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3月13日(日)「人形のお時ーノガミ(上野)男娼の華ー」のレジュメ、完成 [性社会史研究(性別越境・同性愛)]

3月13日(日)

11時、起床。

少し前から取り掛かっていた「人形のお時ーノガミ(上野)男娼の華ー」のレジュメ、最後に残していた長い座談会からの抜き書きを加えて、ほぼ完成。

「小ネタ」のつもりが資料を丁寧に拾っていったらA4版10枚になってしまった。

ところで、お時姐さん、自分たちを蔑視する人に対してこんなことを言っている。

「世間の人たちが私たちを、さげすんだり、白い眼でみるけど、自分の子どもとか親戚に、私たちのような人がいないともかぎらないのよ。それを笑ったりする人の身内にも、そういう人がいたとすると、笑えないじやない。同情して欲しいとは思わないわ。でも、もっと理解してほしいと思うの。」

1961年、56年前の発言だが、十分に今でも通用する。

「同情して欲しいとは思わないわ」と言い切る気概、むしろ現代の「同情して欲しい」マイノリティーに学んでほしい。

長年、気になっていた郷里の大先輩のことを、一応(まだ未見資料が出てくるかもしれないが)まとめることができて、良かったと思う。

人形のお時(100万人のよる196104)(2).jpg
↑ 1961年頃の「お時」姐さん。
36歳のはずだが、十分に美しい。
(『100万人のよる』1961年4月号)