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文部科学省の「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」について [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月3日(日)

1日に公表された、文部科学省の「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」についての解説記事が、『朝日新聞』の2日朝刊、社会面に大きく掲載された。
(文部科学省の通達の原文)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/__icsFiles/afieldfile/2016/04/01/1369211_01.pdf

内容的には、今まで「性同一性障害など」と意図的にぼやかされていた対象が「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒」という表現で「性的指向」が明記され、「性的指向が同性に向かう同性愛、男女両方に向かう両性愛」という解説の形で「同性愛」「両性愛」という単語が表記されたことが大きな進歩(欧米諸国の人たちからしたら「笑い話」だろうが、これが日本政府の現状)。

性的少数者の圧倒的多数を占める「同性愛」「両性愛」について、今まで文部科学省は「同性愛」「両性愛」への対処に拒絶感をもつ与党自民党に配慮して、頑なに表記を避けていたが、昨年来のLGBT運動の盛り上がりや、このテーマに一定の(自民党議員としては)理解がある馳浩氏が文部科学大臣に就任したこともあって、ついに表記に踏み切った。

ただし、通達の原文を読むと、「同性愛」「両性愛」という表記は第1章の「用語について」の中のわずか1箇所だけで、しかも法務省の文書を引用する形で、自民党筋から突っ込まれた場合には「文科省の見解ではありません」と言える逃げ道を周到に作っている(該当箇所 ↓)。
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※「性自認」と「性的指向」は異なるものであり、対応に当たって混同しないことが必要です。性的指向とは、恋愛対象が誰であるかを示す概念とされています。
「人権の擁護(平成27年度版)」(法務省人権擁護局)では、性同一性障害の人々は「社会の中で偏見の目にさらされ、昇進を妨げられたりするなどの差別を受けてきました」とされています。また、性的指向が同性に向かう同性愛、男女両方に向かう両性愛の人々についても「少数派であるがために正常と思われず、場合によっては職場を追われることさえあります。このような性的指向を理由とする差別的取扱いについては、現在では、不当なことであるという認識が広がっていますが、いまだ偏見や差別が起きているのが現状です」とされています。
Sexual Orientation(性的指向)とGender Identity(性自認)の英語の頭文字をとった「SOGI」と
の表現もあります。
まずは教職員が、偏見等をなくし理解を深めることが必要です。
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他の部分は、すべて「性同一性障害に係る児童生徒について」の対応で占められている。

実際は、性的指向についてもちょっと言及したという程度で、「同性愛」「両性愛」児童生徒への具体的対応は皆無。
その点、「性同一性障害に限らず、「同性愛」「両性愛」も含む性的少数者の子どもへの対応」がなさたように解説する『朝日新聞』の記事は、かなりミスリードだと思う。

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性的少数の子、もっと知って 文科省、教員向け手引公表

性的少数者に関する学習の成果を発表する丹原東中の生徒と教員ら=1月30日、松山市

文部科学省は1日、性同一性障害に限らず、「同性愛」「両性愛」も含む性的少数者の子どもへの対応について、小中高校の教職員向けの手引を公表した。学校での理解がなかなか進まないためだという。

手引は性同一性障害への対応が中心で、過去の支援事例を改めて紹介したほか、学校から寄せられた疑問にQ&A形式で答えている。支援事例は「自認する性別の服装を認める」「卒業証明書の発行では卒業後に性別を変えた者が不利益にならないよう対応する」など。Q&Aでは「他の生徒に隠している例はあるか?」との問いに「約6割が他の生徒や保護者に知らせていない」とした。

性同一性障害は、男性か女性かなどの自己認識を示す「性自認」を巡る課題。どの性を好きになるかを示す「性的指向」と混同しないよう注意した。さらに、性的指向に関わる同性愛と両性愛に言及し、「偏見や差別が起きている」と明記した。子どものいじめ被害や不登校、自殺にもつながる危険があるとされ、手引を教育委員会担当者向けの研修などで使い、現場に周知するよう求める考えだ。

馳浩文科相は1日の記者会見で、「教職員の理解を促し、不安や悩みを抱える児童生徒が相談しやすい学校の環境づくりを推進する」と述べた。
 (高浜行人)

 ■学校現場、進まぬ理解
「プライベートな部分だから関わりたくない、と考えているのでは」。北海道の公立高校に勤める40代の養護教員は、同僚を見ていてそう思った。「生徒に当事者がいるとわからなければ関心が持ちにくく、教職員の間で話題になることはほぼ無い」と話す。

関東地方の小学校に勤める40代の女性教員は昨年、道徳に関する教員研究会で性的少数者を題材にした授業を提案した。だが、参加者から「ふさわしくない」「性的少数者の子どもが増えてしまう」などと批判されたという。

