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NHK総合・特報首都圏 「あなたの中の“男と女”~LGBTの枠を超えて~」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

5月20日(金)

NHK総合・特報首都圏 「あなたの中の“男と女”~LGBTの枠を超えて~」を視る。

レインボープライドパレード渋谷の「同性パートナーシップ証明書」(東小雪・増原裕子さん)から始まって、女性ホルモン投与によるラットの脳の女性化(塚原伸治埼玉大学大学院准教授の研究)やショウジョウバエの遺伝子操作による同性愛行動(山元大輔東北大学大学院教授の研究)を経て、「無性」・「Xジェンダー」の人(真田健太郎さん)が紹介されて、女装クラブ(新宿「女の子クラブ」)で終わるって・・・。
う~ん、どうしてこういう構成になっちゃうのかなぁ・・・。

そもそも「心の性」への注目するというのは、Tには関わることではあっても、LGBにはそれほど関係ない。

ゲイは「心の性」が女性だから男性を愛するわけではなく、レズビアンは「心の性」が男性だから女性を愛するわけではない。
そこら辺の誤解が、LGBの社会的な理解を妨げてる一因になっているわけで、LGBの前振りで「心の性」を解説されると、むしろそうした誤解を増幅しかねない

ゲストの牧村朝子さんは、そこらへん(「心の性」と「好きになる性」の区分)を、ちゃんと説明していたけど、その解説が全体の構成と合致せず、やや浮いてしまっていたように思えた。

この種の番組によくあることだけど、やはり材料を詰め込み過ぎだと思う。

多様な性の在り様を紹介しようとする努力はわかるが、もう少し整理しないと、視聴者はますますわからなくなるのではないだろうか。

それと、もっと根源的なことなのだが・・・。
脳科学や遺伝子解析の進歩によって同性愛や性別違和の原因を究明することが、同性愛者やトランスジェンダーへの社会的理解を進め、人権を尊重することに、はたして大きく寄与するのか、私はかなり疑問に思っている。

当事者的には原因が判ったことで何が変わるわけではないし、器質的な原因が判明すれば、必ずそれを取り除いて「治療」しようという優生思想的な動きが出てくる。

原因はなんだろうが「私たち(LGBT)はここにいる」ということが大事なのだと思う。

そのことは、NHKのディレクターからレクチャーを求められたときに、伝えたつもりだったのだが・・・。
残念ながら、うまく伝わっていなかったようだ。

http://www4.nhk.or.jp/tokuho/x/2016-05-20/21/4756/1503989/

5月19日(木)東京経済大学コミュニケーション学部「ジェンダー関係論」第5講「『性』の多層構造論 ―『性』を模式図で考えてみる―」 [お仕事(講義・講演)]

5月19日(木)  曇り  東京  25.1度  湿度41%(15時)

11時、起床。
朝食はダークチェリー・パイとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はブローして、あんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。

13時、化粧と身支度。
濃紺の地に白の不思議な模様のチュニック(6分袖)、裾にラインストーンが入った黒のレギンス(5分)、黒網のストッキング、黒のサンダル、焦茶のトートバッグ

14時、家を出る。
昼食は、武蔵小杉駅構内の「讃岐うどん」。
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ぶっかけ(冷)+鶏天(370+150=520円)。

JR南武線14時34分発の立川行快速に乗車。
府中本町駅で降りて15時01分発のJR武蔵野線に乗り換え西国分寺駅へ。
西国分寺駅15時16分発のJR中央線に乗って、15時19分、国分寺駅に到着。
徒歩で大学へ。

15時30分、東京経済大学に到着。
講師控室でレジュメを印刷(32部)。

16時20分、講義開始。
大量に残っている第4講「『性』の4要素論 ―『性』を要素分解してみる―」を解説。

1 身体の性(生物学的性) セックス(Sex)
 (1) 身体の性の要素
   a 遺伝子の性
   b 染色体の性
------------------(ここから)------------------------
   c 性腺の性 
   d ホルモンの性
   e 内性器の性
   f 外性器の性
   g 脳の性
   h 身体外形の性 
 (2) 「イブ原理」-性分化の仕組み-
 (3) 性分化疾患(DSD)/インターセックス(IS)
2 性自認(性同一性)ジェンダー・アイデンティティ(Gender Identity)
3 社会的性(性役割/性別表現) ジェンダー・ロール/ジェンダー・パターン(Gender Role/Gender Pattern)
4 性的指向(対象の性) セクシュアル・オリエンテーショ(Sexual Orientation)

