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第26回「多摩ジェンダー教育ネットワーク」例会 [お勉強(研究会)]

10月6日(木)
(続き)
19時、第26回「多摩ジェンダー教育ネットワーク」例会(国際基督教大学ジェンダー研究センター)に出席。

報告は、生駒夏美さん(国際基督教大学教授)「多様な性にとって本当に安心・安全なキャンパスとは」。
その後、自由討論。

23時半、帰宅。
今日は多忙で、夕ご飯を食べ損ねた。

0時半、超遅い夕ご飯(昨夜の残りの牛肉のソース焼き)。
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疲れているけど、まだこれから仕事をしないといけない。

明日の講義の準備(レジュメの印刷、パワーポイントの増強)。
明日の夕方締め切りのゲラ校正と送付。

疲労困憊。
お風呂に入って温まる。

就寝、3時半。


9月11日(日)化粧文化研究会で「シャレコーベ・ミュージアム」へ [お勉強(研究会)]

9月12日(日)  曇りのち晴れ  大阪  33.0度  湿度49%(15時)

13時20分、名前も知らなかった駅に降りる。
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日差しがきつくて暑いし、足の不安があるので駅前からタクシーに乗る。
おっ、ここだ。
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敷地に入る。
車もなんか変だ。
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ちゃんと道案内してくれる。
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この人は無言。
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「おーい、こっちだよ」
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玄関前に到達。
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建物はこちらから見るのが正解だった。
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なんで兵庫県尼崎市にある「シャレコーベ・ミュージアム」に来たかというと、「化粧文化研究会」の見学会だったから。
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「化粧文化研究会」は正確には「化粧文化研究者ネットワーク」といい「化粧文化研究者それぞれの研究活動の向上と、互いの存在を明確にして研究者同士が研究(成果の)発表と情報交換などの交流を行う」ことを目的に、2005年3月に活動を開始した。
現在の会長は、北山晴一先生(立教大学名誉教授)。

私は化粧文化は専門ではないが、初代代表の村澤博人先生(2009年6月逝去)に「日本顔学会」でいろいろお世話になった縁で混ぜていただいている。
研究会は、年4回(東京で2回、関西で2回)で開催され、今回が40回目。

貧乏な私が出席するのは東京開催の時ばかりだったが、今回はたまたま関西に来ていたのと、この博物館は「日曜日のみ」の開館でなかなか見られないので参加した。

ただ、正直言うと、骸骨は、それなりに知識はあるが、心理的に好きではない。

館長の河本圭司先生は、関西医科大学名誉教授で、脳神経外科がご専門。
同時に、世界的な頭蓋骨学の権威で、世界唯一の「SKULL]専門博物館である「シャレコーベ・ミュージアム」を建てた方。
http://skull-museum.jp/frame.html
館内は1,2,3階の展示室に、館長ご自慢の頭蓋骨関係の収集品がこれでもかと詰め込まれている。
その総数は7200点余。
この日もアメリカから新たな収集品が持ち込まれていた。

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↑ 1階玄関脇
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↑ 2階展示室
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↑ 2階展示室

基本「撮影禁止」なので、展示品を細かくは紹介できないが、「ハローウィン」関連の物も含めて、欧米系の骸骨グッズの多さに驚く。
日本のものは、江戸時代の「根付」に少しあるくらい。

一番、稀少性の高い展示品は、3階の人類学・考古学コーナーにあった、インカ帝国期(ペルー出土)の頭部変工(前頭部扁平化)を施された少年の頭蓋骨。
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頭部変工の習俗は講義で紹介しているが、実物は初めて見た。

見学を終えた後は、河本館長の頭蓋骨文化論の講義。
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続いて、張建華先生(宝塚医療大学教授)の頭蓋解剖学の講義。
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講義が終わって「試験」。
私は、初級・中級とも、一番に(カンニング無し)提出して全問正解。
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まあ、高校生の頃、鈴木尚先生の『日本人の骨』(岩波新書、1963年)を愛読してたし、大学の自然(形質)人類学の講義はA評価だし、その後も埴原和郎先生の本などで勉強したから、当然なんだけど。
でも、中硬膜動脈溝とか、細かい名称、忘れてるなぁ(見ると思い出すけど)。