 ■罪悪感抱く日々
2月に性的少数者の若者と国会議員の懇談会が国会内であった。高校のときに性的少数者と自覚したという大学院生の女性(23)は「笑いものにする教員らがいて、同性愛などの話ができなかった。罪悪感を抱く日々だった」と明かした。

性的少数者の子どもと学校環境について研究する日高庸晴・宝塚大教授は「自校にはいないと思う教職員が多く、教える必要性が広く理解されていない」と指摘する。日高さんは2011~13年に教員約6千人を調査。「6~7割の教員が教える必要を感じながら、実際に教えた経験者は1割」だった。

認識不足がいじめ被害につながることもあるという。支援団体が、13年に性的少数者約600人に調査した結果、7割が「学校でいじめに遭った」と回答した。自身も心と体の性が一致しない性的少数者で、福岡県で支援活動をする石崎杏理さん(31)は「親に理解されづらい当事者にとって、教師は助けになれる唯一の大人であることが多い。教師の理解で救われる子が大勢いる」と語る。

 ■意欲的な学校も
文部科学省は昨年4月、性的少数者の子どもに配慮するよう全国の小中学校や高校に初めて通知した。啓発に取り組む教育委員会や学校も増え始めている。

福岡市教委は昨年、小学校高学年向けの副教材で初めて取り上げ、石崎さんの体験を紹介した。神奈川県教委も昨年、県立学校の教職員に「性的マイノリティについて理解する」と題した資料を配った。

愛媛県の西条市立丹原東中学校では14~15年度、生徒が道徳などの授業で、当事者から直接話を聞いたりして学んだ。地域住民の会合に生徒が参加し、学習内容を紹介する活動もした。当時の校長だった渡部敏文さん(61)は「人権を考える課題と認識しながら、取り組んでいない後悔があった」。教員の武田志津さん(49)は当事者から話を聞き、教え子の顔が浮かんだという。「不登校の原因だったかもしれない。傷つけていたのなら、本当に申し訳ない。これからは理解の輪を広げていきたい」
 (二階堂友紀、芳垣文子)

 ■手引のポイント
 ・「性自認」と「性的指向」は異なり、対応に当たって混同しないことが必要
 ・性別に関する違和感には強弱があり変容があり得る
 ・教職員が正しい知識を持ち相談しやすい環境を整えることが望まれる
 ・人権教育の一環で取り上げる場合、教育の中立性の確保に注意を払う

 ■性的少数者をめぐる国の対応
2002年 政府の人権教育基本計画に「同性愛者への差別」の解決が盛り込まれる
  04年 性同一性障害特例法が施行
  10年 文部科学省が性同一性障害への対応徹底を求める事務連絡
  12年 政府の「自殺総合対策大綱」で自殺の恐れが高い層として性的少数者に言及
  14年 文科省が学校での性同一性障害への対応の調査結果を発表
  15年 文科省が性的少数者の子ども全般に配慮を求める通知
  16年 文科省が教職員向け手引を作成。性同一性障害に加え同性愛、両性愛も明記される

『朝日新聞』2016年4月2日05時00分
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12290583.html?_requesturl=articles/DA3S12290583.html&rm=150

4月3日(日)野生のあしたば [日常(料理・食べ物)]

4月3日(日)

12時、起床。

ぐっすり眠って昨日の疲労はほとんど取れたが、先週は出ずっぱりだったので、今日は自宅で静養。

朝食は、カスタードクリーム・デニッシュとコーヒー。

午後、昨日の「日記」を仕上げる。
その後、あるイベントに関してメールをやりとり、その後、電話連絡。

南伊豆で買ってきた野生のアシタバを調理。
香りが強く、葉が開いていない。
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半分を胡麻和えに、残りは天麩羅に。
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夕食は、昨日の「屋形舟」のお土産の天麩羅。
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↑ 桜の花の天麩羅。ちょっと苦い。

足りないので、玉ねぎ、エリンギ、ピーマンを揚げる。
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最後に野生のアシタバを揚げる。
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揚げ物はあまりしないので、いつまでたっても上手にならない。
でも、今日は、まあまあかな。

今夜から始まったNHK総合の海外ドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」を見る。
アクションシーンが多く、まずまず面白い。
舞台は1630年のフランス、ブルボン王朝のルイ13世の治世。
日本で言えば江戸時代初期、徳川三代将軍家光の時代に相当するが、あの時代のパリってあんなに無秩序で田舎っぽかったのだろうか?

「ミレディ」(女優:メイミー・マッコイ)という妖艶な悪女が出てくるのだが、その吹き替えの声に聞き覚えが・・・。
調べてみたら、韓国時代劇「トンイ」の「ヒビン様(禧嬪張氏)」ではないか。
声の主は林 真里花さん。
ああいう声になりたかったなぁ。

就寝、4時。