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オランダのトランスジェンダー関連サイトに転載 [現代の性(一般)]

2月3日(金)

オランダのトランスジェンダー関連サイト「Vereniging Genderdiversiteit」が「The New York Times」の「ジェンダーレス男子」の記事を要約する形で掲載し、私のコメントも転載されている。

英語すら読めないのに、蘭語なんてまったくわからない。
稲村三伯先生の『波留麻和解(はるまわげ)』(1796年)を引かないと・・・。

この記事をさらに転載した「NewSphere」によると
「現代の男性は自己表現する機会に恵まれている女性を羨ましいと感じているようだ。ファッションやメイクアップの流行を常に意識し、己の個性を磨きながら“人間”としての美しさを自由に追求できるからだ」と言っているらしい。
(所属が「Chuo University」になっているのは 「New york Times」の間違い)

自分がしゃべったことが、いつの間にか、世界を一周して日本に戻ってくるなんて不思議な気分だ。
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De Japanse genderless danshi

Geplaatst op 6 januari 2017 door ariane

foto toman_sasakiZo af en toe duikt het op: jongens en jonge mannen die make-up en vrouwelijke kledingstukken dragen, naar eigen zeggen als fashion-statement en niet vanuit de wens om tot het andere geslacht te behoren.
De tijd van Queen ligt alweer ver in het verleden, maar soms herhaalt de geschiedenis zich en beleeft een volgende generatie opnieuw plezier aan dingen die lang geleden ook al eens ‘in’ waren. De New York Times van 5 januari 2017 had een leuk (Engelstalig) artikel over de opkomst van de genderless danshi in Japan.

Een groeiende groep jonge mannen experimenteert ermee om zich via make-up en kleding een vrouwelijk dan wel androgyn uiterlijk aan te meten. In de Japanse samenleving wordt het sociale gedrag in hoge mate bepaald door vastomlijnde codes, en juist dat is vaak een uitstekende voedingsbodem voor reactionaire stromingen.

Junko Mitsuhashi, 61, zelf transgender vrouw en professor in genderstudies aan de Chuo University zei hierover (vrij samengevat): “De huidige generatie jonge mannen kijkt soms wat afgunstig naar vrouwen omdat zij veel meer mogelijkheden hebben om door middel van fashion hun persoonlijkheid tot uitdrukking te brengen”. Ook de genderless danshi’s zelf melden in interviews dat zij de vrijheid zoeken om zich te kunnen uiten met precies dezelfde middelen als hun vrouwelijke leeftijdsgenoten. En veel jonge meiden kunnen het gedrag van de jongens wel waarderen.

Wat heeft dit nu met de degelijke en soms wat saaie transgenderwereld te maken? Rechtstreeks waarschijnlijk niet zo heel veel, maar zijdelings een heleboel. We kunnen er misschien uit leren dat plezier een belangrijk aspect is van zelfontplooiing. Verder zien we hier dat er ook buiten de transgendergemeenschap wordt nagedacht over precies dezelfde onderwerpen waar wij ons mee bezighouden. Dat juichen we toe. En op plaatsen waar de stroming aanslaat wordt het voor transgender mensen misschien wat gemakkelijker om daarbij aan te haken en ook zelf de vrijheid te nemen om te zijn wie je bent. Go with the flow.

http://www.vereniging-genderdiversiteit.nl/2017/01/japanse-genderless-danshi/

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海外も注目、日本のジェンダーレス男子 日本の殻を破る“自由さ”が魅力?

女性に生まれ変わりたい、というわけでは決してないが、いわゆるファッションの一環として、メイクアップを施したり女性の服を着用したりする「ジェンダーレス男子」が日本の女性たちを騒がせている。佐々木とまん氏や、りゅうちぇる氏など、エンタメ界を彩る存在になった彼らの活躍とその人気ぶりは、すでにアメリカやヨーロッパでも報道されている。

◆日本男児像に変化があった?
彼らが登場した背景にあるのは、日本人女性による男性観の変化に起因し、これがジェンダーレス男子の魅力を引き出すきっかけを作ったのではないか、とアメリカをはじめとする海外では分析されている。ともすれば唯我独尊的な、ステレオタイプの日本男子の鋳型にはまらず、自由な考えを持つ日本男子が増えていることのあかしともいえるのではないかというわけだ。

たとえば、自由遵守の権利を重んじ、世界で初めて同性婚を合法化したオランダでも、ジェンダーレス関連サイト上にとまん氏やりゅうちぇる氏の活躍ぶりが記載された。自分の思いを自由にさらけ出す彼らの姿勢に拍手喝采を送りたい!「Go with the flow」(そのまま、時の流れに乗って行こう!)と、手放しで絶賛する声がリアクションとして、たくさん寄せられているのが印象的だ。

