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鈴木邦男さんの「森友問題」論 [政治・選挙]

8月4日(金)

『朝日新聞』の夕刊で新右翼「一水会」元代表の鈴木邦男さんが「森友学園問題」について語っている。
「『愛国心』は、他人を無意味に批判、排除する際にも使われる、愛のない言葉です。教育現場に持ち込むべき言葉ではありませんよね。」
実に真っ当な見解。

逆に言えば、安倍首相夫妻とその取り巻き連中(さらに、その支持者たち)が、右派としていかにレベルが低い(思想、人間性、そして知性という点で)かがよくわかる。

10年ほど前に、あるパーティで同席して、お話をうかがったことがある。
081220-8.jpg
↑ 鈴木邦男さんと(2008年12月20日)

私とは考え方に違いはあっても、お話にしっかり筋が通っていて、「ああ、筋金入り右翼とはこういう方なのだ」と思った。
そして、礼儀をわきまえた、すてきな紳士だった。
私より一回り上だが、お元気そうで何より。
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(論! 森友・加計問題)「愛国心」を疑わず、お墨付き 鈴木邦男さん
『朝日新聞』2017年8月4日16時30分

■新右翼「一水会」元代表・鈴木邦男さん(74)

森友学園が新設する予定だった小学校は「愛国心教育」を掲げていました。

50年近く愛国、右翼運動に携わっており、前理事長である籠池泰典容疑者の気持ちはわかります。だけど「愛国心」を口にする人に僕がまず抱くのは、不信感です。「愛国心に基づく行動は何ログイン前の続きでも許される」と誤解した人たちを、多く見てきたからかもしれません。

また「愛国心」は、他人を無意味に批判、排除する際にも使われる、愛のない言葉です。「俺は愛国者だから韓国が嫌いだ、中国をやっつけろ」という風に。教育現場に持ち込むべき言葉ではありませんよね。

学園の系列幼稚園では、教育勅語の素読もさせていたとのことですが、教育勅語は右翼団体のなかでさえ「終わったもの」と捉えられ、集会で朗読することもなくなりました。ある程度の判断能力がついたときにその存在を教えるならまだしも、何もわからない小さな子どもに教え込む意味がわかりません。

こうした学園の教育方針を、安倍晋三首相の妻昭恵氏が評価していたようです。しかし、それが森友学園の問題を引き起こした一番の根っこでしょう。

「愛国心」を掲げる相手がいたら、不信感を抱いて距離を置きます。昭恵氏はなぜそうしなかったのか。かつての右翼運動を理解していれば、違ったのかもしれません。間違った「お墨付き」を与えたことが、役人の「忖度(そんたく)」疑惑を招くきっかけになったと思っています。
(聞き手・釆沢嘉高)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13072461.html

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次の次の総理大臣予想 [政治・選挙]

8月3日(木)

今回の改造人事で、安倍ちゃんの後の総理大臣は、岸田文雄政調会長(60歳、当選8回)がぐっと有力になってきた。
次の自民党総裁選は、石破茂さん(60歳、当選10回)と岸田さんの争いになるだろうけど、党内基盤・派閥力学からして岸田さんが有利だと思う。

で、次の次だが、安倍ちゃんが後継者として育てていた稲田朋美さん(58歳、当選4回)が事実上失脚したことで、情勢混沌。
常識的に考えて、岸田さんより年下の世代ということになる。
そうなると、今回入閣するメンバーでは、野田聖子総務相(56歳、当選8回)、小野寺五典防衛相(57歳、当選6回)、河野太郎外相(54歳、当選7回)あたりか。
林芳正文部科学相(56歳、当選参院4回)、世耕弘成経済産業大臣(54歳、当選参院4回)もいるが、参議院なのがネック。
あと、髪が真っ白だけど意外に若い中谷元・元防衛相(59歳、当選9回)もいる。

