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最大38mの津波襲来か 山形庄内で痕跡発見 [地震・火山・地質]

3月25日(土)

東北地方の日本海側でも、20~38mの超巨大津波が襲来する可能性があるということ。

この地域では、十和田火山の火山灰が年代を決める鍵層になるので、年代推定かなり正確だと思う。

『日本三代実録』嘉祥3年(850)10月16日条「出羽国地大いに震い、国府井口(山形県飽海郡本楯村樋口)の地山谷所を易ふ。又、海波を颶(あ)げ圧死するもの多し」と記録されている「出羽地震」の記述が裏付けられた。

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最大38mの津波襲来か 山形庄内で痕跡発見
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鶴岡市の砂丘の斜面で見つかった津波堆積物(灰色の部分)

山形県鶴岡市沿岸部に約38メートルの巨大津波が押し寄せていた可能性があることが、山形大の山野井徹名誉教授(72)=古生物学=らの研究チームの調査で分かった。津波堆積物としては世界で海抜が最も高いという。山形県遊佐町でも20メートルを超える津波の痕跡があり、今後の津波対策を考える上で貴重なデータとなりそうだ。

山野井名誉教授は1990年代に、庄内地方の沿岸部の砂丘で化石の発掘調査をした際、津波の堆積物と思われる地層を見つけた。2011年の東日本大震災発生後、本格的に堆積物の調査を始めた。

鶴岡市4カ所、遊佐町7カ所の海岸から700メートル〜1600メートルの地点で掘削作業に当たり、津波堆積物とみられる層を発見。海抜が最も高いところは鶴岡市が37.9メートル、遊佐町は20.5メートルだった。

十和田火山の噴火(915年)で積もった火山灰の層を基準に、年代も測定した。堆積物から採取した炭素の成分を分析し、鶴岡市が1000年代〜1100年代前半、遊佐町が700年代後半〜800年代と結論付けた。

鶴岡市では、津波の影響でゆがんだとみられる井戸枠が同じ年代の地層から見つかっている。古文書「日本三代実録」には、850(嘉祥3)年の出羽地震で隣接する酒田市内で津波が川をさかのぼったと記され、遊佐町の堆積物の年代とほぼ一致していた。

山野井名誉教授は「過去に発生した大津波が、再び起こる可能性が十分にある。この研究が防災の観点から警鐘を鳴らすことにつながってほしい」と述べた。

『河北新報』2017年03月24日10:31
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170324_53014.html

箱根・大涌谷名物「黒玉子」 [地震・火山・地質]

3月17日(金)

昨日、箱根に日帰り旅行してきた家猫さんが、私の「延命祈願」のために大涌谷名物の黒玉子を買ってきててくれた。
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黒い石みたいに見えるが・・・。
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殻を剥くと、普通に茹で卵。
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食べるの、なんかすごく久しぶりだ。

2015年5月箱根の火山活動が活発化し、大涌谷の噴気がすごい状態になり、立ち入り規制がレベル2(火口周辺立ち入り禁止)に上がり、6月29日にはごく小規模の水蒸気爆発があった。
当然、噴気口の近くにある黒玉子を作って売る「玉子茶屋」も、閉鎖・撤退していた。
その後、火山活動が徐々に沈静化して、2016年7月26日「玉子茶屋」も復活した。

とはいえ、学生の頃から何度も大涌谷を訪れている家猫さんによると、今でも「見たことないくらいずごい噴気だったにゃ」だそうで、まったく以前の状態に戻ったわけではなさそうだ。
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↑ 2017年3月16日の箱根・大涌谷(撮影:家猫さん)



6年目の「3・11」 [地震・火山・地質]

3月11日(土)

6年目の「3・11」。
もう6年も経ったのか・・・。
巨大津波にのまれた方たちに黙祷。

このブログで何度も指摘しているが、大規模なアウターライズ地震(海溝外延部で起こる正断層型の地震)にともなう巨大津波の再来襲の危険性は、いまだに去っていない。

もうしばらく大津波は来ないという思い込みは間違いだ。
1896明治三陸大津波と1933昭和三陸大津波の間隔は37年だったが、 今回はもっと短いかもしれない。
今後、20~30年の期間で考えて、東北地方の沿岸を大津波が襲う可能性はかなり高い。
20~30年以降に予想される南海トラフ系の大地震・大津波の襲来より早いかもしれない。
どちらにしろ、もうあの大惨状は見たくない。

福島県沖でM5.6、最大深度震度5弱 [地震・火山・地質]

