So-net無料ブログ作成
検索選択
現代の性(同性愛・L/G/B/T) ブログトップ
前の10件 | -

森山至貴『LGBTを読みとくークィア・スタディーズ入門ー』をいただく [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月28日(金)

昨月、早稲田大学文学学院専任講師の森山至貴さんから、新著『LGBTを読みとくークィア・スタディーズ入門ー』(ちくま新書、2017年3月刊、800円+税)をいただいた。
実際にお会いしたのは、すれ違うような形が1~2回あるだけで、ほとんどお話したことがないのに、まことに恐縮である。
森山 - コピー.jpg
↑ 帯に大きく「『偏見がない』では差別はなくならない」とある。
まさに、その通りだと思う。

私は、大学でも大学院でもジェンダー論やセクシュアリティ論を学んだことがない。
そもそも、そんな講義は存在しなかった。
自分が講義する「ジェンダー論」や「セクシュアリティ論」は「なんちゃってジェンダー論」「なんちゃってセクシュアリティ論」であることは重々自覚している。

だから「ちゃんとした研究者の真っ当なジェンダー論を学びたかったら、これらの本を読みなさい」と学生に紹介している。

ただ、今まで「真っ当なセクシュアリティ論」として紹介できる書籍がなかった。
それがやっと現れた。
うれしい限りである。

クィア・スタディーズの基礎的な理論からLGBTの最新事情・問題点までバランス良く盛り込んでいて、かつ凝縮度が高い。
帯に「学校や職場でマイノリティとどう向き合うか」とあるように、教科書として最適だ。

今まで3分の1コマだった、LGBTについての講義を今年度から1コマに増やした。
さっそく、紹介しよう。


【再掲】トークショー「性をめぐるアーカイブの世界 ー過去を未来へ伝えるー」(5月4日) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月25日(火)

東京レインボー・プライド・ウィーク2017」のイベントのご案内です。
お出かけいただけたら、うれしいです。

アーカイブ・トークショー (1) - コピー.jpgアーカイブ・トークショー (2) - コピー.jpg

トークショー「性をめぐるアーカイブの世界 ー過去を未来へ伝えるー」
 
【日時】2017年5月4日(木・祝)14:00~17:00(開場13:30)
【会場】新宿2丁目 AiSOTOPE LOUNGE
    (東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル1F)
【入場料】1500円(1ドリンク付き)
【出演】マーガレット、田亀源五郎、三橋順子、石田仁、小澤かおる
【進行】山縣真矢(TRP共同代表理事)
 
【概要】過去の資料によって過去を知り、それを後世に残していくことで、過去を未来へとつなげていく。その一方で、現在から未来へ向けて続々と生まれてくる「今の資料」をどのように保存し、後世へと伝えていくのか。コレクターとして著名な方々に、その貴重なコレクションを紹介してもらいつつ、これまであまり触れられてこなかった、LGBTコミュニティでのアーカイブの意義や課題、具体的な提案などについて語り合う。

30日(日)19時~、NHK教育テレビ(Eテレ)「バリバラ」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月24日(月)
バリバラ170430_1.jpg
今週末、30日(日)19時~、NHK教育テレビ(Eテレ)「バリバラ」にご注目ください。
私、企画協力しました。
バリバラ170430_2.jpg
http://www6.nhk.or.jp/baribara/

『山梨日日新聞』連載「山梨発LGBTを考える」(全5回) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月21日

山梨日日新聞』の「山梨発LGBTを考える」(全5回)、人口83万人の小さな県(世田谷区より少ない)の地方紙にもかかわらず、かなり気合が入った連載です。
掲載紙が送られて来たのでアップします。

(第1回)2017年4月9日「本当の自分は・・・苦悩ー生まれつきの性に違和感ー」
山梨日日新聞20170409.jpg
(第2回)2017年4月11日「生き方 理解してほしいー職場や家族の視線に苦悩」
山梨日日新聞20170411.jpg
(第3回)2017年4月12日「居場所 ここにあるよー定期的に交流 思い共有ー」
山梨日日新聞20170412.jpg
(第4回)2017年4月14日「『特性の一つ』理解促すー行政と企業の取り組みー」
山梨日日新聞20170414.jpg
(第5回)2017年4月15日「『普通に接してほしい』ー三橋順子さん(都留文科大学非常勤講師)に聞くー」
山梨日日新聞20170415.jpg