◆異性でもなく、同性でもない?
ところで、70年代から80年代に活躍した「クイーン」というバンドをご存じだろうか。英国ブリティッシュロックの大御所として人気を誇った彼らが、世界で注目を集めるきっかけとなったのは、日本公演での大成功だったといわれる。人気を後押ししたのは、熱心な日本人女性のファンであるが、彼女たちのほとんどが、メンバーらの「美しい外見」に魅せられファンになった人たちだった。当時の彼らは腰まで伸びた長い髪をなびかせ、時にはメイクをほどこし、極彩色のファッションを身にまとってステージに立っていたが、この姿に日本人女性たちはすっかりとりこにされたのだ。

このことからわかるように、日本人女性はあたかも女性のように美しく身なりを整えた男性に惹かれる傾向がもともとあるのではないかと推測できる。ただ、日本の一般的な社会的視点からすれば、「男子たるもの」が女性のような恰好をすれば異端とみられ、反社会性行動とさえ見なされることも否めない。ところが、そんな通説を覆すほどユニークな存在としてアピールしているのがこの「ジェンダーレス男子」であり、アメリカをはじめとする海外でも注目された理由といえるだろう。

◆個性を自由に発揮できる存在
自らトランスジェンダーで、早稲田大学や明治大学で教鞭をとる性社会・文化史研究者の三橋順子氏(61)が、ジェンダーレス男子について述べた言葉が、オランダのトランスジェンダー関連サイトVereniging Genderdiversiteit上に掲載されている。「現代の男性は自己表現する機会に恵まれている女性を羨ましいと感じているようだ。ファッションやメイクアップの流行を常に意識し、己の個性を磨きながら“人間”としての美しさを自由に追求できるからだ」。

ジェンダーレス男子たちは女性と同じく、自分自身を表現するための自由と融通性を持ち合わせている。彼らの波長は女性のそれにぴったり合っているのだろう。だからこそ女性たちも共感を覚え、性を超えた部分で彼らに魅了されるのかもしれない。海外も注目するその活躍ぶりが、日本男子の通例を基本から覆す日がやってくるのはいつだろうか。

「NewSphere」 2017年2月2日 17時45分
http://news.infoseek.co.jp/article/newsphere_28880/

飛田新地「フィールドワーク」問題 [現代の性(一般)]

11月24日(木)

「じんけんスコラ」という団体が主催した大阪・飛田新地フィールドワークが問題になっている。
セックスワーカーの支援組織との交渉を無視して集団巡見を強行したとのこと。

フィールドワークのときに、お商売の邪魔をしないように努めるのは当然のこと。
それはセックス・ワークの場でもまったく同じ。
「じんけん」を名乗りながら非常識極まりない。

そもそも、そういう場に徒党を組んで集団で行くのが間違いなのだ。
フィールドワークと名乗れば、なんでもできるわけではない。

「そういう場所」とは、セックスワークに限らず「人が生活のためにギリギリのところで身体を張っているような場所」という意味。

どうしても飛田を見たかったら1人で行けばいい。
「観察」はしないでさりげなく通り過ぎる。
それでも人間の目ってけっこう視野が広いから、何が行われているかはわかるはず。

男性だったら客と間違われる。
若い女性だったら、面接に来た子と間違われる。
私だったら、遣り手のおばさん志望者と思われる?
そのくらいのリスクは負う覚悟じゃないと、ああいう場所には行ってはいけない。

あるいは、ちゃんと手土産もって組合の事務所に挨拶にいく。
取材の意図を話して、あちらが許す範囲でご協力をお願いして、人をつけてもらう。
迷惑をかけるお店(当事者)には、些少ながら迷惑料を差し上げる。

フィールドワークってそういうものだと思う


パキスタンの歴史的売春街の変容 [現代の性(一般)]

10月28日(金)

パキスタンの古都ラホールの歴史的売春街のヒーラマンディ(Heera Mandi) のルポルタージュ。

イスラム圏でありながらムガール帝国の伝統文化が色濃く残るパキスタン社会、芸能とセックスワークの深い関係、世界で共通するセックスワークを取り巻く状況の現代的変容など、いろいろ興味深い記事。

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衰退するパキスタンの歴史的売春街、ネットで変わる性産業
2016年09月07日 16:32 発信地:ラホール/パキスタン