2月28日(火)

長く小さな縦揺れ(初期微動)、これは大きい(でも遠い)と直感。
あの日の記憶がよみがえり身構える。
幸い横揺れはそれほど大きくならなかった。
ウチ(川崎市中原区)は気象庁発表で震度1、体感で震度2。
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28日16時49分頃、震源地は福島県沖(北緯37.5度、東経141.4度)、震源の深さは約50km、地震の規模はM5.6。
福島県相馬市、楢葉町、双葉町、南相馬市、宮城県岩沼市などで震度5弱を観測

千葉県銚子沖でM5.4、最大震度4 [地震・火山・地質]

2月19日(日)

台所で夕食の支度を始めようと、台所で洗い物をしていたら、家猫さんの「揺れてる、地震、地震」の声。
リビングに戻って椅子に座ると、まだかすかに揺れていた。

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19日18時19分頃、震源地は千葉県東方沖(北緯35.7度、東経140.8度)、
震源の深さは約60km、地震の規模はM5.4。最大震度4。
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しばらく静かだったので、今年初めての震度4。

茨城県北部でM6.3、最大震度6弱 [地震・火山・地質]

12月28日(水)

秩父に帰省中。

いろいろお世話になっている友人(中学校の同級生)と創作イタリアンレストランで食事して家に戻り、あまり寒いのでベッドに潜っているうちにウトウト。

そしたら揺れて、揺れて。

秩父はやたらと(日本有数に)地盤が良い場所なので、ここでこれだけ揺れるのは、かなり大きな地震と判断。
また福島県沖か?と思ったら、ほぼ当たりの茨城県北部(内陸)だった。

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28日21時38分頃、震源地は茨城県北部(北緯36.7度、東経140.6度)、震源の深さは約11km、地震の規模はM6.3。
東北東-西南西方向に張力軸を持つ正断層型。
茨城県高萩市で震度6弱、日立市で震度5強を観測。
東京区部は、震度3~2。
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秩父は震度2.
川崎の家(中原区)気象庁の発表で震度2。
おそらく体感は3に近かったと思うが、家猫さんが何も言ってこないので大丈夫だろう。

2011年3月11日の東日本太平洋沖大地震の直後から、茨城県北部で何度も起こっている正断層タイプの地震の比較的大きなもの。


トカラ列島近海で群発地震 [地震・火山・地質]

12月8日(木)

なんか、とてもおかしいのですけど、トカラ列島近海。

9日
00時21分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.4 震度1
00時18分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.8 震度1
00時16分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.6 震度1
00時09分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.1 震度1
00時05分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.5 震度1
00時01分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.6 震度2
8日
23時54分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.0 震度1
23時41分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.3 震度2
23時36分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.5 震度1
23時33分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.0 震度1
23時31分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.8 震度3
22時42分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
22時06分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
21時40分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M2.7 震度1
21時38分頃 トカラ列島近海(北緯29.3度、東経129.1度)10km M2.7 震度1
21時01分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.3度)10km M2.4 震度1
20時55分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.5 震度1
20時39分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M3.2 震度3
20時30分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)ごく浅いM2.7 震度1
20時16分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.0 震度1
20時14分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.9 震度2
20時12分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)10km M2.0 震度1
20時11分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.1度)ごく浅いM3.1 震度2
19時59分頃 トカラ列島近海(北緯29.2度、東経129.2度)10km M3.6 震度3

福島県沖でM7.4、最大震度5弱、津波警報発令、仙台港で1.4m [地震・火山・地質]

11月22日(火)

5時59分、福島県沖でM7.4、最大震度5弱。

福島県沿岸に津波警報発令!
最大3mの予想。

【地震】
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2016年11月22日05時59分頃、震源地は福島県沖(北緯37.3度、東経141.6度、いわきの東北東60km付近)、震源の深さは約10km、地震の規模はM7.4。
北西-南東方向に張力軸を持つ正断層型。
最大震度5弱。
福島県白河市、須賀川市、国見町、鏡石町(かがみいしまち)など16の市区町村で震度5弱を観測。
東北地方を中心に、北海道から中国地方の一部にかけての広い範囲で震度4~1を観測。

2011年3月11日の「東北地方太平洋沖地震」の余震 だが、正断層型。
正断層型の地震が海洋底で発生すると、マグニチュードの割に津波が大きくなる傾向がある。
今回は、その例と思われる。

