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「男女格差報告」、111位→114位に [現代の性(一般)]

11月2日(木)

世界経済フォーラムの「男女格差報告」、日本は2016年に144カ国中111位だったのが今年は114位とさらに下がった。
ともかく、政治(123位)・経済(114位)分野のジェンダー・ギャップがひどすぎる。教育分野(74位)も決して褒められたものではない。

「ジェンダー論」の受講生ですら、かなりの学生が(私が話すまで)そのことを知らない。
日本が男女平等な社会だと思い込んでいる女子学生はかなりいるし、男子の中には「女尊男卑」な社会だと思っている学生もいる。
実際の数字(衆議院議員の比率とか、官僚・企業の課長職以上の比率とか)を示すと、やっと実感をもって驚く。

知的能力的には平均以上の学生ですら、それが現状。
ジェンダーどうこう以前に、世の中を見る目をもっと広くし、情報をちゃんと受け止めるトレーニングが必要だと思う。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171102-OYT1T50031.html

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9月4日は「世界性の健康デー(World Sexual Health Day)」 [現代の性(一般)]

9月4日(月)

ごく一部でしか知られていないが、今日9月4日は「世界性の健康デー(World Sexual Health Day)」である。

私は、2日(土)に大阪でトランスジェンダーの「セクシュアル・ヘルス(性的健康)」という論点でお話した。

その際、久保島静香姐さんのエッセー「『ビフォア・イット』の記憶」(1988年)を引用して、1990年前後から顕著になるAIDSの流行によるHIV感染の恐怖によって、女装世界において性愛行動の比重が低下し、セクシュアリティが後景に退いていった様子を紹介した。

静香姐さんが感じたセクシュアリティの後退が3尺(←単位が古いにゃ、約90cm)くらいだったとすると、現代の後退量はその10倍くらいの感じ(3丈=9m)。

「寝た男の数が女装者の勲章」だった時代(1980年代)から、「男と寝た」と言うと異常者を見るような視線がしばしば来るようになった時代(2000年代)へ。

今では皆、すっかりセックスしなくなった(らしい)から「セクシュアル・ヘルス」という観点に関心が向かないのも当然なのかも。

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「ノソフィリア(病状性愛)」という概念 [現代の性(一般)]

7月24日(月)

学生さんのレポートを読む楽しみのひとつに、自分が知らないことを知るという楽しみがある。
私が弱い、現代の演劇・芸能、そして音楽などの分野では、知らないことも多い。
しかし、「なんちゃって」であっても一応、専門ということになっているジェンダー&セクシュアリティの分野では、さすがにまったく知らなかったということは滅多にない。

さっきレポートを読んでいて、それに出会った。

「ノソフィリア(Nosophilia)」という概念。
日本語では「病症性愛」と訳すらしい。
病気や病症状態の身体への性的嗜好(sexual preference)。

自分か、相手か、どちらかが病気の状態を求め、それを見たり、看病したり、あるいは病態の患部を見て興奮する。

そして、そうした状況をテーマにしたフィクションを「病系小説」と呼ぶらしい。
これも知らなかった。

私のこうした知識の元はR.M.ゴーツデンソン,K.N。アンダーソン著『現代セクソロジー辞典(The Language of Sex from A to Z)』(原著は1986年、邦訳は1991年、大修館書店)なのだが、念のため見たら出ていなかった。
その後、概念化されたのだろう。

この女子学生さんのレポートは、そうした概念を説明し、さらに、自分が好きなアイドルが体調を崩し病気になるストーリーに性的に興奮する自らのノソフィリア的傾向を分析している。

よくまとまっているし、知らなかったことを教えてくれたので、文句なしのA評価。

カナダの新売春法案、売春はOK 、買春は不可 [現代の性(一般)]

4月8日(土)

カナダの新売春法案で、刑罰が科される対象が売春する側から買春する側に移行。
日本の「売春防止法」も、とりあえず、この方向(基本的に売春行為を違法としない、刑罰は売春が話ではなく買春側に、強制売春、組織売春は厳罰)で改正すべきだと思う。

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カナダ政府、新売春法案を発表 売春はOK でも買春は不可

【6月6日 AFP】カナダ連邦最高裁が売春禁止法を違法と判断したことを受けて同国のピーター・マッケイ(Peter MacKay)法相兼司法長官は4日、個人が売春する権利を認める一方で買春は違法とした新法の法案を発表した。これにより、罰則の対象は売春者から潜在的な買春客に移り、性的サービスの宣伝行為が禁じられる。

