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FtMによる女性への暴行(未遂)? [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月26日(月)

Twitteでたまたま見かけたが、ちょっと見過ごせない話なので、記録保存。
FtMによる女性への暴行(未遂)?
東京ティンプシー」というレズビアン系のイベント会場での出来事のようだ。
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玉子@‏ @egg9_9king · 6月25日
ティプシーに彼女と参加したら
トイレに行って帰って来たらFTMに押さえつけられて無理矢理やられそうになった。
首に痣までついてるし
まじで有り得ない。
DDI9WkSUQAEAqOz.jpg
https://twitter.com/egg9_9king/status/878832347616952321
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玉子@‏ @egg9_9king · 24時間前
VIPでシャンパン飲みながらイベント楽しんでただけ。
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玉子@‏ @egg9_9king · 23時間前
最初に彼女を押さえつけたのはFTMの1人。
その後ツレらしきボイタチも彼女を襲おうとしたとの事。
2人組でしてきた事です。
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画像の痣、キスマークというより歯型に近いように見える。酔ってふざけてというより、襲ったに近い。だとすると、それはもう性暴力だろう。

コミュニティ内だから、レズビアンだから、FtMだから性暴力が見過ごされるということは、当然のことながら、有ってはならないと思う。

『AERA』LGBT特集の記事が中国語に [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月18日(日)

先日の『AERA』のLGBT特集の記事が、もう、中国語に訳されている。

ゲイ=男同性恋者
マッチョな男性的なゲイ=肌肉型男Gay
女性っぽいゲイ=女性化的Gay
おネエ=男大姐
レズビアン=女同性恋者
バイセクシュアル=双性恋者
トランスジェンダー=跨性别者
MtF=男性变为女性的跨性别者
FtM=女性变为男性的跨性别者

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メディアとLGBTの関わりについて研究している明治大非常勤講師(性社会文化史)の三橋順子さんもこう指摘する。

研究媒体与LGBT关系的明治大学兼课讲师(性社会文化史)三桥顺子也如下指出:

「LGBTと言っても、バラエティーに登場するのは過剰に女っぽいゲイ(おネエ)ばかり。実際にはマッチョな男性的なゲイのほうが多いのに、女性っぽいゲイしか取り上げられないことが多いんです」

“就算说是LGBT群体,在综艺节目中登场的,也都是那些男大姐们。而事实上,肌肉型男Gay绝不是少数,却大多只让那些女性化的Gay上镜。”

今年4月のNHKの番組で三橋さんがこの問題を指摘しようとしたが、顔出しで登場してくれるマッチョ系のゲイはいなかった。それ以外にも、L(レズビアン)や女性から男性になったT(トランスジェンダー、FtM)が登場することもかなり少ない。

今年4月,在NHK的节目中,三桥指出了这个问题,却仍然没有肌肉型Gay在电视上露脸。还有,也极少有女同性恋者及女性转变为男性的人(跨性别者、FtM)上镜。

「日本ではMtF(男性から女性に変わったトランスジェンダー)よりFtMのほうが3倍近く多いという統計もあるんですが、FtMはテレビ的には使いづらいという認識があるようで不可視化されているんです」(三橋さん)

三桥表示,“根据统计,日本MtF(男性变为女性的跨性别者)比FtM(女性变为男性的跨性别者)的数量多三倍,然而FtM被认为在电视节目里很难使用,从而并不多见。”

『沪江日语』2017-06-18 13:03:39「“男大姐”的霸屏时代有何隐患?」
http://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404119975718701777



『女たちの21世紀』90号特集LGBT主流化の影」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月15日(木)

注文していた季刊『女たちの21世紀』90号(アジア女性資料センター、2017年6月)「特集LGBT主流化の影」が届いた。
季刊「女たちの21世紀」90.jpg
う~ん、巻頭対談は期待外れ。

青森中国韓国台湾の事情についての記事は有益。

遠藤まめた氏の「フェミニズムを虹色に」には何度も肯きながら読んだ。
私も「女か男か」「こっち(味方)かあっち(敵)か」という「フェミニスト」の二元論には、ずいぶん悩まされたので。
「そんな単純な話ではないのです」と説明しても「で、結局、どっちなの?」みたいな。

口では「多様性の尊重」と言っても、その点ではあまり変わっていないように思う。
相変わらず「フェミニスト」とTrans-womanの距離は縮まっていないなぁ、と思った。