「山梨発LGBTを考える<5> 三橋順子さんに聞く」(『山梨日日新聞』2017年4月15日) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月16日(日)

山梨日日新聞』インタビューが掲載されました。
掲載は下記のアドレスなのですが、有料記事で読めないし、掲載紙もまだ届いていません。
http://www.sannichi.co.jp/article/2017/04/15/00189291
こんなこと言ってます。
---------------------------------------------------------------
山梨発LGBTを考える<5> 三橋順子さんに聞く」
(『山梨日日新聞』2017年4月15日)

高校の教科書への性的少数者(LGBT)の記載、自治体が同性カップルを公的に認める「パートナーシップ制度」の設立―。LGBTを巡る環境はめまぐるしく変わっている。日本における性別越境者の社会史を研究している都留文科大の非常勤講師で、自分の性に違和感を持つトランスジェンダーの当事者でもある三橋順子さんは「身近な人たちに性的違和や性的指向を理解してもらうことで、本人の生きづらさは軽くなる」と指摘する。

 ―性的少数者を取り巻く環境は。
私自身が性別違和を強く感じたのは1980年代で、当時はLGBTの概念はなく、自分のことを理解できませんでした。当事者が表だって声を上げることも少なかったため、「この人みたいになりたい」と目標になる人もおらず、本当に苦しかったのを覚えています。

大学生に講義をしていると、「知り合いにLGBTの当事者がいる」という学生が増えてきています。若者にとって性的少数者は身近な存在になりつつあり、本人の置かれた状況や苦悩を理解しようとしていると感じられます。自分の身の回りにいない、という人たちは想像力を働かせることができず、当事者に心ない発言をしがちです。

 ―当事者にどう接すればいいか。
海外では宗教上の理由などからLGBTの当事者が迫害されることがあり、命の危険さえあります。しかし、私が調べた限りでは、日本ではLGBTであることだけを理由に危害を加えられたヘイトクライム(憎悪犯罪)はほとんどありません。地方でも「珍しいね。初めて見たよ」と言われることはあっても、「村に入ってくるな」と顔をしかめる人はいません。日本社会の誇るべきところだと思います。

LGBTだからと特別扱いせず、一般の人と同じように普通に接すればそれでいいのです。レストランで普通に注文を取ってもらえる、就職面接で門前払いせずに能力を普通に評価してくれればそれでいい。LGBT専用トイレを作るより多目的トイレを増設した方がいいと私は思います。配慮は必要ですが、「特別枠」を作ることで逆に差別を助長しかねません。

―当事者の生きづらさを軽減するには。
当事者が声を上げやすい環境を整えていく必要がありますが、すべての人たちがLGBTへの理解を示すことは現実的には難しいと思います。本人の支えになるのは、最も身近な存在である親や親しい友人でしょう。思春期の性別違和が大人になって和らぐこともあるので、成長に寄り添いながら性的違和や性的指向を理解してあげてほしいと思います。

 ◇

 みつはし・じゅんこさん。都留文科大や明治大などで非常勤講師を務める。著書に「女装と日本人」(橋本峰雄賞)など。
 
【追記(21日)】掲載紙が届きました。
山梨日日新聞20170415 (2) - コピー.jpg

『山梨日日新聞』に載った・・・らしい [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月15日(土)

『山梨日日新聞』の連載「山梨発LGBTを考える」(第5回)に私のインタビュー「三橋順子さんに聞く」が載ったようです。
http://www.sannichi.co.jp/article/2017/04/15/00189291
でも、読めない・・・。

山梨県にある大学に勤務して今年で8年目だけど、8年かかって初めて地元紙に私の存在が認識された。

いかに目立たないというか、存在感が希薄というか・・・。




トークショー「性をめぐるアーカイブの世界 ー過去を未来へ伝えるー」(5月4日) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月12日(水)