ここら辺の誰かを挟んで、次の次の次がプリンス小泉進次郎(36歳、当選3回)くんだろう。

なんて、政界は一寸先は闇。
というか、そんな先まで、私が生きていない。

東京都議会選挙、自民党はかなり「悪そう」 [政治・選挙]

7月2日(日)

東京都議会選挙、私の予想は、自民45、公明23、共産10、民進4、ネット1、都民41、無所属3。
それより、どうも自民党が「悪そう」。

都議選は、中選挙区が多いので、あるラインより支持が下がると、複数立候補の「共倒れ」が続出し、獲得議席が大きく下がる(大敗パターン)。
前回、2013年の民主党が典型的にそうだった。

今回の自民党は、高齢者中心が多い区部の保守地盤が根強いので、そこまでは崩れないと思ったのだが・・・、昨日の秋葉原の様子では、大崩れの可能性が出てきた。

具体的に言うと、私の予想より10議席くらい「悪い」かも。
ということは、自民党35議席。
その分は、都民ファーストと共産党にまわる。
都民ファースト46議席、共産15議席。

ということで、修正予想は、自民35、公明23、共産15、民進4、ネット1、都民46、無所属3。

言い訳すると、東京にいないので、予想するにもなかなか実感がつかめない。
昨夜、南青山(港区)にいたら、自民党のベテラン都議(3期、72歳)の選挙カーに出会ったのだが、かなり悲壮な感じだった。
選挙運動の手ごたえは運動員がいちばんよくわかっている。
あそこらへんが苦戦しているとすれば、かなり「悪い」ということだ。


【追記(3日朝)】
修正予想の方向性は合ってたけど、量的にはそれでも追いつかなった。
東京の選挙は振れが大きくてコワイ。

東京都議会議員2017予想 [政治・選挙]

7月1日(土)

明日(2日)は東京都議会議員の投票日。
東京版の新聞を取るのをずいぶん前に止めてしまい、各選挙区の情勢分析が手に入らず、予想の精度にはまったく自信がない。
私の選挙予想を楽しみにしている方もいらっしゃるようなので、一応、アップする

【投票率】
都民ファーストの登場・大量立候補で、それなりに盛り上がっている。
前々回2009年の54.49%まではいかないが、前回2013年の43.50%をかなり上回り、50~51%と予想。

【概況】
自民党は、「アベノミクス」効果が薄れ、閣僚の「失言」が続き、安倍総理の傲慢な政権運営が有権者の反発を買い、前回、大勝した議席をかなり失いう。それでも区部の保守地盤は強固で第1党は守れそう。44議席(前回比-12議席)と予想。

都民ファーストは、積極的な擁立策が功を奏し、推薦の無所属を含めてほとんどの選挙区で議席を確保しそう。しかし、乱立気味の選挙区もあり40議席と予想。

公明党は、毎度のことながら創価学会を中心とした手堅い組織選挙。高い投票率は不利だが都民ファーストとの提携がそれを穴埋めして公認候補23人全員当選と予想(前回比+1)。

都民ファースト+公明党+無所属で67議席となり、小池知事の与党は過半数(63議席)を超える。

共産党は、前回(17議席)が取りすぎ。党員の高齢化で(ビラを配っているのは高齢者ばかり)党勢自体はあきらかに陰っている。高い投票率も不利で10議席(前回比-7)と予想。

民進党は、候補者が都民ファーストに流れて、ほぼ壊滅の惨状。かろうじて4議席(前回比-14議席)と予想。
日本維新の会は、議席確保が難しそう(-1議席)。
前回2議席の東京生活者ネットワークは今回は1議席か(-1議席)。
その他、無所属3と予想、いずれも都民ファーストの推薦。