【9月7日 AFP】パキスタン北東部の都市ラホール(Lahore)の中心部にある同国最古の売春街ヒーラマンディ(Heera Mandi) は何世紀もの間、魅惑的なダンサーやミュージシャン、売春婦たちが集まる場所だった。

だが地元住民たちによれば、この歴史的な一角は衰退の危機にさらされているという。
かつて美しい女性たちが立っていたバルコニーには今は誰もいない。空き家となった部屋のドアはさびだらけだ。現在も唯一残っているのは、音楽とダンスを支えていた楽器を売る店だけだ。

男性は今や、専門のウェブサイトで女性を探したり、ソーシャルメディアで直接誘ったりしている。昔のように街角に立っている女性を探し求めたりしなくなった。

客を誘う「場所」に意味がなくなったため、売春婦たちはヒーラマンディから姿を消していった。
ヒーラマンディとは、「ダイヤモンド市場」という意味だ。ムガル(Mughal)帝国の時代、ヒーラマンディはエリート層のために演じられる伝統的な歌と踊りの中心地だった。

富裕層の中には息子をタワイフと呼ばれた高級な踊り子のところに送り、マナーを勉強させていた人たちもいた。

その後、パキスタンが英国の植民地になると、伝統芸能の踊り子と売春婦の境界線は曖昧になった。

■450円で提供
かつてヒーラマンディの通りに立っていた、「生粋の売春婦」を自称するリーマ・カンワル(Reema Kanwal)さんの母と祖母も売春婦だった。代々、ヒーラマンディで踊り、男性を喜ばせてきた女性たちだ。

「昔はヒーラマンディの売春婦は尊敬されていた。私たちは芸術家と呼ばれていた」と、リーマさんは言う。だがこの10年ですべてが変わった。「私たちは今や全く敬意を払われていない」
彼女は、自分のように母や祖母から「接客」について教えられなかった少女たちが増えたことが問題だと指摘する。

そのような少女たちは、携帯電話だけで自分を売り込んでいると、彼女は言う。フェイスブック(Facebook)や個人広告サイトのロカント(Locanto)などで客を募っているほか、スカイプ(Skype)を使ってわずか300ルピー(約450円)という安さでサービスを提供している少女もいるという。

ヒーラマンディの伝統がすたれていくなか、少女たちはもはや音楽家や教師などの取り巻きを必要としなくなったと、この一角に最後まで残っている楽器店の店長たちは言う。
売春街の土台となった伝統の踊りは複雑で、何年もの特訓と生演奏する音楽家たちが必要だ。現代の少女たちは簡単で挑発的な踊りを動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」で学んでいる。

■「男の子」の需要も
しかし、ヒーラマンディを抜け出した女性たちの未来は明るいようだ。メハク(Mehak)さんの職業は整形外科医で、思想的にはフェミニストだが、夜になるとパキスタンの超エリート層のためのマダムに変身する。

美しい7匹のペルシャ猫が、彼女の家の高価な家具の間を優雅に歩いている。ラホールの富裕層が暮らす地区にあるこの家は、彼女の自宅兼高級売春宿だ。

50代半ばのメハクさんの下で働く少女の大半は、エリート層が集まるパーティーでメハクさんにリクルートされた子たちだ。それでも、「インターネットはこのビジネスを根本的に変えた」とメハクさんは言う。「フェイスブックやツイッター(Twitter)があるから、女の子たちは客引きを必要としなくなった」
「ヒーラマンディ出身の子でも、そのことを決して明かさない。客は性感染症になりたくないと考えているし、ヒーラマンディには悪いイメージがつきまとっているから」と、メハクさんは付け加えた。

ヒーラマンディの外ではビジネスは好調だ。「医学生やMBA保持者の料金が一番高い。一晩で10万ルピー(約15万円)は稼げる」とメハクさんは言う。
メハクさんは男娼も手掛けようとしている。エリート層の女性たちから「お金は払うからすごく良い男の子を連れてきて」という引き合いが来ているのだという。(c)AFP/Gohar ABBAS

http://www.afpbb.com/articles/-/3099427?pid=0

「女性向け高収入アルバイト求人雑誌」ゲット自己記録更新 [現代の性(一般)]

9月28日(水)

渋谷新宿の繁華街で、無料で配っている「女性向け高収入アルバイト求人雑誌」、性風俗産業の現況を知る資料として、学生に「こういうの、そのまま信じちゃあ駄目だよ」と教える材料として、便利なのだけど、55歳を過ぎたあたりから、急にもらえなくなった(←当たり前だにゃ)。

ところが、今日(28日)、渋谷「マークシティ」前で配布員の男性が寄ってきて、ティッシュといっしょに渡された。
『はなまるワーク』2016年10月号(2).jpg
↑『はなまるワーク』2016年10月

