な連帯を考えないと無理。
だから『現代思想』LGBT特集で露わになった「分裂」はむしろ当然のことだと思う。
LGBTの間にも様々な「違い」があることを前提に、どういうテーマ、どんな提案なら連帯できるかを考えないといけない。
逆に「このテーマに同調できるの人がLGBT」というような考え方はまったくの倒錯。



久しぶりにインド・ネパール料理「JAGA」へ [日常(料理・食べ物)]

9月29日(火)
(続き)

夕食は、久しぶりの都留大の講義で疲れたので、家族を呼び出して、地元のインド・ネパール料理の「JAGA」(東急東横線新丸子駅西口)へ。
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暑い間は行かなかったので、2カ月ぶり?
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↑ グリーンピーススープ
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↑ ガーリック ムルグ カバブ。
ガーリックやベサン粉(豆粉)などに漬け込んだチキンの釜焼き。
やわらかくて、おいしい!
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↑ テーブルとからはみ出すナン。
手前は、マトンカレー、奥に見えるのはエッグ&キーマカレー。
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↑ パニール ベイガン マサラ
茄子とパニール(インドのチーズ)のカレー(1辛)。
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↑ マトン マサラ(2辛)
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↑ ああ、おいしかった。

20時過ぎ、帰宅。

9月29日(火)都留文科大学「ジェンダー研究1」第1講(ガイダンス) [お仕事(講義・講演)]

9月29日(火)  曇り   大月  24.3度 
5時10分、起床。
朝食は、ダークチェリー・デニッシュとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪にあんこを入れて、頭頂部で結んで、シュシュを巻く。
6時、化粧と身支度。
濃紺の地に白の不思議な模様のチュニック(5分袖)、裾にラインストーンが入った黒のレギンズ(6分)、黒網のストッキング、黒のサンダル、焦茶のトートバッグ。

今日から都留文科大学の「ジェンダー研究1」の講義が始まる。
7時05分、家を出る。
新丸子駅から東急東横線各駅停車に乗り、自由が丘駅で急行に乗り換え。
そのまま東京メトロ副都心線に入って新宿三丁目駅で下車。
地下道を歩いてJR新宿駅東南口に出る。
8時10分、新宿駅に到着。
新宿駅南口の駅弁屋で昼食用のお弁当を買い、8時30分発の「あずさ7号」に乗車。
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↑ カメラを忘れてしまったので、携帯で撮影。
自撮り写真は、このくらいの解像度が良いな。

三鷹駅で乗車してきた女性に「三橋さん」と声を掛けられる。
見上げると、都留文科大学国文科のF先生。
「あれ?F先生は町田にお住まいじゃなかったかな?」と思ったら、お引越しをされて、しかも出講日が火曜日になったとのこと。
長い道中、ずっとお話していく。

9時38分、大月駅に到着。
9時46分発の富士急行「フジサン特急3号」(2000形)に乗り継ぐ。
富士山は雲の中で、中腹の稜線がわずかにのぞくだけ。
10時4分、都留文科大学駅に到着。
歩いて7分ほどの大学に到着。
教務関係の職員さんに挨拶。
印刷室に行き、世話になっている印刷担当のベテラン職員(男性)がいなくなって、新しい人(男性)に代わっていた。

レジュメは余裕を見て260部印刷。
今年度のTA(ティーチング・アシスタン)さんは、男子大学院生。

早いもので都留文科大学の講義は今年で6年目。
2015年度の「ジェンダー研究1」の講義、履修登録者は、
A(2時限目)123名
B(3時間目)137名

1年目はピンチヒッターだったので、2年目以降の履修登録者の増減を示すと・・・。
2年目(2011年度) 282名(最終確定)
3年目(2012年度) 327名(最終確定)
4年目(2013年度) 260名(最終確定)
5年目(2014年度) 222名(最終確定)
5年目(2015年度) 260名(暫定)
まだ暫定値だが、前年比+38名で低落傾向に歯止めがかかった?
身体への負荷を考えると200人前後がちょうど良いのだが、まあ仕方がない。

