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4月2日(日)南伊豆へ(1日目の1:「伊豆クレイル」に乗る) [旅]

4月2日(日)

南伊豆へ。
やっと相続が片付いて、1年ぶりに、温泉にゆっくり浸かってきます。
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7時半、起床。
9時半過ぎ、家猫さんと家を出る。
東急東横線で横浜に出て、JR東海道線(湘南新宿ライナー)で小田原駅へ。

今回の南伊豆旅行の往路は、家猫さんの希望で「伊豆クレイル」に乗っていく。
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「伊豆クレイル」は、2016年7月16日に運転を開始したJR東日本)のリゾート列車で、土休日のみ、JR小田原駅~伊豆急下田駅の間を1日1往復する。
「クレイル」とは、イタリア語で「大人、成長した」の意味のCresciuto(クレッシュート)+train(トレイン)+ile(イル、接尾辞の「〜に適した」)で「大人に適した列車」の意味にした(滅茶苦茶な)造語。

小田原市がかなり力を入れている様子。
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入線。
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車両は、元「スーパーひたち」で使われていたものを転用改造したものでクロ650-1007ーモハ650-1007ーモロ651-1007ークロ651-1101の4両編成。
座席は全てグリーン車指定席[で、定員は98名。

私たちが乗ったのは、1号車(24席)で、 海側は窓側に向いたカウンター席、山側は1人掛けボックスシート。
残念ながら海側の席は取れなかった。
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2号車は座席がなく、バーカウンター・ラウンジを備えたパブリックスペース。
3号車(22席)は、4人用コンパートメント5区画、および車いす対応の2人用コンパートメント。
4号車は 回転式リクライニングシート(40席)、と固定式ボックスシート(12席)。

1・3号車は食事・ドリンクがセットになり旅行代理店でしか買えない。
4号車だけが一般客向け。

11時40分、定時に発車。
「お見送り」も丁寧。
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テーブルにはすでにランチボックスが置かれている。
蓋は箱根細工風で、中は6つに仕切られている。
の
お料理の監修は東京目黒のフランス家庭料理「モルソー」の秋元さやかシェフ。
(手前左)三島・箱根山ろく豚のハーブロースト。
トマトの入ったラヴィゴトソース(野菜のみじん切りを酢や油で和えた酸味のソース)。
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(手前中)南伊豆産伊勢海老のカクテル。
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(手前右)駿河湾産釜揚げシラスと春キャベツを使った国産小麦のクリームペンネ。
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(奥左)駿河湾産カツオと玉ねぎ、パプリカのマリネ。
鶏胸肉の低温調理、爽やかなわさびの香りで。
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(奥中)茄子のチーズ和え
伊豆椎茸とベーコンのスパニッシュオムレツ
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彩野菜のピクルス、生ハム、チェリーモッツアレラのオードブル。
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これに飲み物がつく(ビールかサイダー)。
私たちはニューサマーオレンジ・サイダーを注文。
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ミネラル・ウォーターは、下田「観音温泉」(pH9.5の超軟水)。
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お料理、徹底して駿河湾・伊豆の素材にこだわっていて、今流行の「地産地消」。
味もまずまず期待以上(あまり期待していなかった)。
まあ、ランチとしてはけっこうなお値段なわけで、まずかったら暴れたくなる。
ちょっと、量的に足りないかな?と思っていたところに、デザートが登場。
ニューサマーオレンジのパウンドケーキ。
南伊豆温泉メロンとブランマンジェ(牛乳や生クリームをゼラチンで固めたもの)
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これで、ちょうどお腹一杯になった。

と言っても、男性には物足りないかもしれない。
でも、24人の乗客は、熟年夫婦の片割れ1人と、お母さんに連れられた男の子以外は、中高年の女性ばかり(怪しい1人を含む)。
大食いや大酒飲みは、最初から対象でないから、これでいいのだ。

ところで、この列車、11時40分に小田原駅を出て、2つめの根府川駅で長時間停車する。
走行中と違い揺れないのでご飯は食べやすい。
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この付近、東海道線が海岸ぎりぎりを走り相模湾が間近に望めるビューポインなのだが、私のような人は、根府川駅というと違うことを思い出してしまう。

1923年(大正12)9月1日正午、相模湾を震源とする南関東巨大地震(関東大震災)の震源の近いこの地では、地震の直後に発生した大規模な地滑りによって生じた土石流が根府川駅とたまたま入選してきた列車(東京発真鶴行普通第109列車、9600形蒸気機関車977牽引、ボギー客車8両)を直撃した。
駅舎&ホームと列車のほとんどは土砂とともに崖から海中に転落し、死者・行方不明112名という大惨事になった(根府川駅列車転落事故)。
さらに本震の4分後の強い余震で発生した大規模な土石流が、根府川駅の南側を流れる白糸川の谷を下り、根府川地区の住民200名以上が犠牲になった。
今、JR東海道線の列車が渡る白糸川鉄橋(当時は国鉄熱海線)も、このとき跡形もなく崩落・流出している。

こんなことを知っているので、なんとなく落ち着かない。
まあ、そんなことを知っているのは、乗客の中でたぶん私だけ(家猫さんは私に聞いて知っている)なのだけど・・・。

ご飯を食べ終えた頃、熱海駅に到着。
小田原~熱海間、約1時間もかかった。
東海道線の各駅停車でも24分(新幹線は8分)なのに。

お腹がいっぱいになると眠くなるのが常だが、この電車の座席、食事用なので、リクライニングはなく眠るのにはまったく適さない。

仕方なく起きて車窓から眺める。
今回の旅行、温泉とお花見が目的なのだが・・・。
JR伊東線、さらに伊豆急行線に入っても、ソメイヨシノがほとんど咲いていない。
日当たりの良い枝先にほんの数輪といった感じ。
まったく咲いていない木のほうが多い。
げ~っ、お花見、ダメじゃん。

伊豆急の重要列車「にゃらん号」とすれ違う。
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東伊豆の海は、ちょっとモヤっていて、大島は見えるが、利島はうっすら(画面右端)。
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14時08分、伊豆急下田駅に到着。
小田原駅から2時間28分。
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(続く)