このブログでは何度も指摘しているが、今後一番怖いのは、海溝型巨大地震の反動として海溝軸の外側で起こる正断層型の大地震(アウターライズ地震)。
2011年東北太平洋沖巨大地震はM9クラスだったので、アウターライズ地震はM8クラスと予想される。
1986年明治三陸津波地震(M8.5)とセットになるアウターライズ地震は30年後だった(1933年昭和三陸津波地震、M8.1)。
2004年スマトラ沖地震(M9.1)とセットになるアウターライズ地震は8年後だった(2012年、M8.6)。
今回は、いつ起こるのか? とても心配だ。

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都留文科大学の出講日なので、化粧していたら揺れた。
揺れそのものは、それひほど大きくなかったが、長い時間揺れ続けたので、大きな地震と判断。
テレビをつけたら、すぐに津波警報が発令。
ウチ(川崎市中原区)は震度3。

【津波】
6時02分、福島県に津波警報、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県九十九里・外房 に津波注意報。
6時06分、福島県沖20kmで津波を観測。
今後、沿岸に到達すると考えらえる。
6時49分、福島県いわき市の小名浜港で60cmの津波。
7時06分、福島県相馬市で90cm。
7時08分、茨城県大洗港で50cm。
7時39分、宮城県石巻市鮎川で80cm。
7時54分、岩手県久慈港で80cm。
7時56分、岩手県大船渡港で40cm。
8時03分、宮城県仙台港で1.4m。 ←最大波高
8時09分、岩手県宮古で40cm。
8時11分、宮城県石巻港で80cm。

九州南方海底「鬼界カルデラ」に活動的マグマか [地震・火山・地質]

11月19日(土)

もし、7300年ぶりに鬼界カルデラが破局噴火(大規模なカルデラの形成をともなうウルトラプリニー式噴火)をしたら、大規模火災流で南九州が全滅するだけでなく、膨大な量の火山灰で文字通り日本は「破局」だから、心配しても仕方がないのだよね。
鬼界カルデラ.jpg

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九州南方海底に活動的マグマか 神戸大が確認

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鬼界カルデラの海中や海底を示すデータ。中央で赤や黄色に盛り上がっている部分が熱水プルーム(巽教授提供)

神戸大学海洋底探査センター(神戸市東灘区)は18日、九州南方の海底に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」を調べた結果、熱くて濁った水が海底から湧き出る「熱水プルーム」を5カ所で確認した、と発表した。海底からの高さは最大約100メートルに上る。現時点では噴火予測はできないが、カルデラ直下のマグマが活動的であることを示しているという。

同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月13~27日、大学保有の練習船「深江丸」を使い、鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置する鬼界カルデラ(直径約20キロ)内で、ドーム状に盛り上がっている場所などを調べた。

音響測深装置で、水深約200~300メートルの海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。少なくとも5カ所で、海底からの高さ数十メートル~100メートル程度の熱水プルームを見つけた。

チームは地震計5台、電位差計2台を海底に設置。来年3月に行う調査で回収するまで、鬼界カルデラの地震活動などを観測する。巽教授は「熱水プルームがあるということは、地下にマグマがあるということ。数年間調査を続け、マグマの規模や場所を明らかにしたい」と話した。

鬼界カルデラは約7300年前に噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたとされる。巽教授によると、こうした超巨大噴火は日本では過去12万年で10回発生。実際に起これば国内で死者が最悪約1億人と想定している。(上田勇紀)

「神戸新聞NEXT」2016年11月18日 22:19
http://www.kobe-np.co.jp/news/bousai/201611/0009678548.shtml

和歌山県南部でM5.4、最大震度4 [地震・火山・地質]

11月19日(土)

和歌山県で地震と聞いて、最初は中央構造線系の地震かと思ったが、震源は中央構造線よりかなり南。
この付近でM5クラスというのは珍しいと思う。
やはり、南海トラフ系の超巨大地震の、長い目で見た前駆現象と考えるべきだろう。
本震の襲来は、2030~2060年の間だろう。

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2016年11月19日11時48分頃、震源地は和歌山県南部(北緯33.8度、東経135.5度)、
震源の深さは約60km、地震の規模はM5.4。
 
和歌山県海南市、有田市、かつらぎ町、湯浅町、広川町、由良町、印南町、みなべ町、日高川町、有田川町、田辺市、新宮市、白浜町、上富田町、
奈良県大和郡山市、五條市、高取町、広陵町、下北山村、
大阪府千早赤阪村、
三重県尾鷲市などで震度4を観測
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