So-net無料ブログ作成
検索選択
地震・火山・地質 ブログトップ
前の10件 | -

千葉県銚子沖でM5.4、最大震度4 [地震・火山・地質]

2月19日(日)

台所で夕食の支度を始めようと、台所で洗い物をしていたら、家猫さんの「揺れてる、地震、地震」の声。
リビングに戻って椅子に座ると、まだかすかに揺れていた。

20170219182303395-191819.jpg
19日18時19分頃、震源地は千葉県東方沖(北緯35.7度、東経140.8度)、
震源の深さは約60km、地震の規模はM5.4。最大震度4。
---------------------------
しばらく静かだったので、今年初めての震度4。

茨城県北部でM6.3、最大震度6弱 [地震・火山・地質]

12月28日(水)

秩父に帰省中。

いろいろお世話になっている友人(中学校の同級生)と創作イタリアンレストランで食事して家に戻り、あまり寒いのでベッドに潜っているうちにウトウト。

そしたら揺れて、揺れて。

秩父はやたらと(日本有数に)地盤が良い場所なので、ここでこれだけ揺れるのは、かなり大きな地震と判断。
また福島県沖か?と思ったら、ほぼ当たりの茨城県北部(内陸)だった。

----------------------------------------
20161228215536395-282138.jpg
28日21時38分頃、震源地は茨城県北部(北緯36.7度、東経140.6度)、震源の深さは約11km、地震の規模はM6.3。
東北東-西南西方向に張力軸を持つ正断層型。
茨城県高萩市で震度6弱、日立市で震度5強を観測。
東京区部は、震度3~2。
----------------------------------------
秩父は震度2.
川崎の家(中原区)気象庁の発表で震度2。
おそらく体感は3に近かったと思うが、家猫さんが何も言ってこないので大丈夫だろう。

2011年3月11日の東日本太平洋沖大地震の直後から、茨城県北部で何度も起こっている正断層タイプの地震の比較的大きなもの。


トカラ列島近海で群発地震 [地震・火山・地質]

12月8日(木)

なんか、とてもおかしいのですけど、トカラ列島近海。

9日
00時21分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.4 震度1
00時18分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.8 震度1
00時16分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.6 震度1
00時09分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.1 震度1
00時05分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.5 震度1
00時01分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.6 震度2
8日
23時54分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.0 震度1
23時41分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.3 震度2
23時36分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.5 震度1
23時33分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.0 震度1
23時31分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.8 震度3
22時42分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
22時06分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
21時40分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.7 震度1
21時38分頃 トカラ列島近海(北緯29.3度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
21時01分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.3度)10km M2.4 震度1
20時55分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.5 震度1
20時39分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.2 震度3
20時30分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)ごく浅いM2.7 震度1
20時16分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.0 震度1
20時14分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.9 震度2
20時12分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.0 震度1
20時11分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)ごく浅いM3.1 震度2
19時59分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M3.6 震度3

福島県沖でM7.4、最大震度5弱、津波警報発令、仙台港で1.4m [地震・火山・地質]

11月22日(火)

5時59分、福島県沖でM7.4、最大震度5弱。

福島県沿岸に津波警報発令!
最大3mの予想。

【地震】
20161122061144495-220559.jpg
2016年11月22日05時59分頃、震源地は福島県沖(北緯37.3度、東経141.6度、いわきの東北東60km付近)、震源の深さは約10km、地震の規模はM7.4。
北西-南東方向に張力軸を持つ正断層型。
最大震度5弱。
福島県白河市、須賀川市、国見町、鏡石町(かがみいしまち)など16の市区町村で震度5弱を観測。
東北地方を中心に、北海道から中国地方の一部にかけての広い範囲で震度4~1を観測。

2011年3月11日の「東北地方太平洋沖地震」の余震 だが、正断層型。
正断層型の地震が海洋底で発生すると、マグニチュードの割に津波が大きくなる傾向がある。
今回は、その例と思われる。

このブログでは何度も指摘しているが、今後一番怖いのは、海溝型巨大地震の反動として海溝軸の外側で起こる正断層型の大地震(アウターライズ地震)。
2011年東北太平洋沖巨大地震はM9クラスだったので、アウターライズ地震はM8クラスと予想される。
1986年明治三陸津波地震(M8.5)とセットになるアウターライズ地震は30年後だった(1933年昭和三陸津波地震、M8.1)。
2004年スマトラ沖地震(M9.1)とセットになるアウターライズ地震は8年後だった(2012年、M8.6)。
今回は、いつ起こるのか? とても心配だ。