東京レインボー・プライド・ウィーク2017」のイベントのご案内です。
お出かけいただけたら、うれしいです。

アーカイブ・トークショー (1) - コピー.jpgアーカイブ・トークショー (2) - コピー.jpg

トークショー「性をめぐるアーカイブの世界 ー過去を未来へ伝えるー」
 
【日時】2017年5月4日(木・祝)14:00~17:00(開場13:30)
【会場】新宿2丁目 AiSOTOPE LOUNGE
    (東京都新宿区新宿2-12-16 セントフォービル1F)
【入場料】1500円(1ドリンク付き)
【出演】マーガレット、田亀源五郎、三橋順子、石田仁、小澤かおる
【進行】山縣真矢(TRP共同代表理事)
 
【概要】過去の資料によって過去を知り、それを後世に残していくことで、過去を未来へとつなげていく。その一方で、現在から未来へ向けて続々と生まれてくる「今の資料」をどのように保存し、後世へと伝えていくのか。コレクターとして著名な方々に、その貴重なコレクションを紹介してもらいつつ、これまであまり触れられてこなかった、LGBTコミュニティでのアーカイブの意義や課題、具体的な提案などについて語り合う。

同性カップルに里親認定、大阪市 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月5日(水)

また、一歩前進。

欧米では『トーチソング・トリロジー(Torch Song Trilogy)』(1988年:アメリカ)など、ゲイ・カップルが養い親になる物語は早くからあった。
近作でも『チョコレートドーナツ』(原題: Any Day Now)」(2012年:アメリカ) などがある。
ゲイ/レズビアンが(血のつながりがある、ないに関わらず)子供を育てることは、別に珍しいことではなくなっている。

にもかかわらず、なぜか日本のゲイ/レズビアン運動は、「養子」問題に関心が薄かったように思う。
これを機会に関心が高まることを願う。

--------------------------------------------
<養育里親>男性カップルを大阪市が全国初認定

虐待などにより親元で育てられない子供の養育里親について、大阪市が男性カップルを認定したことが5日、市への取材で分かった。厚生労働省は同性カップルの里親認定について「聞いたことがない」としており、全国初とみられる。

大阪市によると、昨年12月、市内在住の30代と40代の男性を養育里親と認定した。市は、養育する子供については詳細を明らかにしていない。

厚労省は里親委託に関するガイドラインを2011年に策定した。ガイドラインに基づき、各自治体で里親の認定について運用が進められている。

自治体によっては、同性カップルを異性間の結婚に相当する関係と認める動きもあるが、里親については夫婦らを前提とし、性的マイノリティー(LGBT)の認定には消極的な意見もある。

しかし、厚労省ガイドラインでは里親希望者の要件について、同性カップルかどうかは定めておらず、同省家庭福祉課は「ガイドライン上、同性カップルでも里親を希望することは可能」とする。実際に認定されたケースは把握していないという。

同省によると、国内では現在、約4万5000人の子供が社会的養護のもとで生活している。大半は児童養護施設などで暮らし、里親に預けられているのは1割強にあたる約5000人にとどまっている。同性カップルの里親を望む声は以前から一部であった。

大阪市では、里親希望者はこども相談センター(児童相談所)に申し込み、面接や制度の仕組み、心構えなどを理解する1週間程度の研修などを受ける。その後、有識者らの社会福祉審議会に諮問し、最終的には市長が認定する。里親には養育里親に加え、養子里親や親族里親、専門知識を生かして養育する専門里親がある。認定を受けた里親は、子供とのマッチングを行うことになる。今年1月現在、大阪市で登録されている里親は119世帯。【岡崎大輔、井川加菜美、畠山哲郎】

『毎日新聞』2017年4月5日(水) 23:11配信

『朝日新聞』朝刊教育面「いま 子どもたちは・カミングアウト」(杉山麻里子記者) [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

4月4日(火)