「シャレコーベ ミュージアム」(兵庫県尼崎市)のトイレの表示。
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額の骨(前頭骨)の角度が男女で異なる点(女性は直立、男性は斜め)を図案化している。

骨格レベルで見た場合、前頭骨の性差は、骨盤の形態の次ぐらいに大きいし、ダイレクトにわかる。
だから、Trans-womanで、額の女性化形成をしていない限り、おでこを出して大丈夫(バレない)人は稀だと思う。
私がいい年して前髪を垂らす髪形をしているのは、額の形(と皺)を隠すため。
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↑ 記念撮影(前列右端、河本館長)
17時、辞去。

いろいろ考えることも多く、勉強になった。

自分の専門の社会文化史に引き付けてコメントすると、欧米の頭蓋骨&骸骨グッズの圧倒的な多さと日本のそれの少なさは、やはり葬制の違いによる頭蓋骨の「身近さ」の違いによるのだと思う。
欧米のキリスト教文化圏では基本的に土葬で、しかもアルカリ性土壌が多いので、遺骸は白骨化して長く残る。
しかも、都市部では墓地が限られるので、しばしば古い遺骸を掘り起こして、骨だけを保存する一種の再葬も行われる。
骸骨に接する機会も多いし、イメージも豊富なのだと思う。

それに対して、仏教文化圏で火葬が行われ、特に明治時代以降、火葬が広まった(強制された)日本では頭蓋骨に接する機会は多くない。
江戸時代まで庶民は土葬だったが、火山灰由来の酸性土壌が多い日本(とくに東日本)では、遺骨は土中で分解されて残りは良くない。
また、琉球列島などを除いては、再葬の習俗も少なかった。
もちろん、弔う人がなく、河原や野原に野ざらしになる遺体もあったが、それは不幸な例外だった(だいたいは浄土宗か時宗の僧侶が供養してしまう)。

だから、日本の絵画には、骸骨はあまり出てこない。
「百鬼夜行図」などでも骸骨はいても脇役だ。
妖怪も同様で、骸骨妖怪はいなくもないが、中心ではない。
美女の遺骸が次第に腐敗し白骨化していく様を描いた「九相図」のようなものはあるが、あれは骸骨を描くことが主題ではない。
骸骨が描かれるようになるのは、江戸時代後期、たとえば葛飾北斎、河鍋暁斎、歌川国芳、月岡芳年などだが、あれは西洋医学の人体図(骨格図)の影響があるのではないだろうか。
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↑ 葛飾北斎『百物語』「こはだ小平次」
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↑ 河鍋暁斎「髑髏と蜥蜴」
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↑ 歌川国芳「相馬の古内裏」(1854年頃)
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↑ 月岡芳年『新形三十六怪撰』「地獄太夫悟道の図」

頭蓋骨イメージの多少と葬制との関係は、アジア圏内で考えてもよくわかる。
展示されていたように、アジア圏で頭蓋骨イメージが豊富なのは、ヒマラヤ山地周辺、具体的にはチベット、ネパール、ブータンなどだ。
これらの地域の葬制は、風葬・もしくは鳥葬だから、骸骨が目に着きやすいのだろう。

思いつきで、そんなことを考えた。
良い気分転換になった。

7月22日(金)『イレズミと日本人』刊行記念トークイベント [お勉強(研究会)]

7月22日(金) 曇り  東京  22.2度  湿度76%(15時)