法案についてマッケイ氏は「売春に伴う特有の危険を認識」してこれに対応したもので、地域社会と同時に弱者を保護することを目的としていると説明した。

違反した場合の罰則は、最低で1000カナダドル(約9万4000円)の罰金から最高の禁錮14年まで。

事の発端は、トロント(Toronto)の売春婦3人が売春宿経営、売春を職業とすること、路上での売春交渉などを禁じた法律によって、自分たちの安全が脅かされているとして提訴したことだった。

カナダの最高裁判所は昨年12月、売春行為を事実上、違法とした従来の売春法は売春婦たちを危険にさらし、「個人の安全権」を認めた憲法に違反しているとの判断を下したうえで、これに代わる売春法を審議するため議会に1年間の猶予期間を与えていた。

「AFP」2014年06月06日 08:52 発信地:オタワ/カナダ
http://www.afpbb.com/articles/-/3016917?cx_part=ycd

生涯未婚率、男性23%・女性14% [現代の性(一般)]

4月6日(木)

生涯未婚率(50歳まで一度も結婚したことがない人の率)は、この10年ほど、ほんのわずかだが、男女の差が詰まってきている。
以前は、講義で「男性の生涯未婚率は女性の約2倍」と解説していたのだが、もうそうは言えなくなった。
2000年 男 12.6% 女 5.8%
2005年 男 16.0% 女 7.3%
2010年 男 20.1% 女 10.6%
2015年 男 23.4% 女 14.0%

ちなみに、ほぼ同じだけいるはずの男女の生涯未婚率が乖離している原因としては、次の2つが考えられる。
① 男性の方が初婚の人と再婚することが多い。
具体的言えば、バツ4なのに相手はいつも初婚女性みたいなオヤジ。
ただ、そういう人がどれだけいると、生涯未婚率の差にどれだけ影響するか、ちゃんと計算していない(できない)。
② このデータは国勢調査がベース(戸籍ではない)なので、法律婚をしていないが「配偶者」がある(あった)女性(二号さん、愛人など)が「結婚している(してた)」と答える可能性がある。
つまり、実質的な一夫多妻が現れているという推測。

それと、国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、これまで一本調子で急上昇してきた生涯未婚率の伸びは、2020年以降、急激に鈍化することになっている。
『東洋経済』20160514 (1) - コピー.jpg
本当なのだろうか?

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生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高

50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。

研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。

都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。

同研究所が昨年9月に公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。(井上充昌)

『朝日新聞』2017年4月5日20時25分
http://www.asahi.com/articles/ASK453S6KK45UTFK00G.html?iref=comtop_rnavi_arank_nr01

オランダのトランスジェンダー関連サイトに転載 [現代の性(一般)]

2月3日(金)

オランダのトランスジェンダー関連サイト「Vereniging Genderdiversiteit」が「The New York Times」の「ジェンダーレス男子」の記事を要約する形で掲載し、私のコメントも転載されている。

英語すら読めないのに、蘭語なんてまったくわからない。
稲村三伯先生の『波留麻和解(はるまわげ)』(1796年)を引かないと・・・。

この記事をさらに転載した「NewSphere」によると
「現代の男性は自己表現する機会に恵まれている女性を羨ましいと感じているようだ。ファッションやメイクアップの流行を常に意識し、己の個性を磨きながら“人間”としての美しさを自由に追求できるからだ」と言っているらしい。
(所属が「Chuo University」になっているのは 「New york Times」の間違い)

自分がしゃべったことが、いつの間にか、世界を一周して日本に戻ってくるなんて不思議な気分だ。
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De Japanse genderless danshi

Geplaatst op 6 januari 2017 door ariane

foto toman_sasakiZo af en toe duikt het op: jongens en jonge mannen die make-up en vrouwelijke kledingstukken dragen, naar eigen zeggen als fashion-statement en niet vanuit de wens om tot het andere geslacht te behoren.
De tijd van Queen ligt alweer ver in het verleden, maar soms herhaalt de geschiedenis zich en beleeft een volgende generatie opnieuw plezier aan dingen die lang geleden ook al eens ‘in’ waren. De New York Times van 5 januari 2017 had een leuk (Engelstalig) artikel over de opkomst van de genderless danshi in Japan.

Een groeiende groep jonge mannen experimenteert ermee om zich via make-up en kleding een vrouwelijk dan wel androgyn uiterlijk aan te meten. In de Japanse samenleving wordt het sociale gedrag in hoge mate bepaald door vastomlijnde codes, en juist dat is vaak een uitstekende voedingsbodem voor reactionaire stromingen.

