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職場の「LGBT研修会」の実態 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月10日(土)

性別移行途中の性同一性障害の方が、職場の「LGBT研修会」に参加した感想。
http://ameblo.jp/waka-matsu-yuki/entry-12226928471.html
http://ameblo.jp/waka-matsu-yuki/entry-12226979313.html
http://ameblo.jp/waka-matsu-yuki/entry-12226981191.html

いろいろろ考えさせられる点が多い。

私も研修会に参加して、アライ・ステッカーをもらいたい、
と軽口叩いている場合じゃなく、
非当事者向けの職場講座で、当事者向けではないとはいえ、当事者が「行かなきゃ良かった・・・」「その場から立ち去りたくなりました」と感じる内容というのは、いかがなものか?

「研修自体が、当事者がいない前提になって」いたそうだが、いつでも、どんなところにも当事者はいるという前提で話をするのが、当事者運動の基本だと思う。

実は、今年の5月の「東京レインボープライド」で某企業ブースに立ち寄った時、「新井向け」じゃなかった「アライ向け」の短い講義を受ける機会があり、その内容にかなり違和感があった。
それ以来、企業向け「研修会」の内容に関心をもっていたのだが・・・。

村木さんが頑張っているのはよく知っているし、企業研修はやらないよりやった方がいと思うが、それでも、基本は忘れてはいけないと思う。

非当事者向け企業研修会の件、そもそも当事者と非当事者を分別できると思っているとしたら、かなりおかしい。
GやL、ましてBは、見かけだけではわからないことが多い。

比較的外観でわかりやすいTでさえ、このブログの筆者のようにわからない人はいくらもいる。
私だって「東京レインボープライド」の某企業ブースで、アライ候補者扱いされた。

誰が当事者で誰が非当事者かなんて、本人が正直に申告しない限りわからない。
しかし、それを求めたら、カミングアウトの強制になり、アウティングに等しい。

分別できないのだから、その場に当事者がいるかもしれない、いやいるだろう、と考えて話をするのが、マイノリティをテーマにする場合の基本なのだ。

「いつどこにでもLGBT当事者はいる」という感覚を養うことは差別をなくしていくために、とても重要で有効なことだ。
そのための研修を「LGBT当事者がいない」という前提でしているとしたら、それはおかしいだろう。

それに「LGBT当事者」と言っても、L/G/B/Tを兼ねられる人はいない(最近は、いるという噂も聞くが)。
だから、このブログの筆者も言っているように、他のカテゴリーの人の話を聴くことは当事者にとってもためになる。
そういう意味でも、非当事者も当事者もいっしょに学べる研修会であってほしい。

12月9日(金)関東学院大学「セクシュアリティ論」第11講「『買売春』を考える(1)―「性の商品化」論と買売春論の基礎―」  [お仕事(講義・講演)]

12月9日(金)  晴れ  横浜  17.9度  湿度47%(15時)

9時半、起床。
朝食は、カスタードクリームデニッシュとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪と身体を洗い。髪はよくブローして、あんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
化粧と身支度。
青基調に楕円形模様のロング・チュニック(長袖)、黒のブーツカットパンツ、黒網の膝下ストッキング、黒のショートブーツ、焦茶のトートバッグ。
黄色のニットのポンチョ。
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12時前、家を出る。
郵便局に寄って、簡易書留3通を発送。

東急東横線で横浜へ。
昼食は京浜急行ホームの「タリーズコーヒー」。
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↑ 4種のクリームパスタ(パストラミときのこ仕立て)&コーヒー(990円)

13時15分発の快特(三崎口行)に乗車。
13時33分、金沢八景駅に到着。

13時46分発のバスに乗る。
ちょっと撮影(別掲)。
13時55分、講師控え室へ。
レジュメは135部印刷.
15分前に教室(3号館5階502番)へ。

15時「セクシュアリティ論」の講義開始。
コメント票の質問に答え、感想を述べる。

まず、第10講「『恋愛』と『結婚』のジェンダー&セクシュアリティ ―その現在―」の残りを解説。

1 結婚難の時代
 (1) 基本的要因
 (2) 恋愛と結婚の直結
 (3) 「婚活」は有効か? 埋まらない溝
2 「恋愛」と「結婚」の問題点
 (1) ドメスティック・ヴァイオレンス
 (2) 選択的夫婦別姓制度
---------------(ここから)--------------------- 
 (3) 同性パートナー問題
 (4) シングルマザー問題
 (5) 非婚単身者の激増
おわりに―「恋愛」と「結婚」の未来像―
(余白)捨て猫の寓話

続いて、第11講「『買売春』を考える(1)―「性の商品化」論と買売春論の基礎―」に入る。

1 「性の商品化」とは何か?
(1)定義
(2)なぜ「性の商品化」はいけないとされたのか?
(3)「性の商品化」論への反論
2 「買売春」論の基礎
(1)売春の定義
(2)売春はなぜいけないとされるのか? ー主張と反論ー
(3)「セックスワーク(性的サービス労働)論」の登場

予定していた内容を話し終え、16時30分、終了。

講師控室に戻り、後片付け。
16時45分、辞去。
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↑ 中庭のクリスマスツリーと半月(16時47分撮影)。

16時49分発のバスに乗る。
17時11分発の急行で座っていく。
車中、コメント票の整理。

18時15分、自宅最寄り駅に帰着。
駅前の「ドトール」で休憩。

19時過ぎ、帰宅。
今日は右の坐骨神経痛(お尻から太腿)はほとんど痛まなかったが(1)、骨盤の上へりあたり(腰)が痛くて、少し辛かった。

夕食は、家猫さんが職場の忘年会でいないので簡単に。
海老カツ。
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牡蠣フライ。
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九条葱入り餃子。
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生野菜。
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やっぱり疲れた。
微妙に本調子じゃないのだろう。
就寝、23時。