『AERA』アウティング告発問題 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月8日(木)

『AERA』6月12日号でアウティング問題が発生か。
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わと@ぷらきゃかわいい‏ @beewato · 6月7日
ちょっと聞いてほしいんだけど、わとさん全国誌「AERA」にアウティングされた。 
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もう発売されてるしどうしようもないんだけど、今後こういうことがあったら困る人が絶対にいるから書いておく。
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経緯はこうよ。
昨日レズの友達が「わたし『AERA』に取材されて記事が載るよ」とツイッターで「AERA」を紹介。
本日その友達から「わとさんの写真載ってるよ」と連絡が入る。(「AERA」に載ってたわたしの写真の写メつき)
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写真にはわたし含めて三人で写っていました。雑誌に写真掲載していいかどうかの許可についてのそれぞれの認識は以下の状態です。

わたし「全くきいてない」
友人A「写真撮ったあと掲載していいか聞かれた」
友人B「浮かれてて覚えてない」
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友人に私の写真がAERAに掲載されていると聞いた時、恐怖を覚えました。わたしは普段自分のセクシャリティをクローズドにしているからです。私の同僚や、親や、知り合いにこの写真を見られたらどんな反応をされるだろうと怯えました。
0:07 - 2017年6月8日
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この「わとさん」という方の告発ツィートを読んだとき、真っ先に浮かんだのは、12頁に掲載されているパレードを俯瞰で撮ったカラー画像。

畑野とまとさんはじめ大勢の人が写っていて、顔が判別できる人に限ってもすべての人の掲載同意をとるのは、現実問題として無理。
パレードに参加する人は、撮られることに同意している、と考えるしかない。

しかし、一連のツィートを読んでいくと、問題の写真はそれではなく、この「わと」さんという方が2人の友人と撮られたスリー・ショットらしい。
「大特集:LGBTブームという幻想」の中には、該当する写真はない。
ただ、特集とは別の「『さん付け』を輸出しよう(高橋有紀記者)」という記事(62頁)に、女性のスリー・ショットがある。
おそらくこれだろう。

「わと」さんは、掲載許可について「全くきいてない」と言っている。
一方、友人Aは「写真撮ったあと掲載していいか聞かれた」。
友人Bは「浮かれてて覚えてない」。

その通りなら、カメラマンは3人のうちの1人に許可を求め、それを3人の総意としてしまったのかもしれない。
そうだとすると、とても問題だ。

メディアが一般人を撮影する際に、使用目的を明示して使用許可をとるのは当たり前のこと。
肖像権の問題がクローズアップされてからは、ちゃんとしたメディアなら口頭ではなく文書で許可をとる。
私も口頭でOKを出したら「念のため」と同意書を書かされたことがある。

個人のセクシュアリティの在り様はセンシティブなものであり、その一方的な開示につながるような行為は十分に慎重であるべきだということを、私たちは「一橋大学アウティング事件」で学んだのではなかったのか。

「わと」さんという方は、Twitterのプロフィールに「LGBTのB(バイセクシャル)かも。Xジェンダーかも」と書いているが、「普段自分のセクシャリティをクローズドにしている」とのこと。

LGBTを特集した号で、アウティング問題が発生したのでは、言いわけできない。
「脇が甘い」で済む問題ではない。

この件が、法的にアウティングに相当するかどうかは、今、論じるべきことではない。
それは、専門の法律家が判断すること。
『AERA』のLGBT特集号におけるアウティング告発、LGBT特集の頁ではないにしろ、LGBT特集号の中に起きたことが重要で、軽視すべきではない。

いくら個々に良い記事があっても、肝心な所が駄目なのでは、全体(編集部の見識)が疑われてしまう。

「アウティングです!」と告発した人が出たこと、その原因(掲載許可の不徹底)があったと思われることが、『AERA』のLGBT特集号としては問題なのだ。

『AERA』の「編集長敬白」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月6日(火)

『AERA』のLGBT特集号、64頁の「編集長敬白」が、私のコメントに言及していることに、今さら気づく。
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「女性から男性に変わる『FtM』が、その逆の『MtF』の3倍近いこと。意外でした。テレビで見るのがいわゆる『おネエ』ばかりなのも思い込みを助長していたと思います。読んで、街の景色の見え方が少し変わりました。
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日本が世界でも稀な「FtM大国」であること、もっと広く知られるべきだと思う。
そして、なぜそうなったのか?をしっかり考えるべきなのだ。