----------------------------------------------------------------------
都留文科大学の出講日なので、化粧していたら揺れた。
揺れそのものは、それひほど大きくなかったが、長い時間揺れ続けたので、大きな地震と判断。
テレビをつけたら、すぐに津波警報が発令。
ウチ(川崎市中原区)は震度3。

【津波】
6時02分、福島県に津波警報、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県九十九里・外房 に津波注意報。
6時06分、福島県沖20kmで津波を観測。
今後、沿岸に到達すると考えらえる。
6時49分、福島県いわき市の小名浜港で60cmの津波。
7時06分、福島県相馬市で90cm。
7時08分、茨城県大洗港で50cm。
7時39分、宮城県石巻市鮎川で80cm。
7時54分、岩手県久慈港で80cm。
7時56分、岩手県大船渡港で40cm。
8時03分、宮城県仙台港で1.4m。 ←最大波高
8時09分、岩手県宮古で40cm。
8時11分、宮城県石巻港で80cm。

九州南方海底「鬼界カルデラ」に活動的マグマか [地震・火山・地質]

11月19日(土)

もし、7300年ぶりに鬼界カルデラが破局噴火(大規模なカルデラの形成をともなうウルトラプリニー式噴火)をしたら、大規模火災流で南九州が全滅するだけでなく、膨大な量の火山灰で文字通り日本は「破局」だから、心配しても仕方がないのだよね。
鬼界カルデラ.jpg

---------------------------------
九州南方海底に活動的マグマか 神戸大が確認

d_09678549.jpg
鬼界カルデラの海中や海底を示すデータ。中央で赤や黄色に盛り上がっている部分が熱水プルーム(巽教授提供)

神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は18日、九州南方の海底に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」を調べた結果、熱くて濁った水が海底から湧き出る「熱水プルーム」を5カ所で確認した、と発表した。海底からの高さは最大約100メートルに上る。現時点では噴火予測はできないが、カルデラ直下のマグマが活動的であることを示しているという。

同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月13~27日、大学保有の練習船「深江丸」を使い、鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置する鬼界カルデラ(直径約20キロ)内で、ドーム状に盛り上がっている場所などを調べた。

音響測深装置で、水深約200~300メートルの海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。少なくとも5カ所で、海底からの高さ数十メートル~100メートル程度の熱水プルームを見つけた。

チームは地震計5台、電位差計2台を海底に設置。来年3月に行う調査で回収するまで、鬼界カルデラの地震活動などを観測する。巽教授は「熱水プルームがあるということは、地下にマグマがあるということ。数年間調査を続け、マグマの規模や場所を明らかにしたい」と話した。

鬼界カルデラは約7300年前に噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたとされる。巽教授によると、こうした超巨大噴火は日本では過去12万年で10回発生。実際に起これば国内で死者が最悪約1億人と想定している。(上田勇紀)

「神戸新聞NEXT」2016年11月18日 22:19
http://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201611/0009678548.shtml

和歌山県南部でM5.4、最大震度4 [地震・火山・地質]

11月19日(土)

和歌山県で地震と聞いて、最初は中央構造線系の地震かと思ったが、震源は中央構造線よりかなり南。
この付近でM5クラスというのは珍しいと思う。
やはり、南海トラフ系の超巨大地震の、長い目で見た前駆現象と考えるべきだろう。
本震の襲来は、2030~2060年の間だろう。

20161119115213495-191148.jpg
2016年11月19日11時48分頃、震源地は和歌山県南部(北緯33.8度、東経135.5度)、
震源の深さは約60km、地震の規模はM5.4。
 
和歌山県海南市、有田市、かつらぎ町、湯浅町、広川町、由良町、印南町、みなべ町、日高川町、有田川町、田辺市、新宮市、白浜町、上富田町、
奈良県大和郡山市、五條市、高取町、広陵町、下北山村、
大阪府千早赤阪村、
三重県尾鷲市などで震度4を観測
------------------------------------------


早朝、宮城県沖でM5.8 最大震度4 [地震・火山・地質]

11月12日(土)

早朝、ベッドの中で半覚醒状態の時、なんだか揺れているような気がしたのは、このせいだったのか。
長周期のゆっくりした揺れだったので、寝惚けているのかと思ったが、現実だったのだ。
20161112065353395-120643.jpg
2016年11月12日06時43分頃,震源地は宮城県沖(北緯38.5度、東経141.6度)、
震源の深さは約60km、地震の規模はM5.8と推定されます。