残り35分で、ようやく第5講「『性』の多層構造論 ―『性』を模式図で考えてみる―」に入る。
1 「性」の4要素を組み合わせると・・・。
 (1) 16パターンの「性」
 (2) 「性」の多様性
2 「性」を多層構造で考える
 (1) 多数派の男性/女性
 (2) 同性愛の男性/女性
 (3) トランスジェンダー(TG)
----------------(ここまで)-----------------
3 L/G/B/Tをめぐる諸問題
 (1)L/G/B/Tとは?
 (2)同性パートナーシップ/同性婚とは?
 (3)性別違和感(Gender Dysphoria=GD)とは?
 (4)性同一性障害(Gender Identity Disorder=GID)とは?
 (5)性別移行の「脱精神疾患化」

頑張って遅れをかなり挽回。
17時50分、終了。

18時、講師控室に戻ってコメント票の整理と出欠記入。
18時10分、辞去。
JR中央線国分寺駅18時23分の高尾行きに乗る。
立川駅でJR南武線18時33分発川崎行に乗り換え。
(続き)

無茶ぶり「細雪ごっこ」 [着物]

5月18日(水)

本郷「弥生美術館」の「谷崎潤一郎文学着物を見る」を見に行くにあたって、なぜか「どうせなら『細雪ごっこ』をしましょう」という話になった。
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↑ 1983年、東映制作の映画『細雪』の四姉妹
右から、長女(岸恵子)、次女(佐久間良子)、三女(吉永小百合)、四女(古手川祐子)

発案者が酔っぱらっていたとしか思えない「無茶ぶり」なのは承知の上なのだが・・・。

残念なことに三女役の方が都合がつかず、当日は三人になってしまい、四姉妹並びは断念。
今度は、会場にも展示されていた『細雪』の姉妹のモデルになった「森田四姉妹(の内の三姉妹)」の写真にチャレンジ。
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↑ 右から、次女松子(谷崎潤一郎夫人)、その娘、四女信子、三女重子の姉妹。

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やっぱり「無茶ぶり」だった・・・。
次女役がデカ過ぎるとか、四女役が妙に色っぽ過ぎるとかを置いたにしても、やはり、着物のセンスが違いすぎる。

関西大阪)の富裕な商家の着物感覚は、私たちには遠すぎた。
私たちだと、ほぼ時代は同じでも、屋号の尻尾に「楼」の字が付く東京の怪しい店の女ご一行になってしまう。

あつこ女将は、鮮やかなシアンブルーの地に大きくあやめを染めた着物に、中くらいの大きさの鱗の帯、薄物の羽織には燕が飛んでいるという季節感いっぱいのコーディネート
「さすが~ぁ!」と声に出てしまった。

おゆうちゃんは、ピンクの地に大輪の百合を織り出した夏銘仙。
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私は、山道(銀鼠色)に咲く鈴蘭を織り出した足利銘仙に、錆朱・黒・樺色の横縞の帯を角出しに結ぶ。
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美術館で知らないご婦人に「これ鈴蘭でしょう。私大好きなのよ。いいもの見せてもらったわ」と言ってもらい、うれしかった。

弥生美術館と竹久夢二美術館をゆっくり一巡した後、併設の「カフェみなとや」でお茶。
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あつこ女将とは、2015年11月に神楽坂でお会いして以来1年半ぶり。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-11-24-1
ご一緒できて、とてもうれしかった。
そして、案じていたよりずっとお元気で、何より。

弥生坂を下って根津へ。
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「根津珈琲店」で、軽く食事をしながらまたおしゃべり。
18時、女将さんを東京メトロ千代田線根津駅にお見送り。

おゆうちゃんと2人で弥生坂を上る。
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↑ いつものことながら、頭の先から足まで一直線に芯が通り、踏み出し足と蹴り足がほぼ一直線上にくる実に美しい歩き方(もう暗くなりかけているので、スローシャッターでブレている)。

まるで江戸時代の人のように根津から本郷を通って白山まで歩く(所要30分)。

昨年暮に行った、旧・白山花街の一角にある居酒屋「ありあけ」へ。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-12-26
女将さんに着物を誉めてもらったり、大将の昔話を聞いたり、楽しい時間を過ごす。
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↑ 「ありあけ」の女将さんと。

21時半、辞去
ああ、楽しい一日だった。