10時50分、講義開始。
第1講は「ガイダンス-「性」を考えることの意味-」。
まず、シラバス(授業計画)のプリントを渡して説明。
毎年、シラバスを読まないで受講する学生がけっこういるので、確認のため。

次に、講師の自己紹介を兼ねて、私の今までの軌跡と研究してきたことについて話す。
時間の関係で、パワーポイントで写真を見せながら簡潔に。
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■ 私の軌跡 -新宿歌舞伎町の女装ホステスからトランスジェンダー研究者へ-
(1)性別違和感の自覚と女装技術の習得
(2)ネオンの似合う「女」になる
(3)トランスジェンダーの当事者として語る
(4)「女」性研究者としてのスタート
(5)大学の教壇に立つ
(6)海外に視野を広げる
(7)トランスジェンダー研究者として 
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最後に、ジェンダー研究の講義を受講する「動機づけ」として、「性」を考えることの意味について話す。
■ 「性」を考えることの意味
(1) 「生」と「性」の不可分性
(2) 「性」を内省することの必要性
(3) 性別二元社会の仕組みを知る
(4) 女性と性的マイノリティが果たしてきた役割
--------------(ここまで)------------------
(5) 「性」を考えることの普遍性と今日性

ちょっと説明が残ってしまったが、まずまずの進度。

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↑ 昼食は「炙り牡蠣と煮穴子弁当」(仙台駅・こばやし)
おいしいが、もう少しご飯が欲しい。

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↑ 定点観測のイチョウの木。
枝先がほんのちょっと黄色くなり始めてる。

通いなれた大学だが、顔馴染の印刷室のおじさんがいなくなったり、ロッカーの位置が変わっていたり変化があり、気を遣うので疲れた。

銘仙図鑑(44)薄茶地に朱色とオリーブ色の長方形の銘仙 [銘仙図鑑(新規)]

9月28日(月)

これまで、昭和戦前期の銘仙を中心に紹介し、昭和戦後期の銘仙はほとんど取り上げてこなかった。
理由は単純で、私のコレクション、およびYUKOのコレクションに、戦後期の生産と思われる銘仙が少ないからだ。

戦後期の銘仙は、繊維統制が解除された昭和26年(1951)頃から生産が活性化し、昭和30年(1955)頃にピークを迎える。
しかし、昭和32年(1957)頃からのウール着尺の流行の影響や、そしてなにより大衆衣料の洋装化の進行によって需要・生産が急激に減少し、昭和40年代(1965~)にははほとんど姿を消してしまう。
生産期間はわずか15年ほどだった。

また、戦後の銘仙着尺の生産は、伊勢崎(群馬県)に限定されていて(秩父はもっぱら布団皮)、戦前期のような生産地の競争やバリエーションはない。

戦後期の銘仙の特色をまとめるには資料が不足しているが、デザイン的には、占領軍(進駐軍)とともに日本に入ってきたアメリカの洋服地のデザインを模倣したポップなものが主流になるとされている。
戦前の大胆な色づかいの大柄は衰退し、(地の部分が大きい)比較的小さな柄、カーテンテーブルクロスに見られるような柄が多いように思う。
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銘仙図鑑(44) 薄茶地に朱色とオリーブ色の長方形の銘仙 
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【番号】 044
【名称】 薄茶地に朱色とオリーブ色の長方形の銘仙
【色柄】 やや赤みのある薄茶色の地に、くすんだ朱色と暗いオリーブ色の長方形を規則的に織り出す。
     長方形は1幅に約6個で、柄としてはかなり小さい。
     柄と地の比率は緯糸で約3:2で、地の面積がかなり大きい。
     配列は規則的だが、単調で工夫に乏しい。
     長方形の柄は朱色とオリーブ色の中に色を変えて複数の図形を織り出すが、大きく崩れているため何種類あるか不明。
     織ずれはかなり大きく、柄の崩れも目立つ。
     戦後期に生産された普及品の銘仙の典型。
【技法】 平織、緯糸捺染の横綜。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)?
【年代推定】 昭和30年(1955)前後?
【所蔵者】 三橋順子
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↑ 長方形は1幅6個で、柄としては小さい
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柄は、くすんだ朱と暗いオリーブの2色
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↑ 朱色に白
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↑ 朱色に鼠色
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↑ 朱色にオリーブ色
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↑ オリーブ色に朱色
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↑ オリーブ色に薄いピンク
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↑ オリーブ色に鼠色(コントラスト悪い)