Junko Mitsuhashi, 61, zelf transgender vrouw en professor in genderstudies aan de Chuo University zei hierover (vrij samengevat): “De huidige generatie jonge mannen kijkt soms wat afgunstig naar vrouwen omdat zij veel meer mogelijkheden hebben om door middel van fashion hun persoonlijkheid tot uitdrukking te brengen”. Ook de genderless danshi’s zelf melden in interviews dat zij de vrijheid zoeken om zich te kunnen uiten met precies dezelfde middelen als hun vrouwelijke leeftijdsgenoten. En veel jonge meiden kunnen het gedrag van de jongens wel waarderen.

Wat heeft dit nu met de degelijke en soms wat saaie transgenderwereld te maken? Rechtstreeks waarschijnlijk niet zo heel veel, maar zijdelings een heleboel. We kunnen er misschien uit leren dat plezier een belangrijk aspect is van zelfontplooiing. Verder zien we hier dat er ook buiten de transgendergemeenschap wordt nagedacht over precies dezelfde onderwerpen waar wij ons mee bezighouden. Dat juichen we toe. En op plaatsen waar de stroming aanslaat wordt het voor transgender mensen misschien wat gemakkelijker om daarbij aan te haken en ook zelf de vrijheid te nemen om te zijn wie je bent. Go with the flow.

http://www.vereniging-genderdiversiteit.nl/2017/01/japanse-genderless-danshi/

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海外も注目、日本のジェンダーレス男子 日本の殻を破る“自由さ”が魅力?

女性に生まれ変わりたい、というわけでは決してないが、いわゆるファッションの一環として、メイクアップを施したり女性の服を着用したりする「ジェンダーレス男子」が日本の女性たちを騒がせている。佐々木とまん氏や、りゅうちぇる氏など、エンタメ界を彩る存在になった彼らの活躍とその人気ぶりは、すでにアメリカやヨーロッパでも報道されている。

◆日本男児像に変化があった?
彼らが登場した背景にあるのは、日本人女性による男性観の変化に起因し、これがジェンダーレス男子の魅力を引き出すきっかけを作ったのではないか、とアメリカをはじめとする海外では分析されている。ともすれば唯我独尊的な、ステレオタイプの日本男子の鋳型にはまらず、自由な考えを持つ日本男子が増えていることのあかしともいえるのではないかというわけだ。

たとえば、自由遵守の権利を重んじ、世界で初めて同性婚を合法化したオランダでも、ジェンダーレス関連サイト上にとまん氏やりゅうちぇる氏の活躍ぶりが記載された。自分の思いを自由にさらけ出す彼らの姿勢に拍手喝采を送りたい!「Go with the flow」(そのまま、時の流れに乗って行こう!)と、手放しで絶賛する声がリアクションとして、たくさん寄せられているのが印象的だ。

◆異性でもなく、同性でもない?
ところで、70年代から80年代に活躍した「クイーン」というバンドをご存じだろうか。英国ブリティッシュ・ロックの大御所として人気を誇った彼らが、世界で注目を集めるきっかけとなったのは、日本公演での大成功だったといわれる。人気を後押ししたのは、熱心な日本人女性のファンであるが、彼女たちのほとんどが、メンバーらの「美しい外見」に魅せられファンになった人たちだった。当時の彼らは腰まで伸びた長い髪をなびかせ、時にはメイクをほどこし、極彩色のファッションを身にまとってステージに立っていたが、この姿に日本人女性たちはすっかりとりこにされたのだ。

このことからわかるように、日本人女性はあたかも女性のように美しく身なりを整えた男性に惹かれる傾向がもともとあるのではないかと推測できる。ただ、日本の一般的な社会的視点からすれば、「男子たるもの」が女性のような恰好をすれば異端とみられ、反社会性行動とさえ見なされることも否めない。ところが、そんな通説を覆すほどユニークな存在としてアピールしているのがこの「ジェンダーレス男子」であり、アメリカをはじめとする海外でも注目された理由といえるだろう。

◆個性を自由に発揮できる存在
自らトランスジェンダーで、早稲田大学や明治大学で教鞭をとる性社会・文化史研究者の三橋順子氏(61)が、ジェンダーレス男子について述べた言葉が、オランダのトランスジェンダー関連サイトVereniging Genderdiversiteit上に掲載されている。「現代の男性は自己表現する機会に恵まれている女性を羨ましいと感じているようだ。ファッションやメイクアップの流行を常に意識し、己の個性を磨きながら“人間”としての美しさを自由に追求できるからだ」。