MtFの数はこの10数年、ずっと横這い。
少なくとも戸籍変更人数は大きな増加はない。
増加分のほとんどがFtMで、とくに2008年以降、激増という感じ。
これは、明らかに社会的な要因。
一部の女性をFtMに向かわせる社会圧があるということ。

私はFtMの増加のかなりの部分を、レズビアンからの流入と考えている(「日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響」小林富久子ほか編『ジェンダー研究/教育の深化のためにー早稲田からの発信―』 彩流社 2016年3月)。
日本におけるレズビアンの隠蔽、それによるレズビアン・コミュニティの未確立・脆弱性が、かなり影響しているように思う。

したがって、日本社会でレズビアンへの認識が高まり、レズビアン・コミュニティが確立され、「婚姻平等」が達成されたら、FtMはかなり減少すると思う。

6月5日(月)留学生をマーガレットさんに引き合わす [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月5日(月)  晴れ 夕方から雷雨 東京  25.6度  湿度47%(15時)

9時半、起床。
朝食は、グレープフルーツ・デニッシュとコーヒー
IMG_4558.JPG

11時半、家を出る。
IMG_4562 - コピー.JPG

ホタルノブクロが咲き始めた。
IMG_4559.JPG
IMG_4560.JPG

13時、都営地下鉄・新宿三丁目駅改札前で、明治大学情報コミュニケーション学部の田中洋美先生、ゼミ生さん2人(女子学生)、南カルフォルニア大学から明治大学に短期留学している男子学生と待ち合わせ

マーガレット小倉さんの店「オカマルト」(新宿二丁目「新千鳥街」)に案内してDrag Queenである男子学生を引き合わす(通訳は、田中先生)。

日本のDQの草分け的存在である大ベテランがアメリカの新人DQの質問に応えて語るのを、コーヒーを飲みながら1時間半ほど陪聴。

とても有意義な時間。
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↑ 特別展示は「東郷健」

15時過ぎ、辞去。

「東急ストア」で夕食の材料を買う。
16時半、帰宅。

夕食は、具だくさんの麻婆茄子を作る。
IMG_4576.JPG
ちゃんと料理したので、おいしくできた。

少しマシな牛肉を焼く。
IMG_4578.JPG

明日の講義の準備。
お風呂に入って温まる。

就寝、3時。


『AERA』6月12日号、特集「LGBTブームという幻想」 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月5日(月)

今日(6月5日)発売の『AERA』(朝日新聞社)6月12日号は、大特集「LGBTブームという幻想―虹の麓にある現実―」
AERA20170612(1).jpg
AERA20170612.jpg
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LGBTの光と影
AERA20170612(3).JPG
【ブーム】
「私たち『夫婦(仮)』はじめました」
トランスジェンダーとゲイの異色カップル対談
能町みね子 (漫画家)× サムソン高橋 (ライター)
「『おネエ』しかいらない ―LGBTはメディアでどう扱われてきたか―」
ミッツ・マングローブ/カルーセル麻紀/KABA.ちゃん
【政治】
「ひとつではない政治意識 ―LGBTだからリベラルというわけではない―」
【調査】
「『フレンドリー』は虹の彼方に ―本誌独自調査で見えた自治体対応の実態―」
【教育】
「『いない』のではなく『見えない』だけ ―小中学校教員の半数以上がLGBTを知らない―」
【家族】
「それでも愛して育てたい ―同性カップルが我が子と育む家族―」
【老い】
「誇りは持てた どう老いるのか ―ロールモデルなきLGBTの老後」

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19110
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私は2本目「『おネエ』しかいらない ―LGBTはメディアでどう扱われてきたか―」の中で、LGBTの(テレビでの)扱いには大きな偏りがあるという文脈でコメント。
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メディアとLGBTの関わりについて研究している明治大非常勤講師(性社会文化史)の三橋順子さんはこう指摘する。
「LGBTと言っても、バラエティーに登場するのは過剰に女らしいゲイ(おネエ)ばかり。実際にはマッチョな男らしいゲイのほうが多いのに、女性っぽいゲイしか取り上げられないことが多いんです」
今年4月、NHKの番組で三橋さんがこの問題を指摘しようとしたが、顔出しで登場してくれるマッチョ系のゲイはいなかった。それ以外にも、L(レズビアン)や女性から男性になったT(トランスジェンダー、FtM)が登場することもかなり少ない。
「日本ではMtF(男性から女性に変わったトランスジェンダー)よりFtMのほうが3倍近く多いという統計もあるんですが、FtMはテレビ的には使いづらいという認識があるようで不可視化されているんです」(三橋さん)
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『AERA』は(『AERA』好みのネタなのに)なぜか今まで「LGBT」の特集を組んでなく、ここにきて、良く言えば「満を持して」、悪く言えばブームに陰りが見えてきた「今だからこそ」の大特集という感じ。