やっと快晴 [日常(花・街・山・猫・蝶)]

12月9日(金)
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金沢八景(横浜市)平潟湾。

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今シーズン(の金曜日で)初めての快晴。
関東学院大学の近くの「室の木歩道橋」の上から。

自己肯定感と病院受診 [日常]

12月9日(金)

あるFB友達の「自己肯定感と病院受診は絶対関係してるはず」という説を読んで、「ああ、そうだったのか・・・」と納得。

私がめったに病院に行かず、健康診断なんてもう35年以上も受けていないのは、自己肯定感が低いからなのだ。

たしかに、こんな駄目な人間、いつ死んでもいい、いや、きっと
近々、死ぬだろう、といつも思っている。
だから、自分の身体を大事にするという感覚に乏しいのだ。

父親の通夜の時、棺の傍らに横になって、真っ先に思ったのは「ああ、これで自由になれたのだ。いつでも死ねるのだ」ということだった。

親不孝であることは重々承知していたが、それでもさすがに親より先に死ぬのは最大の不孝だから、父が生きている間は死ねないという気持ちが強くあった。
その枷が、外れたということだ。

俳優の成宮寛貴が芸能界引退に追い込まれる [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月9日(金)

まったくひどい話だなぁ。

日本の芸能は、世阿弥や出雲お国の時代から、江戸時代の歌舞伎の女形たちを経て、名前は挙げられないけど近現代の演劇舞台まで、シスジェンダー&ヘテロセクシュアルじゃない人がずっと活躍してきた世界じゃないか。

ゲイだからって、芸能界を引退しなくちゃいけないような世界に、いつなったんだ?

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『スポーツニッポン』2016年12月10日

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成宮寛貴が芸能界引退、所属事務所が発表

俳優の成宮寛貴(34)が9日、芸能界引退を発表した。所属事務所が明らかにした。

所属事務所はFAXで「成宮寛貴にまつわる記事に関しまして、弊社としても、所属プロダクションにおける社会的責務として、本人から事情聴取、薬物鑑定など、必要な調査を行ってきましたが、本人の薬物使用を裏付ける客観的事実は確認できませんでした。上記調査結果を受け今後の方針を検討していたおり、本人から芸能界引退の申し入れがございました。弊社としても本人からの突然の申し入れに大変驚き、本人と何度も話し合いの機会を持ちましたが、本人の決意が非常に固かったため、大変残念ではございますが、本人からの申し入れを受けざるを得ないと判断しました」とした。
 
成宮が発表した直筆メッセージ全文は次の通り。

成宮寛貴コメント全文

全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。

この仕事をする上で人には絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続けることに言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。

今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けるとおもうと、自分にはもう耐えられそうにありません。

今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい。今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑をかける訳にはいかない。少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません。

元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください。

本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。
2016.12.8 成宮寛貴
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2日のフライデー報道を否定

2日発売の写真週刊誌「フライデー」が「成宮寛貴『コカイン吸引』疑惑」と題する記事を掲載。これに対し、所属事務所は「事実無根です」と否定していた。

また成宮本人も「今回フライデーに掲載された事実無根の記事に対して、非常に憤りを感じます。私、成宮寛貴は、薬物を使用したことは一切ございません。ファンの皆様、関係者の皆様には、ご心配・ご迷惑をおかけ致しました事を心よりお詫び申し上げます」と、直筆サインを添えて疑惑を完全否定していた。

「スポーツ報知」 2016年12月9日(金) 16:21配信

東京都の人権施策の変化 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

12月8日(木)

永易至文さんが「ヨミドクター」(読売新聞)に連載している「虹色百話~性的マイノリティーへの招待」に「消えた同性愛者? 東京都人権指針秘話」(2016年12月8日)という文章を書いていたので、私が知るところをコメントしてみた。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161207-OYTET50018/

私は、東京都教育委員会発行の人権啓発学習資料『みんなの幸せを求めて(2001年版)』に「多様な『性』を考える -トランスジェンダーを中心に-」という文章を執筆している。

執筆の打ち合わせの時、職員さんから「トランスジェンダーを中心にお願いします」と言われたので「同性愛についてはどなたかお書きになるのですか?」と問うと、「その予定はありません」という返事だった。

石原都政の教育現場で「同性愛」が禁句に近い扱いだったのは事実だ。
しかし、厳密に言うと、石原都政の初期(1999~2002年頃)は、まだ締め付けはそれほどでもなかった。
なにしろ、私に執筆や講演の依頼があったのだから。
締め付けが強まったのは、第2期(2003年~)以降だと思う。

2002年の秋、東京都杉並区の和田中学校でゲスト講師をすることになった時、の中学校で話をする機会がなったとき、「杉並の教育を考える女性の会」が反対運動を開始し、『世界日報』の報道を皮切りに『正論』『サンケイ新聞』『週刊新潮』などによる「ニューハーフを教壇に立たせるな!」キャンペーンが展開された。

私は、中学・高校の一級教員免許(社会)を持っているので、中学校でゲスト講師をするのに資格的に問題はないはず。
しかも、無給の純粋なボランティアだ。
にもかかわらず、都議会でとんでもないことが行われているかのように質問までされた。

結局、その年は、混乱を回避するため私を招いての特別授業は中止になり、実現まで1年待たなければならなかった(その後、2003~2007年まで5年間実施)。

あの時は、ごく親しい友人は励ましてくれたし、一部のマスメディアは肯定的な報道をしてくれたものの、性教育関係やフェミニズム系の研究者はほとんど誰も擁護してくれなかった。
孤立無援、四面楚歌で本当に辛かった。
今にして思うと、私がその方面の人を信じなくなったきっかけのひとつだったと思う。