銘仙図鑑(43)黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙 [銘仙図鑑(新規)]

9月28日(月)

銘仙図鑑(43)黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙 
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【番号】 043
【名称】 黒地に白・赤・黄色の幾何学模様の銘仙
【色柄】 黒地に白、赤、黄の3色で幾何学模様(長いコの字形)を織り出す。
     白・赤ほぼ交互にアクセントとして黄色を入れる列と、やや小さめで白を基調にときどき赤・黄色を入れる列とが、緩い折れ線状の黒地を隔てて向き合う。
漆黒の地に同じ図柄がリズミカルに反復するデザインと、併用絣特有の鮮やかな色味が強い印象を与える。
     やや織ずれが大きいが、織自体はきわめて緻密で上質。
     アール・デコの影響を強く受けた銘仙の典型的な作例。
【技法】 平織、経糸・緯糸捺染の併用絣。
【産地推定】 伊勢崎(群馬県)?
【年代推定】 昭和5~10年(1930~35)??
【所蔵者】 三橋順子
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↑ 列による図柄の大きさの違い
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↑ やや織ずれがあるが併用絣の特色がよくわかる
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↑ 黄色がアクセントとして効いている。

中秋の名月 [天文・気象・生物]

9月27日(日)
野猫さんと手をつなぎながら、そぞろ歩き。
見上げれば、雲間の名月(東京原宿)。
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9月27日(日)3カ月ぶり、目黒→原宿デート [交友]

9月27日(日)   曇りときどき晴れ  東京  24.5度  湿度76%(15時)

おゆうちゃんと久しぶりのデート。
夏の間、私は執筆で超多忙、彼女は体調不良やなにやらで、なかなか都合がつかなかった。
前回、会ったのは6月だから3か月ぶり。

14時過ぎ、東急目黒線奥沢駅のホームにいるというので迎えに行く。
私が乗っていった電車を降りて、彼女を探して、次の電車に乗ろうと思っていたら、探すまでもなく、電車が止まった目の前に、とても目立つ人がいた。
秒速で、乗ってきた電車に回収して、そのまま目黒駅へ。

駅近くの「Miyama cafe」へ。
私は軽く昼食。
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↑ 照り焼きチキンサンドとコーヒー(1000円)
なにしろ3か月ぶりなので、話すことはたくさんある。

歩いて数分の「時代布 池田」へ。
最初に「うきうき着物」のオフ会でこの店に来たのは、いつだっけ?
13年くらい前かな。
店のたたずまいは変わらないが、ご高齢の池田重子先生はさすがにもう店には出ていられない。

JR山手線で原宿駅に移動。
表参道の古着屋の「CHICAGO」へ。
戦後生産の銘仙の典型的なものがあったので「標本」として購入。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-09-28-3

神宮前の交差点を渡る。
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↑ う~ん、なんというか、ますます風格が出てきたような気がするなぁ。
ただ歩いているだけなのに、オーラが出てる。
なにより、頭から足まで軸がきれいに通っていて、歩き方が美しい。

交差点の角に出ている「CHICAGO」の露店を物色。
戦後銘仙(と思われるもの)を見つけたけど、荷物が大きくなるので控える。
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↑ お買い物。
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↑ 昼間は雲が厚かったが、夕方になって晴れた。
これならお月さま、見られるかな。

適当な時間になったので、神宮前6丁目の「燕 東京茶楼」というお店を探す。

あっ、ここだ。
私の見当の通り、あまり迷わずに済んだ。
「燕(えん)」といえば「燕京」で北京料理かと思ったら、そうでもないみたい。

今夜は、この店を貸切って「着物BAR」というイベントが開かれる。
少し早く着いたので、ドアの前で撮影。
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↑ 大きな麻の葉柄だが、筋の上に水玉がたくさん乗っている。
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↑ 私の着物は、銀鼠と濃紺の太縞に巨大な萩の葉の柄の足利銘仙(単衣)。