それにしても、表紙&吊り広告のコピー「LGBTブームの嘘」はきついなぁ。

LGBT特集で、いちばん驚いたのは、巻頭のサムソン高橋さんと能町みね子さんの対談「私たち『夫婦(仮)』はじめました」。
見出しに釣られて読み出したときには、ネタだろうと思っていたが、お二人の馴れ初めがずっと語られている。
本当だったんだ・・・・・。

有益なのは、「『フレンドリー』は虹の彼方に―本誌独自調査で見えた自治体対応の実態―」。
東京都(島嶼部を除く)と全国の主要都市の首長を対象としたアンケート調査。
ほとんどの自治体が、具体的なLGBT施策をやる気がないことがはっきりわかる。
滋賀県の大津市長だけが「同性パートナシップ制度」の導入に〇をしている。

あと、「『フレンドリー』は虹の彼方に」という見出し、皮肉が効いていてすてき。

いちばん読んでいて共感できたのは、「誇りは持てた どう老いるのか ―ロールモデルなきLGBTの老後―」。
他の記事と異なり、当事者性(ゲイ)のある方の担当で、長谷川博史さんの「僕の失敗を見て学んでほしい。だけど同時に、しくじっても大丈夫だということを今、伝えなければ」という言葉がとても深くてすてきだ。

全体的な感想として「LGBTの光と影」と題しているが、実際には今まで出ずっぱりだった「光」の世界の人(キラキラ系)はほとんど誰も取材されていない。
「影」部分に焦点をあてたという点で、従来の上滑りな特集とは一味、二味違うものになっている。

私が、この頃、「潮目が変わった」と言うのはそういうこと。

6.7兆円とか「巨大な金がそこに埋まっている」と囃し立てたことが、日本の「LGBTブーム」の起点なわけだが、それから5年が経って「そこにはそんな大金は埋まっていない」ことに、大勢の人が気づいてしまった。

そうしたら、そんな景気が良いキラキラ話が続くはずもないわけで、シビアな現実(影の部分)に焦点が移るのは、むしろ健全なことだと思う。

「LGBT授業」は「流派」化する? [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月3日(土)

こうやって、全国各地で「LGBT」授業が行われるようになるのは良いことだけど、その内、各地で教え方の「流派」みたいなものが成立するのでのではないだろうか。

すでに、「性」の要素を3つ(身体の性・性自認・性的指向)で解説する人たちと、私のように4つ(身体の性・性自認・性別表現・性的指向)で解説する人が分かれてきている。
トランスジェンダーにとっては性別表現は重要なので、それを省くという発想にならないのだが、同性愛系の講師にとってはあまり重要ではないらしい。

用語にしてもMtF、FtMを使う人たちと、私のようにMtF、FtMはできるだけ使わず、Trans-woman、Trans-manを使う人がいる。

どこかの広告代理店が出してきた「13人に1人」を事実であるかのように教える人と、私のように「あれはプロパガンダですから・・・」と教える人と。

そのうち、各地域で「LGBT」や性の多様性への認識が異なってくるのはないか? 
東京ではそうかもしれませんが、高知ではこうです」みたいな感じで。

そうなると、「流派」の名前も考えておかないといけないかな。
私が名乗るとしたら 「北辰多元流」か「神道双性流」かな。

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LGBT授業
多様な性、尊重して 県立大で /高知

性的少数者(LGBT)について学ぶ授業が1日、県立大(高知市池)であった。社会福祉学部や看護学部の1年生ら約120人を前に、LGBTを支援するNPO法人「高知ヘルプデスク」(香南市)などが登壇。関連用語の解説や、多様な性のありようを認め合う社会に向けた情報発信などに取り組む「ソーシャル・アライ コナツハット(通称SA和CH( さわち )!」(高知市)の活動を紹介した。