宮城県、岩手県の太平洋岸で震度4を観測
----------------------------------
ウチ(川崎市中原区)は、気象庁発表で震度1、体感で震度2。

鳥取県中部地震の断層は北北西−南南東 [地震・火山・地質]

10月22日(土)

気象庁が発表した余震の震源域は、北北西−南南東に軸がある細長い楕円状(赤い部分)で、断層の走向が推定できる。
SCN_0001 (2).jpg
--------------------------------------------------------
鳥取震度6弱>「隠れ断層」長さ18キロ データから推定

鳥取県中部で21日に震度6弱を観測したマグニチュード(M)6.6の地震で、国土地理院(茨城つくば市)は22日、地震を起こした断層の推定結果を公表した。断層は北北西−南南東に延びる長さ約18キロ、幅約13キロの大きさで、最も浅い所(上端)が地下約500メートルにとどまり、地表に現れない未知の「隠れ断層」とみられる。

地震による地面の動きの観測データなどから推定した。断層は西側に70度以上の急角度で傾斜し、断層の西側の地盤が南へ、東側が北へずれ動く「左横ずれ」だったと考えられるという。断層全体が一様に動いたとした場合、ずれは約30センチだったと推定している。

その後の余震もほぼこの断層に沿って起きているが、断層は余震の震源域よりやや北側に長くなっているという。同院の矢来博司・地殻変動研究室長は「角度が急な点や左横ずれという点で鳥取県西部地震(2000年、M7・3)と似ている。長さの推定はまだ暫定的で、もう少し短い可能性がある」と話している。

また、防災科学技術研究所(同市)も、地震の揺れを示す波形から震源となった断層を推定し、長さは12〜13キロ、震源に近い地下の浅い場所が最大70センチ滑ったとの結果を明らかにした。

政府の地震調査委員会もこの日の臨時会で、余震の震源分布などを基に「これまで知られていない断層によって起きた」とする見解を示した。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「地表に活断層が現れていなくても、被害を及ぼす地震が起こる可能性は全国どこでもある」と注意を呼びかけた。

同県など中国地方の北部区域には、M7以上の大地震を起こす恐れがあるとされる、長さ20キロ以上の主要活断層はない。しかし、調査委は今年7月、「被害を起こすような地震活動が他の区域に比べて活発」として、今後30年以内にM6.8以上の地震が起きる確率を40%と高く算定した。鳥取県西部地震も今回と同様に、地震前に断層の存在が知られていない場所で起きた。【飯田和樹】

『毎日新聞』2016年10月22日21:50
http://mainichi.jp/articles/20161023/k00/00m/040/056000c

鳥取県中部で、M6.6、震度6弱 [地震・火山・地質]

10月21日(金)

今日、14時過ぎの鳥取県中部地震、1年前(2015年10月17~18日)の群発地震の時に予想していた。

「今回の群発地震は、「鳥取地震(1943)」と「鳥取県西部地震(2000)」の中間で発生していて、この地域を震源とする直下型地震の引き金になってもおかしくはない。」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-10-19

こういう予想は当たらない方がいい。

ただ、想定していたマグニチュードは7.2前後で、今回の地震はM 6.6。
まだ、エネルギーが出きっていないような気がする。

SCN_0001 (3).jpg
↑ 北丹後地震(1927)、鳥取地震(1943)、今回の鳥取中部地震(赤丸)、鳥取県西部地震(2000)の震源がほぼ一直線上に並んでいるのが興味深い。
なにか大きな構造(歪の軸のようなもの)があるのだろう。

------------------------
20161021142419495-211407.jpg
2016年10月21日14時07分頃、震源地は鳥取県中部(北緯35.4度、東経133.9度)で、 深さ11km(暫定値)、地震の規模はM 6.6(暫定値)。
発震機構 は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型(速報)
鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱、
県鳥取鳥取市、三朝町、岡山県鏡野町、真庭市で震度5強を観測

阿蘇山、36年ぶりに爆発的噴火  [地震・火山・地質]

10月8日(土)

36年ぶりの爆発的噴火と言っても、世界有数の巨大火山、阿蘇山からすれば、ほんの軽く咳をした程度なのかもしれない。

問題は今後で、山体膨張が続き、マグマが上がってくるようだと、さらに大規模な連続噴火になり、降灰被害も拡大するが、どうもその可能性は高くないように思う。

SCN_0360 (2).jpg
↑ 噴火する阿蘇山=8日、NHKテレビから
SCN_0360.jpg
↑ 降灰範囲
-----------------------------------------------------------
阿蘇山、爆発的噴火 36年ぶり、噴煙1万1000メートル