『朝日新聞』朝刊教育面「いま 子どもたちは」の「カミングアウト」(杉山麻里子記者)が終了。

レズビアンの大学生が主宰する「名古屋あおぞら部」に集まる性的少数者の高校生たちの姿を取材した8回連載。

性的少数者の情報が乏しいことが、どれだけ若い人の自己肯定を妨げるか、逆に適切な情報の提供と仲間たちの存在がどれだけ自己肯定に役立つかがよくわかる良記事。

でも、私が知る限りSNSでの反応は乏しかった。
やはり「お商売」につながらない記事には、関心が薄いのだろうか。

(1)ありのままを話したい(3月23日)
(2)自分は一人じゃないと知った(3月24日)
(3)「先生は先生」うれしかった(3月25日)
(4)友の言葉に「存在していいんだ」(3月26日)
(5)学ラン着る前日、投稿に思い込めた(3月31日)
(6)性別って、2つだけなの?(4月1日)
(7)少数者の生きづらさ、映画に(4月2日)
(8)普通の人だと知ってもらいたい(4月3日)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12874072.html

トランプ政権、LGBT締め付け 保守に配慮し寛容から一転 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

3月27日(月)

トランプ米政権の性的マイノリティ政策の諸悪の根源は、トランプ大統領ではなく、ペンス副大統領ということ。
だから、トランプ大統領にはぜひとも任期を全うしてほしい。
そうでないと、ペンスが大統領になり、最悪の事態になりかねない。

--------------------------------------------
トランプ政権、LGBT締め付け 保守に配慮し寛容から一転

トランプ米政権が性的少数者(LGBT)への締め付けを強めている。かつては寛容な姿勢を見せることもあったが、オバマ前政権下で進んだ保護政策撤回など保守層に配慮した動きが目立ってきた。女性や非白人など国内の少数派(マイノリティー)にどう向き合うのか。LGBTへの対応はトランプ大統領が米社会の分断を修復できるかどうかの試金石となる。

米大統領選から約1カ月後の昨年12月。ニューヨーク在住の同性カップル、デービッドさん(51)とカールさん(48)は市の庁舎で結婚式を挙げた。実は予定を1年半早めた「駆け込み婚」。米国は2015年に同性婚を合法化したが、「新政権が同性婚をどう扱うか不安」だった。大統領選の翌日に2人で話し合い、式の前倒しを決めた。

LGBTへの締め付けは早速始まった。今年2月下旬、トランスジェンダー(出生時の性と自身の認識する性が一致しない人)の生徒らに、自身の選んだ性別のトイレを使用させるよう公立学校に促したオバマ前政権の通達を撤回したのだ。

市民団体などは一斉に反発。大統領就任式で国歌を歌った女性歌手は「失望した」とツイートし、トランスジェンダーの姉とともにトランプ氏への面会を求めた。失望が広がったのは、それまでのトランプ氏の姿勢が必ずしも反LGBTではなかったためだ。

「大統領になれば『LGBTQ』の人々を守るために全力を尽くす」。トランプ氏は昨年の共和党全国大会での候補者指名受諾演説でこう明言した。「Q」はLGBTに含まれない性的少数者「クイア」の頭文字を指す。あえて言及するのは保守色の強い共和党の候補者としては異例で、「理解の高さ」を当事者やリベラル層に訴えた。

大統領就任後の今年1月にも「LGBTQの権利を支持する」と改めて声明を発表。オバマ氏が発令した差別禁止の大統領令を維持するとした。

ちぐはぐな言動はなぜか。慶応大の渡辺靖教授は「共和党内の一大勢力である宗教的保守派への歩み寄りが狙い」とみる。キリスト教保守派は共和党の重要な支持母体だ。同性婚や中絶を容認するオバマ前政権下で進んだリベラル化への反発はトランプ大統領を生み出す原動力の一つだった。

トランプ氏は共和党の主流派とは保護貿易などの看板政策で意見を異にするが、政権運営で協力は不可欠。「強いこだわりがないとみられるLGBT政策ではペンス副大統領ら保守派の意向が反映されている可能性が高い」(渡辺教授)

こうしたトランプ氏の姿勢は他の少数派問題に波及する恐れがある。トランプ氏の熱狂的支持層には女性や非白人など少数派への配慮を「逆差別」として反発する白人労働者階級もいる。自らの支持層にすり寄る政策に偏れば米社会の亀裂をさらに深めかねない。(木寺もも子、ワシントン=芦塚智子)
『日本経済新聞』電子版 2017/3/24 0:30
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H3D_T20C17A3FF2000/
前の10件 | - 現代の性(同性愛・L/G/B/T) ブログトップ