野辺陽子講師の基礎ジェンダー学の授業で実施された。まず高知ヘルプデスクのメンバーが、LGBTに関する基礎用語などを解説。理事の石川完さん(47)は「カミングアウトをされたら『ありがとう、分かった』と受け止めてほしい」と学生に訴え掛けた。

その後、SA和CH!のメンバーで、共に社会福祉学部4年の美濃部千佳さん(22)と小虎和(のどか)さん(21)が結成のきっかけや特徴を説明し、「活動に関心を持った方がいれば、SNSで情報発信しているので一度見てほしい」と呼び掛けた。

授業を受けた社会福祉学部1年、高橋英也さん(19)は「13人に1人がLGBTというデータがあると聞いて、こんなに身近なのかと思った。その人らしさを尊重していきたい」と話した。【松原由佳】

『毎日新聞』2017年6月2日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20170602/ddl/k39/040/472000c

アイルランドで、初の同性愛者の首相誕生へ  [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月3日(土)

アイルランドの与党、統一アイルランド党は、バラッカー社会保健相(38)を党首に選出、議会で首相として承認される見込み。

同性愛を公表した首相としては、アイスランドのヨハンナ・シグルザルドッティル(Jóhanna Sigurðardóttir 1942年~、首相在職:2009~2013年)が最初で、ベルギーのエリオ・ディルポ(Elio Di Rupo 1951年~、首相在職:2011~2014年)、ルクセンブルグのグザヴィエ・ベッテル(Xavier Bettel、1973年~、首相在職:2013年~)と続いて、4人目になる。

ヨハンナは女性同士で「結婚」していた人なので、男性同性愛の首相としては3人目。

同性愛者が首相になることは西欧諸国ではもう珍しいことではないが、他の事例が、プロテスタントの国であるのに対し、アイルランドは同性愛に厳しいカトリック教国であることに注目。

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アイルランド、新首相誕生へ 初の同性愛者にして史上最年少 
ireland-leo-varadkar-ruling-party-leader.jpg
アイルランドの与党党首に選ばれたレオ・バラッカー社会保護相

(CNN) アイルランドの与党・統一アイルランド党は2日、バラッカー社会保護相(38)を党首に選出した。アイルランド議会が再開する13日には首相として承認される見込みで、史上最年少かつ同性愛者を公言する初の同国首相となる見通しだ。

退任するケニー首相は5月、2002年から保持してきた党首の座を辞任していた。

党首選でバラッカー氏の唯一の対抗馬だったコベニー住宅相は、一般党員の3分の2近い支持を獲得。ただ、統一アイルランド党の党首選出の仕組みでは、一般党員の票は全体票の25%を占めるに過ぎなかった。一方、バラッカー氏は同党の地方議員の過半数、国会議員73人中51人の後押しを受けた。議員による票は全体の65%に達した。

バラッカー氏は党首選の結果を受け、「うれしく思っており光栄だ」と述べた。

バラッカー氏はインド出身の父親とアイルランド人の母親の間に生まれ、医師を経て27歳のときにアイルランド議会に初当選した。

保健相だった15年には、国営ラジオで同性愛者であることをカミングアウト。アイルランドで同性愛を公言する他の少数の政治家とともに、同性婚を認める結婚平等法への支持を打ち出した。

アイルランドでは教会が長年にわたり国家に対する影響力を保持し、依然として世俗的な欧州国家としての立場を模索している段階。バラッカー氏が首相に選ばれれば異例の選出と言えそうだ。ただ、バラッカー氏の政策は右派寄りの傾向が強い。

「CNN」2017.06.03 Sat posted at 11:35 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35102201.html



札幌市がパートナー証明開始 4組が宣誓 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

6月1日(木)

6月1日、札幌市が「パートナー宣誓制度」を開始。
同性カップルだけではなく、戸籍上異性のカップルも利用できる。

人口規模日本第4の政令指定都市(東京23区を入れると第5位の大都市)が実施に踏み切った意義は大きい。
それでも、先行の5自治体と合わせて、日本の人口の約3%しか対象にならない。
後に続く自治体、とりわけ政令指定都市が出ることを切に願う。

【追記】
LGBTのことは滅多に記事にしない『読売新聞』がそれなりに大きく報じていて意外。

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LGBT  札幌市がパートナー証明開始 4組が宣誓

札幌市が1日、LGBTなど性的少数者のカップルをパートナーとして公的に証明する「パートナーシップ宣誓制度」を開始した。国内の自治体で6例目で、人口規模は最も大きい。また全国で初めて、戸籍上の性別を問わずに申請できる仕組みになっている。