「日記」を調べたら2015年11月以来のゲットで、自己記録を61歳4か月に更新。

さっそく、超熟女求人がないか調べたけど、なかった。
(50代まではあるけど、60代はさすがに・・・)

未婚男性70%「恋人なし」  [現代の性(一般)]

9月15日(木)

「18~34歳の未婚者のうち、男性の70%、女性の59%は交際相手がいない」
男女の差は11%。

なぜ、こうした差が生じるのか? 考えてみる。

(1)複数の女性と交際している男性が一定数いる。
(2)既婚男性と交際している女性が一定数いる。
(3)女性と交際している女性が一定数いる。

いちばん効いているのは(2)で、次いで(1)か。

以前から私が指摘している「一夫多妻(正確には一夫一妻多妾)」傾向が、独身男性の増加とともに、同時進行しているのだろう。

いずれにしても、高度経済成長期に達成された「国民男子皆婚社会」は、その後の40年であっけなく崩壊した。
もう、元に戻ることはないだろう。

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未婚男性7割「恋人なし」 希望する子の数、過去最低

18~34歳の未婚者のうち、男性の70%、女性の59%は交際相手がいないことが15日、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査で分かった。将来的な結婚の意思がある人は90%近くいるが、希望する子どもの数は男性が平均1・91人、女性は同2・02人で、いずれも過去最低だった。

同研究所は「結婚や出産に理想を抱きながらも現実とのギャップを感じ、結果的に交際相手を求めない人が増えており、晩婚化や少子化の一因になっている」と分析している。

同調査はほぼ5年ごとに実施。今回は昨年6月、18~34歳の独身男女計5276人が回答した。
(共同)
『中日新聞』2016年9月15日 18時47分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016091501001653.html




AV問題「もっと現場の知見を」 [現代の性(一般)]

9月15日(木)

数日前の『毎日新聞』の記事「AV問題  有識者「もっと現場の知見を」」に掲載された青山薫さん(神戸大学大学院教授)の発言。

フランスノルウェーオーストラリア、英国では性産業への規制強化がアンダーグラウンド(地下)化を招いたと報告されている。厳しく取り締まれば、産業がネットの世界に入るなどしてどこかへ行ってしまう。「スティグマ(汚名。ネガティブな意味のレッテル)」が強化され、労働条件は悪化し、働く人たちのネットワークが失われる。手段が目的を裏切り、当事者への危害を増やすことにならないかと危惧している。」

まさにその通り。

60年前に「純潔(廃娼)派」が「売春等処罰法」の制定を求めた時と同じこと(同じ状況)が進行しているのだと思う。
「売春防止法」が成立後、アンダーグラウンド化、スティグマ化、労働条件の悪化が進行してしまった。
当事者が議論の場からスポイルされているのも、60年前とまったく同じ。

それらがどれほどの禍根を残したか、現代の人はもう知らないのだろうな。

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AV問題  有識者「もっと現場の知見を」

AV出演強要問題を巡って議論が交わされた内閣府の「女性に対する暴力に関する専門調査会」。中央は会長の辻村みよ子・明治大法科大学院教授=2016年9月12日午後3時、加藤隆寛撮影

12日に内閣府男女共同参画会議の「女性に対する暴力に関する専門調査会」(会長・辻村みよ子明治大法科大学院教授)が行ったアダルトビデオ(AV)出演強要問題に関するヒアリングでは、2人の有識者がそれぞれの見地から被害防止策や法制度上の課題などについて語った。調査方法論や性産業研究で知られる神戸大大学院国際文化学研究科の青山薫教授は「現場の内情を知るAV業界人をもっと調査に巻き込んでいくべきだ」と強調。刑事法や北欧法に詳しい琉球大大学院法務研究科の矢野恵美教授は、スウェーデン刑法との比較から「日本では性犯罪の範囲が狭く、AV強要の処罰には壁がある」と指摘した。それぞれの発言の概要を紹介する。【AV問題取材班】

□青山教授の発言概要
<海外のポルノ規制>
EU(欧州連合)や米国では成人(18歳以上)が合意して出演するポルノは合法。ただし、EUにはレイプなどを扱う「暴力ポルノ」を違法とする国もある。米国は(1)わいせつである(2)「性的攻撃性」を規定した州法に抵触する(3)「芸術的」などの価値が認められない−−の3要件がそろった場合、州法で制限できる。一方、アジア・アフリカ地域はポルノを違法・規制対象とする国が多い。