ジェンダーレス男子たちは女性と同じく、自分自身を表現するための自由と融通性を持ち合わせている。彼らの波長は女性のそれにぴったり合っているのだろう。だからこそ女性たちも共感を覚え、性を超えた部分で彼らに魅了されるのかもしれない。海外も注目するその活躍ぶりが、日本男子の通例を基本から覆す日がやってくるのはいつだろうか。

「NewSphere」 2017年2月2日 17時45分
http://news.infoseek.co.jp/article/newsphere_28880/

飛田新地「フィールドワーク」問題 [現代の性(一般)]

11月24日(木)

「じんけんスコラ」という団体が主催した大阪・飛田新地フィールドワークが問題になっている。
セックスワーカーの支援組織との交渉を無視して集団巡見を強行したとのこと。

フィールドワークのときに、お商売の邪魔をしないように努めるのは当然のこと。
それはセックス・ワークの場でもまったく同じ。
「じんけん」を名乗りながら非常識極まりない。

そもそも、そういう場に徒党を組んで集団で行くのが間違いなのだ。
フィールドワークと名乗れば、なんでもできるわけではない。

「そういう場所」とは、セックスワークに限らず「人が生活のためにギリギリのところで身体を張っているような場所」という意味。

どうしても飛田を見たかったら1人で行けばいい。
「観察」はしないでさりげなく通り過ぎる。
それでも人間の目ってけっこう視野が広いから、何が行われているかはわかるはず。

男性だったら客と間違われる。
若い女性だったら、面接に来た子と間違われる。
私だったら、遣り手のおばさん志望者と思われる?
そのくらいのリスクは負う覚悟じゃないと、ああいう場所には行ってはいけない。

あるいは、ちゃんと手土産もって組合の事務所に挨拶にいく。
取材の意図を話して、あちらが許す範囲でご協力をお願いして、人をつけてもらう。
迷惑をかけるお店(当事者)には、些少ながら迷惑料を差し上げる。

フィールドワークってそういうものだと思う


パキスタンの歴史的売春街の変容 [現代の性(一般)]

10月28日(金)

パキスタンの古都ラホールの歴史的売春街のヒーラマンディ(Heera Mandi) のルポルタージュ。

イスラム圏でありながらムガール帝国の伝統文化が色濃く残るパキスタン社会、芸能とセックスワークの深い関係、世界で共通するセックスワークを取り巻く状況の現代的変容など、いろいろ興味深い記事。

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衰退するパキスタンの歴史的売春街、ネットで変わる性産業
2016年09月07日 16:32 発信地:ラホール/パキスタン

【9月7日 AFP】パキスタン北東部の都市ラホール(Lahore)の中心部にある同国最古の売春街ヒーラマンディ(Heera Mandi) は何世紀もの間、魅惑的なダンサーやミュージシャン、売春婦たちが集まる場所だった。

だが地元住民たちによれば、この歴史的な一角は衰退の危機にさらされているという。
かつて美しい女性たちが立っていたバルコニーには今は誰もいない。空き家となった部屋のドアはさびだらけだ。現在も唯一残っているのは、音楽とダンスを支えていた楽器を売る店だけだ。

男性は今や、専門のウェブサイトで女性を探したり、ソーシャルメディアで直接誘ったりしている。昔のように街角に立っている女性を探し求めたりしなくなった。

客を誘う「場所」に意味がなくなったため、売春婦たちはヒーラマンディから姿を消していった。
ヒーラマンディとは、「ダイヤモンド市場」という意味だ。ムガル(Mughal)帝国の時代、ヒーラマンディはエリート層のために演じられる伝統的な歌と踊りの中心地だった。

富裕層の中には息子をタワイフと呼ばれた高級な踊り子のところに送り、マナーを勉強させていた人たちもいた。

その後、パキスタンが英国の植民地になると、伝統芸能の踊り子と売春婦の境界線は曖昧になった。

■450円で提供
かつてヒーラマンディの通りに立っていた、「生粋の売春婦」を自称するリーマ・カンワル(Reema Kanwal)さんの母と祖母も売春婦だった。代々、ヒーラマンディで踊り、男性を喜ばせてきた女性たちだ。

「昔はヒーラマンディの売春婦は尊敬されていた。私たちは芸術家と呼ばれていた」と、リーマさんは言う。だがこの10年ですべてが変わった。「私たちは今や全く敬意を払われていない」
彼女は、自分のように母や祖母から「接客」について教えられなかった少女たちが増えたことが問題だと指摘する。

