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文化資源学会の「遠足」の下見(新宿点景) [お仕事(講義・講演)]

3月2日(水)

午後、月末(26日)の文化資源学会の「遠足」で案内人をつとめる「新宿グランドツアー」の下見。

新宿駅東口を14時に出発して、「三越裏」→天龍寺(四丁目)→追分(三丁目)→太宗寺(二丁目)→「ゲイタウン」→花園神社→ゴールデン街→歌舞伎町と新宿の街をぐるっと大回りして16時半に駅に戻ってきた。

2時間半、休みなしで歩いて、さすがに足の裏が痛くなったが、足腰にそれほどダメージはなかった。
まあ、よほど坐骨神経痛が悪化しない限り、大丈夫かなという感触。

旧・「二幸」(=現「アルタ」裏)に昔からある「三平酒寮」を懇親会場に予約できたし、半日を費やして下見したかいがあった。

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↑ 新宿四丁目(旧・旭町)の天龍寺の山門。
葵の紋所が示すように、徳川家康の側室で二代将軍秀忠の母になった西郷局の菩提寺。
明治政府が天龍寺の門前町を木賃宿指定地にし、スラム化を招いたのは、徳川将軍家所縁の寺への意地悪か?

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↑ 新宿通りと御苑大通りの交差点南西側に立っている超薄っぺらなビル(新宿ビル1号館2号館3号館)。
1960年代末に御苑大通りを南に延長した際、路面にならなかった「削り残し」の敷地に立っている。
右側の細い路地は当時のまま。
左側のケヤキが連なっている中央分離帯がある道路部分が、その際の立ち退きで姿を消した闇市系飲み屋街「千鳥街」の跡地。

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↑ 新宿二丁目の古刹・太宗寺の猫。
閻魔堂や不動堂の周囲にいつも3~4匹いる。

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↑ 二丁目「ゲイタウン」の貼紙形式の立て看板。

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↑ 二丁目北西端。交番(四谷警察署御苑大通交番・右下)のすぐ後ろに、ソープランドが入っているビルがある(「角海老」の広告のあるビルと、その左の「多恋人」のビル)。
旧「赤線」指定地がソープランド営業許可地域に引き継がれている例で、すっかり「ゲイタウン」化した新宿二丁目の中で、「新宿遊廓」→「二丁目赤線」と受け継がれた数少ないヘテロセクシュアルの性風俗の場。

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↑ 新宿歌舞伎町「風林会館」向かい側(南側)の細い路地。
知ってる人でないと気づかないほど入口が狭い。
1951年にできた旧「青線」の「歌舞伎小路」の跡地(現:新宿センター街)。
「ゴールデン街」地区がカジュアル化しつつある現在、新宿「青線」街の雰囲気を一番残している。

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↑ 歌舞伎町のランドマーク「風林会館」前交差点から西を見ると、見慣れない高層ビルが・・・。

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↑ 「コマ劇」跡の「新宿東宝ビル」ビル。
31階建ての高層ビルで、970室の大規模ホテル「ホテルグレイスリー新宿」やシネコンが入っている。
まったく景色が変わってしまってびっくり。 
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↑ ゴジラは近くに寄り過ぎると見えにくい。

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↑ 歌舞伎町のもうひとつのランドマーク「王城ビル」は健在。 

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↑ 「王城ビル」西側、弁天様のレプリカがある「歌舞伎町公園(弁天公園)」。
弁天様は、この地にあった旧・大村伯爵邸の池の中島に祀られていたもの。
そこを「尾張屋銀行」が買収して更地にしたが、弁天堂だけは残した。
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↑ 入口の石柱。
「奉納 株式会社 尾張屋銀行」「大正十二年三月吉日」
歌舞伎町で見ることができる、おそらく一番古い歴史遺産。 

3月2日(水)残すところあと1回 [お仕事(古代史)]

3月2日(水)  晴れ  東京  12.4度  湿度32%(15時)

8時15分、起床。
朝食は新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のカカオ・ド・クレームとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪を洗い、よくブローして、あんこを入れて頭頂部で結び、シュシュを巻く。
化粧と身支度。
紺地に白い雲のような模様のロング・チュニック(長袖)、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショートブーツ、焦茶のトートバッグ。
ボア襟の黒のカシミアのポンチョ。

10時、家を出る。
午前中、自由が丘「産経学園」で「『続日本紀』と古代史」の講義。
『続日本紀』巻20の購読。
天平宝字2年(758)4月~6月条。

その後、今朝、新聞各紙で報道された福岡県糸島市三雲・井原遺跡で発見の弥生時代後期(1~2世紀)の硯について解説。
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後漢が朝鮮半島北部(平壌付近)に置いた楽浪郡の土器といっしょに出土している点が興味深い。
今まで文字の受容については、文字そのもの(刻書土器・墨書土器など)が注目されていたが、硯・墨・筆などの筆記具にも注意を向けるべきだろう。

12時、終了。
28年間続けたこの講座も、いよいよ次回が最終回。

昼食は、タイ家庭料理「クルン サイアム」へ。
今日は、直前にグループ客が出ていったので、待たずに案内される。
久しぶりにグリーンカレーのランチを注文(1080円)。
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タイ旅行で、あまりカレーを食べられなかったから。

郵便局、銀行を回って、学芸大学駅に移動。
また銀行に寄った後、東口商店街の「ドトール」で時間調整を兼ねて読書。
(続く)