<注目すべき海外の知見>
アメリカ国立衛生研究所が1980年代、アルコール依存症や薬物乱用の対策として打ち出した「危害軽減(ハームリダクション)アプローチ」は参考になる。「完全な禁欲」が現実的でない場合、どうすれば効果的に危険を減らせるかという具体策で、コンドームの無料配布などが10代の妊娠や性感染症の予防に効果を上げている。また、国連開発計画(UNDP)などが掲げる「エンパワメントアプローチ」も重要だ。取り締まりや規則でなく「当事者の力を引き出すこと」で事態を改善しようとする姿勢で、例えばセックスワーカーが主導するコミュニティーを支援すれば、人権じゅうりんを避けつつ継続的なHIV予防などを実現しやすい。

<調査に当事者の参加を>
「エンパワメント」の考え方は、社会事象の当事者(マイノリティ)が中心となって解決策を探るという「当事者参加行動調査」の手法から生まれてきた。調査のプロセスを評価し、結果に織り込んでいくことが当事者の利益にもつながる。調査の実効性を高めるためにも現場を知る人を巻き込んでいくべきだ。AV強要に関する調査でも、内部の事情を知る人たちを「有識者」として扱い、こういった(国の調査会の)テーブルに招く必要がある。

<規制強化と「スティグマ」>
フランスやノルウェー、オーストラリア、英国では性産業への規制強化がアンダーグラウンド(地下)化を招いたと報告されている。厳しく取り締まれば、産業がネットの世界に入るなどしてどこかへ行ってしまう。「スティグマ(汚名。ネガティブな意味のレッテル)」が強化され、労働条件は悪化し、働く人たちのネットワークが失われる。手段が目的を裏切り、当事者への危害を増やすことにならないかと危惧している。

□矢野教授の発言概要
<現行刑法の適用>
日本の現行刑法でも処罰の可能性はある。「(出演しないと)撮った写真をばらまくぞ」と言えば「生命、身体、自由、名誉または財産に対し害を加える旨を告知」したことになり、脅迫罪に当たるだろう。しかし、「親にばらすぞ」だったら当たらないかもしれない。現場で意に沿わない行為をさせられたとすれば、強要罪に当たるのではないか。また、準強姦(ごうかん)・準強制わいせつ罪の「抗拒不能に乗じて」という要件は、モデル志望者を全裸にして撮影した事例(81年東京高裁判決)でも認められている。これは被害者が無知から「モデルになるには我慢しなきゃ」と思い込んだケースで、AV強要と親和性がある。

<立証、処罰の壁とは?>
スカウトや事務所幹部など、現場にいなかった人の処罰には大きな壁がある。共同正犯、教唆犯、ほう助犯などの可能性はあるが「ゼロではない」という程度。現実には「あらかじめ相談している」「現場で犯罪を行う者に指示している」などの要件をなかなか満たしきれない。現場で行為をするのは男優だが、(強要されていることを)どこまで知っているのか。また、(面接や撮影は)基本的に密室で行われ、加害者は理論武装した複数の大人であるのに対し、被害者は若く1人である場合が多い。「契約があるから訴えても犯罪にならないぞ」などと脅されればあきらめてしまうから、そもそも警察に認知されない。

<スウェーデン刑法>
「性犯罪は重大な人格権の侵害である」という基本的な考え方があり、捜査側にも「逃げ得」は許さないという強い思いがある。レイプ罪は、直接的な暴行だけでなく「深刻な恐怖を抱えていること」「その他の特別に危険な状況」などを不当に利用したと認められれば適用される。また、「社長とモデル志望者」のように明らかな地位の違いを利用すれば「依存状況にある者の性的利用の罪」が適用される。こうした条文はスウェーデンに限らず、かなり多くの国が持っている。被害者国選弁護人の存在もポイントだ。日本でも被害者の一部を日弁連などが支援しているが、より対象を広げた制度が必要ではないか。

<早期教育の必要性>
刑事法には「被害が発生してからでなければ動けない」という限界があり、やはり啓発活動と教育が重要だ。啓発の対象は子供の親や教員にも広げるべきだ。親や教員の「だまされる方が悪い」という発言を聞いて相談できなくなったという子供も多い。また、「被害に遭わないように気をつけろ」という教育はスティグマを生むため、注意が必要だ。

『毎日新聞』2016年9月14日 07時00分(最終更新 9月14日 07時00分)
http://mainichi.jp/articles/20160914/k00/00m/040/044000c



越後・栃尾の「ほだれ祭」 [現代の性(一般)]

3月13日(日)