気象庁は、8日午前1時46分ごろに熊本県の阿蘇山の中岳第1火口で爆発的噴火が発生したと発表した。火口から約2キロの範囲で大きな噴石が飛ぶ可能性があるとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。高さ1万1千メートルの噴煙が観測され、降灰は愛媛県や香川県でも確認された。

気象庁によると、中岳第1火口での爆発的噴火は1980年1月26日以来、36年ぶり。火山活動は不安定な状態が続いており、火口から約2キロの範囲で噴石や火砕流への警戒を呼びかけている。阿蘇山では昨年9月14日にも噴火がありレベル3へ引き上げられたが、11月24日にレベル2に下げられ、火口から約1キロ以内の立ち入りが規制されていた。

熊本県災害警戒本部によると、阿蘇市の国立阿蘇青少年交流の家で、約3センチの噴石により窓ガラスが1枚破損した。けが人の情報はないという。福岡管区気象台によると、火口の北側数キロにある阿蘇市一の宮町の市街地で親指大の小さな噴石が降ったとの情報が複数寄せられた。近くの阿蘇警察署では2~3センチの降灰が確認された。阿蘇市は小学校や公民館など12カ所に避難所を設置。午前9時時点で4人が避難した。

噴煙は遠望カメラでは確認できなかったが、気象衛星で高さ1万1千メートルを観測した。気象庁は午前3時過ぎ、火山灰が北東方向に流され、中国や四国地方に達するとする降灰予報を発表した。

松山地方気象台によると、阿蘇山から約190キロ離れた松山市では、8日午前5時から6時20分の間に少量の降灰を観測した。約320キロ離れた高松市の高松地方気象台でも午前8時前にわずかな降灰を確認した。

8日未明に気象庁で会見した斎藤誠火山課長は「噴煙1万メートルは非常に珍しい」と話した。火山性微動の振幅が大きくなったり小さくなったりと不安定な状態が続いており、「同程度の噴火が起きる可能性もある」と注意を促している。

中岳第1火口付近では7日午前10時ごろから火山性微動の振幅が大きくなり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出が非常に多い状態が続いていた。午後9時52分には、小規模な噴火が発生していた。

降灰の影響で、熊本、大分両県を結ぶJR豊肥線で8日午前5時50分ごろ、機器に不具合が生じて宮地駅(熊本県阿蘇市)構内の信号が切り替わらなくなるトラブルが発生し、阿蘇―豊後竹田(大分県竹田市)間で始発から運転を見合わせた。また、人気観光地の草千里ケ浜に続く県道阿蘇吉田線が通行止めとなった。4月の熊本地震で被災し、先月16日に通行できるようになったばかりだった。

九州電力によると、8日午前2時ごろ、阿蘇市や熊本県南阿蘇村などで最大約2万9千戸が停電したが、午前3時50分には全面復旧した。電線や電柱への降灰で安全装置が働いて停電した可能性があるという。

 ■「最低1カ月は警戒を」専門家
今回の噴火は噴煙が高く上がったのが特徴だ。昨年9月の噴火では、火口から約2千メートルの高さだった。

火山噴火予知連絡会長の藤井敏嗣・東京大名誉教授は「温度が高く、周りの空気を暖めたために噴煙が軽くなり、高く上がったのではないか」と話す。

阿蘇山では今年7月ごろからマグマだまりの膨張を示すような地殻変動が観測され、10月に入って火口直下で地震が増えていた。火山ガスの放出が多い状態も続いていた。「時期はわからないものの、噴火が近づいている状態だった」。4月の熊本地震との関係は分からないという。

清水洋・九州大地震火山観測研究センター長は「火口に湯だまりができて塞がれていたため、爆発力が大きくなった可能性がある。地殻変動や火山灰のデータを分析してマグマがどのくらい本格的に関与したのかを調べ、慎重に警戒していく必要がある」。

須藤靖明・阿蘇火山博物館学術顧問(火山物理学)は「この程度の噴火は阿蘇山の歴史では過去にたくさんある。少なくとも1カ月くらいは警戒が必要だ」と話している。

『朝日新聞』2016年10月8日16時30分
前の10件 | - 地震・火山・地質 ブログトップ