そのような少女たちは、携帯電話だけで自分を売り込んでいると、彼女は言う。フェイスブック(Facebook)や個人広告サイトのロカント(Locanto)などで客を募っているほか、スカイプ(Skype)を使ってわずか300ルピー(約450円)という安さでサービスを提供している少女もいるという。

ヒーラマンディの伝統がすたれていくなか、少女たちはもはや音楽家や教師などの取り巻きを必要としなくなったと、この一角に最後まで残っている楽器店の店長たちは言う。
売春街の土台となった伝統の踊りは複雑で、何年もの特訓と生演奏する音楽家たちが必要だ。現代の少女たちは簡単で挑発的な踊りを動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」で学んでいる。

■「男の子」の需要も
しかし、ヒーラマンディを抜け出した女性たちの未来は明るいようだ。メハク(Mehak)さんの職業は整形外科医で、思想的にはフェミニストだが、夜になるとパキスタンの超エリート層のためのマダムに変身する。

美しい7匹のペルシャ猫が、彼女の家の高価な家具の間を優雅に歩いている。ラホールの富裕層が暮らす地区にあるこの家は、彼女の自宅兼高級売春宿だ。

50代半ばのメハクさんの下で働く少女の大半は、エリート層が集まるパーティーでメハクさんにリクルートされた子たちだ。それでも、「インターネットはこのビジネスを根本的に変えた」とメハクさんは言う。「フェイスブックやツイッター(Twitter)があるから、女の子たちは客引きを必要としなくなった」
「ヒーラマンディ出身の子でも、そのことを決して明かさない。客は性感染症になりたくないと考えているし、ヒーラマンディには悪いイメージがつきまとっているから」と、メハクさんは付け加えた。

ヒーラマンディの外ではビジネスは好調だ。「医学生やMBA保持者の料金が一番高い。一晩で10万ルピー(約15万円)は稼げる」とメハクさんは言う。
メハクさんは男娼も手掛けようとしている。エリート層の女性たちから「お金は払うからすごく良い男の子を連れてきて」という引き合いが来ているのだという。(c)AFP/Gohar ABBAS

http://www.afpbb.com/articles/-/3099427?pid=0

「女性向け高収入アルバイト求人雑誌」ゲット自己記録更新 [現代の性(一般)]

9月28日(水)

渋谷や新宿の繁華街で、無料で配っている「女性向け高収入アルバイト求人雑誌」、性風俗産業の現況を知る資料として、学生に「こういうの、そのまま信じちゃあ駄目だよ」と教える材料として、便利なのだけど、55歳を過ぎたあたりから、急にもらえなくなった(←当たり前だにゃ)。

ところが、今日(28日)、渋谷「マークシティ」前で配布員の男性が寄ってきて、ティッシュといっしょに渡された。
『はなまるワーク』2016年10月号(2).jpg
↑『はなまるワーク』2016年10月号

「日記」を調べたら2015年11月以来のゲットで、自己記録を61歳4か月に更新。

さっそく、超熟女求人がないか調べたけど、なかった。
(50代まではあるけど、60代はさすがに・・・)

未婚男性70%「恋人なし」  [現代の性(一般)]

9月15日(木)

「18~34歳の未婚者のうち、男性の70%、女性の59%は交際相手がいない」
男女の差は11%。

なぜ、こうした差が生じるのか? 考えてみる。

(1)複数の女性と交際している男性が一定数いる。
(2)既婚男性と交際している女性が一定数いる。
(3)女性と交際している女性が一定数いる。

いちばん効いているのは(2)で、次いで(1)か。

以前から私が指摘している「一夫多妻(正確には一夫一妻多妾)」傾向が、独身男性の増加とともに、同時進行しているのだろう。

いずれにしても、高度経済成長期に達成された「国民男子皆婚社会」は、その後の40年であっけなく崩壊した。
もう、元に戻ることはないだろう。

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未婚男性7割「恋人なし」 希望する子の数、過去最低

18~34歳の未婚者のうち、男性の70%、女性の59%は交際相手がいないことが15日、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査で分かった。将来的な結婚の意思がある人は90%近くいるが、希望する子どもの数は男性が平均1・91人、女性は同2・02人で、いずれも過去最低だった。

同研究所は「結婚や出産に理想を抱きながらも現実とのギャップを感じ、結果的に交際相手を求めない人が増えており、晩婚化や少子化の一因になっている」と分析している。

同調査はほぼ5年ごとに実施。今回は昨年6月、18~34歳の独身男女計5276人が回答した。
(共同)
『中日新聞』2016年9月15日 18時47分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016091501001653.html




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