【議席予想】(定数127)
自民45  公明23  共産10  民進4  ネット1  都民41  無所属3

【議席予想・各選挙区】
千代田区(1) 都
中央区 (1) 都
港 区 (2) 自 都  
新宿区 (4) 自 公 共 都
文京区 (2) 自 都      
台東区 (2) 自 無
墨田区 (3) 自 公 都  
江東区 (4) 自 公 都 無
品川区 (4) 自 公 都 都
目黒区 (3) 自 公  都
大田区 (8) 自 自 公 公 民 共 都 都
世田谷区(8) 自 自 自 公 共 民 都 都
渋谷区 (2) 自 都          
中野区 (3) 自 公 都      
杉並区 (6) 自 自 公 共 都 都  
豊島区 (3) 自 公 都
北 区 (3) 自 公 都     
荒川区 (2) 自 公
板橋区 (5) 自 公 共 都 都   
練馬区 (6) 自 自 公 共 都 都 
足立区 (6) 自 公 公 共 都 都
葛飾区 (4) 自 公 共 都
江戸川区(5) 自 自 公 共 都    
八王子市(5) 自 公 共 都 都
立川市 (2) 自 都
武蔵野市(1) 自            
三鷹市 (2) 自 民
青梅市 (1) 自
府中市 (2) 自 都
昭島市 (1) 自
町田市 (4) 自 公 民 都
小金井市(1) 都
小平市 (2) 自 都
日野市 (2) 自 都
西東京市(2) 自 都
西多摩 (2) 自 都
南多摩 (2) 自 都
北多摩1(3) 自 公 都
北多摩2(2) 自 ネ
北多摩3(3) 自 公 無
北多摩4(2) 自 都
島 部 (1) 自


「共謀罪」法案、成立 [政治・選挙]

6月15日(木)

大学の講師控室のテーブルに並んでいた今日の夕刊各紙。
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1紙だけ仲間外れで、まるで違う法律が成立したかのように見える。

どこが「御用新聞」か一目瞭然。

まあ、法律名としては、仲間外れの1紙が正しいのだが・・・。

マリーヌ、まだ次(5年後)がある [政治・選挙]

5月8日(月)

フランス大統領選挙(決選投票)でマリーヌ・ルペン候補(国民戦線)の得票は33..94%。
もう少し(35%くらい)いくかなと思っていたが・・・。
それでも、第1回投票から300万票増やして1000万票を超えた。

お父さんで先代の党首だったジャン=マリー・ルペンは2002年の大統領選挙(決選投票)で18%の得票率だったことを考えると、15年間で大きく伸びたのは間違いない。

マクロン新大統領は、無所属で議会に足場がなく、政治基盤は弱い。
政策が失敗すれば、次はないだろう。

マリーヌはまだ48歳、次(5年後)も十分にチャンスはある。

アメリカは分断から分裂へ [政治・選挙]

1月29日(日)

トランプ大統領、ほんとうにすごいな。
就任わずか1週間で、「偉大なアメリカ」を世界中に迷惑をかける「とんでもな」国にしてしまった。

今後、連発される大統領令に、司法(裁判所)だけでなく、州(カルフォルニア州など)や市(ニューヨーク市)などが従わないという事態が進行していくと思う。
階層や人種による分断がいっそう深まるだけでなく、共和党支持の赤い州と民主党支持の青い州という地域的な分裂も進み、アメリカ合衆国の統治体としての一体性が崩れていくように思う。

そうなれば、まさにロシアの思うつぼ。
アメリカの大統領がロシアのエージェントだなんて、空想政治小説でもなかなかない設定が現実なんだから、すごい話だ。

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「入国規制は違憲」 全米15州と首都の司法長官が非難声明

米ニューヨークのケネディ国際空港で、イスラム圏7か国の市民の入国を制限する大統領令に抗議する人々
(2017年1月28日撮影)。(c)AFP/Bryan R. Smith
.
【1月30日 AFP】カリフォルニア(California)やニューヨーク(New York)など全米15州と首都ワシントン(Washington D.C. )の司法長官が29日、共同声明を発表し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が大統領令で命じた難民や移民の入国制限を「違憲だ」と非難するとともに、米国の安全保障や価値を守るために闘うと宣言した。