今夜は、西荻窪の「信愛書店スペースen-gawa」で開催された山本芳美さん(イレズミ研究/都留文科大学比較文化学科教授)の新著『イレズミと日本人』(平凡社新書)の刊行記念トークイベントを聞きに行った。
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「『じぶん』をあそぶ ~イレズミと美容整形の過去・現在・未来の加工術」というテーマで、『美容整形と<普通のわたし>』(青弓社、2013年)の著者である川添裕子さん(美容整形研究/松蔭大学観光メディア文化学部教授)とのコラボレーション。
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実は、イレズミと女装とは共通点が多い。
文明開化期の「違式詿違条例」で違法化されたこと、その後、違法ではなくなったがずっと社会的に抑圧されてきたこと、現在も公衆浴場の利用で問題視されることなど。
そこに共通するものとして、近代化による身体への規制が読みとれる。

身体とはなにか、自分の身体をどう扱うか、身体を加工する自由と社会など、いろいろな角度からの考察で、私が日頃、考えていることとの共通性も多くとても面白かった。

内容は、8月に『週刊読書人』に掲載されるとのことで、楽しみだ。

7月2日(土)現代風俗研究会(東京の会)新風俗学教室・第18期「食の風俗」第4回 [お勉強(研究会)]

7月2日(土) 晴れ  横浜  31.0度  湿度65%(15時)

9時、起床。
朝食は、新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」の洋梨のデニッシュとコーヒー。
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シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はよくブローしてにあんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
化粧と身支度。
黒地に茶と白の花柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(5分)、黒網のストッキング、黒のサンダル、焦茶のトートバッグ。
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13時半、家を出る。
今日は暑い。
昼食は、駅前の回転寿司へ。
開店記念セールで30%オフだったので、ちょっと贅沢。
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↑ 本日の3種。
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↑ 貝3種。

東急東横線からみなとみらい線に乗り入れて日本大通り駅で下車。
横浜は久しぶり。
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大田町の「横浜メディア・ビジネスセンター」の8階に入っている「関東学院大学・関内メディアセンター」へ。
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15時、現代風俗研究会(東京の会)新風俗学教室に出席。
第18期「食の風俗」第4回は、岡田朋之さん(関西大学総合情報学部教授:メディア論・文化社会学)による「2015年ミラノ万博と21世紀の国際博覧会――『まなざし』の近代的空間から『味わい、感じる』イベントへ」。

まず、万国博覧会の歴史と現在の概略。
その後、食をテーマにした初の万博だったミラノ万博(2015年5月1日~10月31日)の画像や動画をいろいろ見せていただく。
最後に、入場に最長10時間待ちの人気で、展示デザイン部門でも金賞を受賞するなど、高い評価を得た日本館の様子。
世界でも最も多様で多彩かつ繊細な食文化を踏まえた、日本館のテーマ「Harmonious Diversity(共存する多様性)」と展示が、イタリア人をはじめとする欧米人の高い関心を集めたことは、日本でもっと報道されてもよかったと思う。

18時過ぎ、閉会。
この会、スケジュールが合わず2回続けて休んでしまい、久しぶりの参加だったので、楽しかった。

懇親会は、住吉町のスペイン料理店「Bar de la Costa HOLA!」へ。
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こじんまりした店だが、お料理、なかなかおいしかった。
赤ワインで酔っぱらう。
みなさん、それぞれの万博の思い出で盛り上がる。
で、女性陣、年齢がバレる。
(大阪万博1970を覚えていたら、そのとき5歳としても50~51歳)
久しぶりのおしゃべりで楽しかった。
21時半、散会。
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↑ 店の前のビル(DEXビル)に巨大招き猫。
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↑ 「ジャックの塔」(横浜市開港記念会館)夜景。

22時半、帰宅。
酔っ払いなので、ベッドに直行。

6月12日(日)「日本人口学会・第68回大会」(麗澤大学) [お勉強(研究会)]

6月12日(日)  曇り  東京  28.3度  湿度54%(15時)

9時、起床。
朝食は、新丸子駅前「ブーランジュリー・メチエ」のアマンドショコラとコーヒー。

シャワーを浴びて、髪と身体を洗い、髪はブローして、あんこを入れて頭頂部で結んでシュシュを巻く。
化粧と身支度。
黒地に茶と白の花柄のロングチュニック(3分袖)、黒のレギンス(5分)、黒網のストッキング、黒のサンダル、焦茶のトートバッグ。