新潟・栃尾(長岡市)の「ほだれ祭」。
ほだれ祭.jpg
「ほだれ」は「穂垂れ」で、五穀豊穣=子孫繁栄という論理で、農耕神と性神が習合する日本の農村の祭礼の典型。

でも、有名になり過ぎると、川崎の「かなまら祭」のように警察の規制が強化されないか、心配。

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「ご利益あります」 「男根」に乗り子宝願う奇祭 新潟

新潟県長岡市栃尾地域の下来伝地区で13日、ほだれ祭が開かれる。男根の形をした巨大な木像がご神体で「越後の奇祭」とも呼ばれ、毎年人口63人の集落に県内外から1500人以上が集まる。過疎が進む地域の人々が40年近く前に始めた「地方創生」の草分け的存在だ。

祭りは毎年3月の第2日曜日に開催。子宝祈願を中心に、縁結び、安産、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る。男根形の木像は1本のケヤキを彫って作ったもので、長さ220センチ、重さ600キロ。普段は集落内のほこらに祭ってある。

大数珠を持って集落内を巡ることから祭りは始まる。ほこら横の周囲8メートルを超す「下来伝の大杉」(市指定天然記念物)にしめ縄を張り、新婚1年未満で子宝や安産を願う女性を「初嫁さん」とし、ほこらの前でおはらいする。ご神体を井桁に組んだ角材に載せ、神輿(みこし)にし、ご神体に腰掛けた初嫁さんごと地域の人らが担ぎ上げ、ほこらの周囲を練り歩く。その後、初嫁さんが5円玉に結びつけた富くじをまき、抽選会をして終わる。参加型の祭りで、ご神体の担ぎ上げなどで、見物客に手伝いを呼びかける。

一昨年、初嫁さんを務めた栃尾観光協会職員の島智美さん(31)は今年1月1日に長女を出産し、現在は育児休暇中。「会場にきた人も乗れるんですが、一緒に来た義理の姉が乗って去年6月に出産。その1カ月前に私の妊娠が分かりました。その前の年は私の担当の美容師さんが友だちと3人で乗って全員懐妊。ご利益あります」と笑う。

ほだれ祭は下来伝青年団の酒飲み話がきっかけで、1980年に始まった。70年には49戸215人いた集落も当時、42戸170人に減っていた。「青年団はその数年前にできた。親睦を深めるために飲むのはいいが、何も残らない。子どもたちに残せる祭りをやろうとなった」。当時青年団員だった祭りの実行委員、星野清さん(62)は振り返る。

集落に古い言い伝えが残る。大杉は元々は夫婦杉。男杉が倒れ、女杉だけが残り、しばらくして既婚男性の事故死や病死が増えた。男根の石像や木像(ほだれ様)を周りに祭ったところ災厄がやんだ。大杉の周りには複数のほだれ様や道祖神が残る。ほだれは「穂垂れ」が語源とされる。

青年団の間で日本一のほだれ様を作ろうという話になり、集落内の大ケヤキを切り、2年かけ男根型の木像を作った。話題を呼び、日本テレビの「11PM」も取材に来た。星野さんは「不思議なもんだよね。木をアレの形にしただけで人が来るんだから」と笑う。

当初は初嫁さんはご神体に乗らず、若い男衆がまたがって集落内を巡回。途中で女性を乗せることもあった。しばらくして2本の角材にぶら下げたご神体に初嫁さんを乗せるようになり、やがて神輿状にして担ぐようになった。

年々盛んになり、2千人以上が集まったことも。ほだれ様をかたどった日本酒やアメなどのお土産もできた。しかし、集落の人口減は止まらなかった。十数年前から練り歩きはほこらの周りだけに。担ぎ手が少なくなったのも理由の一つだ。

今年1月現在の集落の人口は28戸63人。星野さんは「年1回の祭りで盛り上がるだけでなく、1年を通じて何か少しでも人がくる仕掛けが必要だ」と言う。ほだれ様を見に来た人を軽食やワラ編み体験などでもてなせる施設や、子宝に恵まれた人がほだれ様へのお礼参りに使うミニご神体などアイデアはある。「少しでも経済的に潤えば、集落は残る。それを実現するのが今後の課題だ」(伊丹和弘)
『朝日新聞』2016年3月13日08時03分
http://digital.asahi.com/articles/ASJ374QJSJ37UOHB011.html?rm=631

「革命的非モテ同盟の「クリスマス粉砕デモ」 [現代の性(一般)]

12月24日(木)
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おっ、「革命的非モテ同盟(通称:革非同)」の「クリスマス粉砕デモ」、今年もやったんだ。

参加者は主催者側発表によると20人か・・・。
(警察側発表だと何人だろう?)