「着物BAR」は、香椎翔太郎さんが主宰する着物好き・和芸好きの若い人たちのパーティ・イベント。
今夜も、琴&津軽三味線の演奏や、金彩工芸の実演などがあった。
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2~3世代も違うので知っている人は誰もいなかったが、若い世代に、これだけ着物好きの人たちがいるのは、とてもうれしい。
ただ、意外に情報が断絶している。
せっかく積み上げたものは、できるだけ継承した方がいいと思った。

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↑ 金魚と戯れるおゆうちゃん 。
花や小動物と戯れている時、おいしいものを食べているときの穏やかで優しい表情が、私は大好き。
だから、ついレンズを向けてしまう。

21時、辞去。
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↑ 金木犀と戯れている。

手をつなぎながら、そぞろ歩き。
見上げれば、雲間の名月。
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ああ、良い秋の一日だった。


ヒルズ猫 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

9月26日(土)

六本木ヒルズで。
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「ん?」

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「この庭園の管理人ですが、にゃにか?」

京都大原白骨化遺体事件(犯人逮捕) [事件・事故]

9月26日(土)

この殺人・死体遺棄事件、解決してみれば、中年男女の、古風に言うと「痴情のもつれ」、今風に言えば「交際のトラブル」が原因だったが、実は注目していた。

なぜなら、遺体を埋めた場所がすごく山の中だったから。
2015年5月に遺体が発見された時のニュースに「左京区大原大見町思子淵(しこぶち)神社近くの山中」とあったので、「変わった名前の神社だな、どこだろう?」と思って調べたら、とんでもない山奥で、画像を見ると廃村の廃神社という趣だった。
ちなみに、思子淵(しこぶち)神社は、安曇川流域に分布するとのこと。

でも、そんな山の中に埋めたのに1年も経たないうちに山菜採りの人に発見されてしまうのだから、偶然とは恐ろしい。

発見当初は被害者を「20~30代の女性」ということで探していたがなかなか身元が判明しなかった。
それを「40代」に広げたら、じきに身元が判明した。
身元が判明したら、あっさり容疑者が浮かび、解決に至った。

遺体発見→身元判明→容疑者浮上→逮捕という殺人・死体遺棄事件が解決に至る基本的な流れがよくわかると同時に、どこかでちょっと間違うと、たちまち捜査が難航するということもわかる。

犯罪捜査の初級教科書に使えそうな事件だなと思った。

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女性白骨遺体、京阪電鉄社員の男逮捕 遺棄容疑、認める

京都市左京区の山中で5月、成人女性の白骨遺体が見つかった事件で、京都府警は15日夜、昨年夏に遺体を遺棄したとして京阪電鉄社員の西脇政樹容疑者(55)=京都市北区紫野花ノ坊町=を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認め、殺害をほのめかす供述もしているという。

捜査1課によると、遺体はDNA型鑑定の結果、京都市左京区の無職、細川朋恵さん(当時43)と判明した。西脇容疑者は昨年7月下旬から8月上旬までの間、細川さんの遺体を左京区大原大見町の山中に埋めて遺棄した疑いがある。2人は知人で、昨年春ごろから親しくしていたという。
遺体は5月16日、山菜を採りに来た近所の人が頭蓋骨(ずがいこつ)を見つけて発覚。周辺の捜索で、深さ数十センチの地中から白骨化した胴体部が見つかった。昨年8月下旬に細川さんの家族から府警に行方不明の届け出があり、交友関係の捜査で容疑者が浮かんだという。
「朝日新聞」2015年9月16日01時49分
http://www.asahi.com/articles/ASH9H76FHH9HPLZB013.html
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殺人容疑で55歳男再逮捕=山中の女性遺体―京都府警

京都市左京区の山中で同区の無職細川朋恵さん=当時(43)=の遺体が見つかった事件で、京都府警捜査1課などは26日、殺人容疑で北区の西脇政樹容疑者(55)を再逮捕した。容疑を認め、「交際をめぐるトラブルがあった」と供述しているという。

逮捕容疑は2014年7月30日ごろ、左京区の駐車場に止めた西脇容疑者の自家用車内で、細川さんの首を絞め殺害した疑い。 
「時事通信」2015年09月26日 19:01