トランプ大統領は27日、イスラム教徒が多数派を占める7か国からの入国禁止などを指示する大統領令に署名した。

野党・民主党系の15州と首都の司法長官は共同声明で「われわれの州内の1億3000万人を超える米国人や外国人居住者を担当する司法の最高責任者として、トランプ大統領による違憲で、米国的でなく、違法な大統領令を非難する」と述べた。

これらの州・首都の人口は全米の3分の1を占める。

司法長官らは「連邦政府が憲法を順守し、移民国家としての米国の歴史を尊重し、国籍や信仰を理由にいかなる人も違法に標的としないよう、共に取り組んでいく」と確約。さらに、大統領令は司法判断によって最終的には無効化されるとの見通しも示した。(c)AFP

「AFP」2017年01月30日 10:17 発信地:ワシントンD.C./米国

トランプ候補の勝因、クリントン候補の敗因 [政治・選挙]

11月10日(木)
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トランプ候補を圧倒的に支持したのは「白人男性」および「(大学に行っていない)」非高学歴白人」。
クリントン候補を圧倒的に支持したのは「非白人」。

「(大学に行っている)」高学歴白人」でもトランプ候補が圧倒。

女性全体ではクリントン候補への支持が厚いが、白人女性に限るとトランプ候補がはっきり優勢。

単純化すると、白人はトランプ候補に、非白人はクリントン候補に投票したということ。

そして非白人の投票率がオバマ候補が当選した前回・前々回よりも高くなかったのがクリントン候補の敗因。

今回の大統領選挙における分断は、ジェンダーや所得階層よりも、あきらかに人種。
さらに言えば、2期8年続いた非白人大統領の後、アメリカの本来の支配者である白人が大統領の座を奪回しようとした運動が今回の選挙だと思う。

だから、トランプ候補がどれだけ人格的に問題があり、スキャンダルまみれでも、「白人の代表」である限り支持率が落ちなかった。


ドナルド・トランプ候補(共和党)、大逆転で大統領へ [政治・選挙]

11月9日(水)

ドナルドトランプ候補(共和党)、大逆転で大統領へ」という前日予想が的中してしまった。
選挙予測としては、ほぼパーフェクトで、選挙予想屋(趣味)50年(小学生の頃から)のキャリアに、また一つ輝かしい実績を加えることができた。

しかし、個人的には、ヒラリークリントン候補(民主党)が「ガラスの天井」を打ち破って、初の女性大統領になることを願っていただけに、とても残念だ。

「大逆転」の理由はいろいろ考えられるが、いちばん大きな理由は、クリントン候補がワシントンの「政治屋」の典型と見られたからだと思う。
そして、「政治屋」につくづく嫌気がさしていたアメリカ人の多くが、政治に無縁だった「実業家(ビジネスマン)」を新しいリーダーに選んだということだと思う。

アメリカの有権者の多くが、クリントン候補を避けたというより、積極的にトランプ候補を支持したということだ。

アメリカ大統領選挙、前日予想 [政治・選挙]

11月7日(月)

アメリカ大統領選挙、前日予想。

ドナルドトランプ候補(共和党)、大逆転で大統領へ。
ヒラリークリントン候補(民主党)、「ガラスの天井」に阻まれる。

(予想の理由)
1、選挙は投票日直前の勢いが重要。接戦の選挙では、追い上げるトランプ候補が有利。
2、ヒラリー支持票に比べてトランプ支持票は固い。
3、隠れトランプ票がかなり出る。

アメリカ大統領選挙の(かなり特殊な)システムからすると、常識的にはヒラリー候補がまだ優勢だと思うが、あえてトランプ候補の勢いを評価した。

個人的にはヒラリー候補に「ガラスの天井」を打ち破って、アメリカ初の女性大統領になってほしいが・・・。

【追記(9日17時)】
的中!
選挙予想屋(趣味)50年(小学生の頃から)のキャリアに、また一つ輝かしい実績を加えることができたが、個人的には最悪の結果だと思う。
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