調べたら、昨年の参加者は25人だったから、減ってるじゃないか。
(参照)
2014年12月21日「『カップルは自己批判せよ! リア充は爆発しろ!』 革命的非モテ同盟が渋谷で『クリスマス粉砕』デモ敢行」
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2014-12-22-2 
もっと渋谷の街でしっかり「同志」をオルグしないと駄目だよ。

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「クリスマスを粉砕できた」東京・渋谷で「恋愛資本主義」に反対するデモ行進

デモ隊は渋谷の街を練り歩いた

「リア充は爆発しろ!」「カップルは自己批判せよ」「非モテの人権を蹂躙するな」――。クリスマスを来週に控えた12月19日、東京・渋谷の路上で、こんなシュプレヒコールをあげるデモ行進がおこなわれた。

主催は「革命的非モテ同盟」という団体。同団体の革命評議会議長をつとめているマーク・ウォーターさん(40)によると、この「クリスマス粉砕デモ」は2006年からほぼ毎年、おこなわれている。今年は約20人が参加した。

デモ隊は午後3時、渋谷駅から歩いて5分ほどの場所にある公園を出発。渋谷の中心街を練り歩きながら、「リア充は爆発しろ!」「カップルは自己批判せよ!」「恋愛資本主義は反対だ!」と声を上げた。

約30分のデモ行進が終わると、マーク・ウォーターさんは「自由と民主主義の名のもとで、クリスマスは今年も粉砕できた」と宣言。また、今年話題になった安保法制に反対する学生団体「SEALDs」のデモについて、「リア充くさくて、希望を見出せなかった」と言及したうえで、「非モテ、非リアの生存権を獲得するための戦いを今後も続けていく」と強調していた。

「弁護士ドットコム」2015年12月19日 16時12分
https://www.bengo4.com/internet/n_4079/

「ミス・ユニバース2015」日本代表・宮本エリアナさんはトップ10 [現代の性(一般)]

12月22日(火)

「ミス・ユニバース2015」日本代表の宮本エリアナさんは、トップ10。
入賞はできなかったけども、ファイナルに残る大健闘。
日本代表がトップ10(ファイナリスト)に残ったのは、2007年の森理世さん(優勝)以来。

優勝はフィリッピン代表。
フィリピンの知人のFacebookが盛り上がっているわけだ。
フィリピンの優勝は42年ぶり3回目(1969, 1973, 2015)。
これで日本、インド、タイの優勝2回を越えて、アジアのトップに。
世界でもアメリカ(8回)、ベネズエラ(7回)、プエルトリコ(5回)に次ぎ、スウェーデンと並んで4位になった。

ちなみに、フィリピンは、「ミス・インターナショナル・クィーン」2015でも優勝していて、Native-womanとTrans-womanの両方の美人コンテストで頂点に立った。

それにしても、生中継で優勝者を間違えるとは・・・。
間違えられて、一度は戴冠したのに、冠を取られたコロンビア代表(2位)、かわいそう。
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↑ トップ10。左から、オーストラリア、ドミニカ共和国、フィリピン(優勝)、フランス、アメリカ(3位)、キュラソー、日本、ベネズエラ、コロンビア(2位)、タイ。

キュラソー(Curaçao)は、ベネズエラの北約60kmのカリブ海に位置する島国(オランダ王国領)。
それを含めて、カリプ海・南米諸国が4カ国、続いてアジアが3カ国。

ところで、「世界一の美人国(自称)」の国はどこにいった?

K-POPの新人女性グループ、米空港で拘束 売春疑いで [現代の性(一般)]

12月12日(土)

韓国のK-POPの新人女性グループが、アメリカロサンゼルスの空港で、売春疑いで長時間拘束されるという事件があった。
彼女たちがどうこうということではなく、韓国女性の集団出稼ぎセックスワークに対して、アメリカがかなり神経質になっていることがよくわかり、興味深い。

やっぱり、国内ではセックスワークを禁止し、セックスワークの海外輸出で外貨を稼ぐという韓国方式は、問題が多いと思う。

セックスワークの輸出は、明治時代の日本のように、もっぱら経済発展途上の国が行う外貨獲得手段。
韓国のような先進経済国がいまだにそれを行っているのは、国際的にかなり奇異に見られている。
アメリカだけでなく、オーストラリアや台湾など、そしてなにより最大の輸出先である日本で問題視されている。
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K-POPの新人女性グループ、米空港で拘束 売春疑いで