市の要綱に基づく制度で、この日午後3時半までに17件の予約があり、4組が宣誓した。

その一人で札幌市北区、奥田真理さん(25)は「ドキドキ、わくわくしながら家を出た。受け取ったときは素直にうれしかった」と頬を緩ませた。宣誓書について「機会があったら使いたい。現状はパートナーを家族や友人に紹介しにくいが、当たり前のように紹介できる社会になるのが理想」と語った。

制度の導入を要望してきた市民団体「ドメスティック・パートナー札幌」の鈴木賢代表も「札幌が多様な生き方に寛容で、多くの若者をひきつける街になってもらいたい」と歓迎した。

全国で同様の制度をこれまでに導入しているのは東京都渋谷区、世田谷区と三重県伊賀市、兵庫県宝塚市、那覇市の5自治体。鈴木代表は「希望の扉がようやく開き始めた。更に次のステップへ進んでいきたい。全国のLGBTの仲間やその支援者が、各地で地元の行政に働きかけてほしい」と抱負を語った。

秋元克広市長は「性的マイノリティーの方も含め、誰もが自分らしく生きることのできる街にしていくことが必要。制度が広く市民に受け入れられていくよう、今後も取り組みを進めていきたい」とコメントした。【日下部元美】

『毎日新聞』2017年6月1日 20時20分(最終更新 6月1日 23時04分)
https://mainichi.jp/articles/20170602/k00/00m/040/069000c
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LGBTのカップル承認…札幌市、政令市で初

性的少数者(LGBT)のパートナー関係を行政が認める制度が、1日から札幌市で始まった。

同様の制度は東京都の渋谷区や世田谷区などで導入されているが、政令指定都市では初めてのケースとなる。

制度の名称は「札幌市パートナーシップ宣誓制度」。パートナーとしての承認を希望するカップルが、市職員立ち会いの下で宣誓書に署名すると、「受領証」が交付される。

交付で、結婚と同等の法的権利や義務は生じないが、認証を受けることでパートナーが相手の生命保険の保険金を受け取れる場合があるという。

市によると、この日は午後1時現在、3組が市役所を訪れ、宣誓した。女性のカップルは、市職員からパートナー関係を示す書類を受け取ると「やっとこの日を迎えられた。これから先、一緒にいられると思うと安心できる」と喜びを語った。

『読売新聞』2017年06月01日 13時30分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170601-OYT1T50045.html
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札幌市、LGBTカップル認証開始 政令市初、初日は4組申請へ

札幌市は1日、同性愛や性同一性障害など性的少数者(LGBT)のカップルの関係を公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」の要綱の運用を始めた。同様の制度は既に東京都渋谷区など道外の5自治体が実施しているが、政令市では初めてとなる。同性愛だけでなく、性同一性障害の異性同士も対象とした。

札幌市によると、認証初日の1日には、事前予約した4組が申請する予定。午後1時までに、このうち3組が申請した。市職員から「受領証」を受け取った、20代と30代の戸籍上の性別が女性同士のカップルは、報道陣に「制度が早くできるようにと願っていた。うれしい」と語った。

『北海道新聞』2017年6月01日 12時43分(06/01 14:46 更新)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0405930-s.html
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LGBT カップル認証4組宣誓 札幌市 1年間で90組想定

札幌市は1日、政令市で初めて性的少数者(LGBT)のカップルの関係を公的に認証する「パートナーシップ宣誓制度」の運用を始め、初日は事前予約した4組が宣誓した。同様の制度を既に実施している東京都渋谷区など道外の5自治体と異なり、札幌市は同性愛だけでなく性同一性障害の異性同士も対象とした。2日以降も13組が予約しており、市は今後1年で80~90組の宣誓を想定している。

札幌市の秋元克広市長は制度の開始に当たり、「宣誓した人が、自分らしく活躍する節目になれば大変うれしい。札幌を誰もが自分らしく生きることができる街にしていきたい」とコメントした。

市役所を訪れた4組のカップルは、職員の前で「互いを人生のパートナーとする」とした宣誓書に署名し、市は2人が宣誓したことを証明する秋元市長名の「受領証」を交付した。

『北海道新聞』2017年6月02日 7時00分
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0406184.html
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