【12月11日 AFP】アルバム写真撮影のために米国入りを予定していた韓国の新人女性グループ「Oh My Girl(オーマイガール)」のメンバー8人全員が10日、米ロサンゼルス(Los Angeles)の空港で、売春の疑いで身柄を拘束された。所属事務所のWMエンターテインメント(WM Entertainment)が11日、発表した。

メンバー8人は15時間にわたって身柄を拘束された後に解放され、そのまま韓国に帰国した。

WMエンターテインメントの声明によると、ロサンゼルスの入管当局は、グループの衣装や小道具を調べたという。

「そして、おそらくメンバーたちが若いために、売春目的と勘違いしたようだ」とWMエンターテインメントは述べている。また、12日にロサンゼルスでパフォーマンスを披露する予定が入っており、メンバーらが取得していた査証(ビザ)の種類にも問題があった可能性がある。(c)AFP

「AFP」2015年12月11日 20:04 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/articles/-/3069981
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【参考】「歴史的背景」については、さらに考察が必要と思うが、かなり示唆的な記事。

韓国の売春婦“輸出”が止まらない歴史的背景

韓国ソウル警察庁国際犯罪捜査隊は先月、マカオ司法当局と協力し、性売買特別法(売春防止法)違反容疑でブローカーら4人を拘束し、韓国人の売春婦80人を書類送検したと発表した。今年4月にもマカオでは韓国人売春婦25人とブローカー18人が逮捕されたばかり。6月にはブラジ ルでも韓国人売春婦が大量摘発され、米コネティカット州などでは全米を股にかけていた50~6 0代の韓国人売春婦たちが逮捕・起訴された。

なぜ韓国は世界に売春婦を“輸出”しているのか――。

世界各国で、韓国人売春婦の摘発が後を絶たない。2010年に韓国政治家が「韓国国外で売春している韓国人女性は10万人」と発言したが、世界に売春婦を“輸出”していることは、韓国国内でも問題視されている。「韓国呪術と反日」などの著作がある文筆人の但馬オサム氏はこう語る。

「韓国では盧武鉉政権時代の04年、性売買特別法を施行し、売買春を徹底取り締まりしましたが、 売春婦たちの社会復帰のための受け皿が不備だったために、路頭に迷う女性も多く『売春させろデモ』にまで発展しています。売春婦たちの多くは海外へと活路を見いだしました。その数10万人ともいわれる。うち5万人が日本にいるといわれています」

半数が日本に来ているとは驚きだ。

「日本は比較的往来しやすいメリットがありますが、何よりも日本男性は優しく、むちゃをしないのが魅力だそうです。韓国の風俗嬢を取材したときに聞かされたのですが、韓国人男性はカネで買った女性に対して、横暴な態度を取る者も多い。できれば、金持ちの常連客をつかんで、そのまま妾になりたいというのが、韓国人風俗嬢の本音のようです」(但馬氏)

売春などの組織犯罪は、当局の取り締まりや法規制が強化されれば地下に潜り、縮小していくものだが、なぜ海外遠征という選択なのか。売春婦が減らない土壌があるのだろうか。但馬氏は「性接待は韓国の伝統文化です。李朝時代、王宮に侍る妓生(キーセン)は王族や有力両班(上層階級)の寵愛を受ければ、彼女とその一族は生涯を保証されたようなもの。そのため、女性はこぞって美を競ったのです。韓国では容姿の美醜は、それだけで一族の命運を左右した。現在の異様なまでの美容整形熱はそうした文化の名残だと思いますね」と指摘する。

戦後は、この妓生が国家を支えるまでになったという。

朝鮮戦争で疲弊した韓国を経済成長させたのは、朴槿恵大統領(63)の父、朴正熙大統領だ。
その原動力となったのは、日韓基本条約における日本の経済支援金、ベトナム派兵で得た特需、在日韓国人による莫大な寄付や献金、それに外貨獲得のための妓生観光とされている。

「妓生は登録制で、いわば準公務員の扱いでした。この公務員売春婦制度はなんと1990年代初
頭まで続いたのです。また、朴父政権の時代は、日本にも高級妓生ハウスが何軒かオープンしています。ここは日本の政治家や財界人と韓国要人の密談の場として機能していました。妓生のヒザ枕で決定した対韓経済支援、技術支援は無数にあったでしょう。むろん、それらは我々の税金です。これら妓生ハウスのオーナーは在日の実業家ですが、実態はKCIA(韓国中央情報部)の管轄にあり、働く妓生も“外交官”のパスポートで入国していました」(但馬氏)

歴史的に売春婦が重要なポジションにいたということだろうか。いまだその名残が強いのか、韓国人売春婦は次々と海外へ飛び出している。

『東京スポーツ』2015年9月9日
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/443970/
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