11時、家を出る。
東急目黒線から都営地下鉄三田線に入り、大手町駅で東京メトロ千代田線に乗換、そのまま常磐線に入り南柏駅で下車。
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昼食は、駅構内のそば屋で、冷やし鶏天そば(530円)。
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13時半、バスで麗澤大学へ。
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2010年に岩見照代教授(日本近代文学)にゲスト講義に呼んでいただいたことがあり、6年ぶり。

ここで開催されている「日本人口学会・第68回大会」に参加。
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私が、聴講したのは、企画セッション4「セクシュアル・マイノリティに関する人口学的研究ー日本における研究動向の今ー」
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人口学は、昔々、歴史人口学を少し勉強したことがあるくらいで、ほとんど素人なので、いろいろ勉強になった。
で、思ったこと。
1)そもそも人口の数%程度のマイノリティの人口把握は技術的に難しい。
2)セクシュアル・マイノリティをどう規定するかで、把握すべき範囲が異なってくる。
3)セクシュアル・マイノリティの人口はLGBをしっかり把握すれば、かなりの程度明らかにできる。
4)Tの人口比は、LGBに比べれば確実に1桁、あるいは2桁小さいので、ほとんど誤差の範囲になってしまい、厳密に把握する意味はあまりない。
5)だからなのかもしれないが、性同一性障害者の人口比についての疫学的データが、人口学研究者に届いていない(その点について少しだけコメント)。

助産学の藤井ひろみさん(神戸市看護大学)の「出産を経験したことがありますか?」という設問に、心の中で「ありません」と答えてしまい、「この世の中に生きている人で出産を経験したことがない人はいません」という言葉に、眼からウロコが落ちた。
出産を産む立場(母親)だけから考えてはいけないのだ。
産まれる側(子)に立って見ることも大事なのだ。

お目当ての石田仁さんの報告は、いろいろなことが想起されてとても刺激的だった。
とりわけ、伊藤文學さん(『薔薇族』編集長)が1974年頃に唱えた「ゲイ300万人説」が、独り歩きして、1985年代の(二度目の)「AIDSパニック」の際に、ゲイを危険視・排除する根拠に使われたことは、とても衝撃的だった。

また、1960年代後半に登場し、1970年代中盤に普及する男性同性愛者を意味する新語「ホモ」について、それ以前に使われていた「ゲイ(ボーイ)」に比べて年齢イメージがなく、このころ進行したと推測される年齢階梯制的要素が残存した(大人の男性と少年)の同性愛から、大人の男性同士の同性愛への移行に、こうした呼称の変化が見合うのではないか、という仮説を、帰路の電車の中で石田さんに伝える。

厳しい状況の中、出掛けた甲斐があった。
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(続く)

京都カンファレンス 2015「拡張した心を超えて:異邦の身体、人形、女の魂、東洋の精髄」 [お勉強(研究会)]

6月21日(日)
(続き)
昼過ぎ、久しぶりに京都大学へ。
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13時、吉田南キャンパスで開催された「京都カンファレンス 2015:拡張した心を超えて:異邦の身体、人形、女の魂、東洋の精髄(Beyond the Extended Mind: Different Bodies, Dolls, Female Soul and Eastern Spirit)」に参加。
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丸2日がかりの、哲学系の大規模なカンファレンス。
私は第4部(女の魂)と第5部(総合討論)だけ聴講。

岩川ありさ(東京大学大学院総合文化研究科)「変容する身体ートランスジェンダーをめぐるポリティクスー」
針間克己(はりまメンタルクリニック)「性別違和における心の性と体の性」

岩川さんと針間先生の報告、gender identity をどう考えるか?という点で対比すると興味深かった。
にでて
針間報告の質疑応答、また、哲学者が考えている心と、精神科医が「現場」で扱っている心とのズレが面白かった。

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17時50分、辞去。

東大路に出てタクシーを拾い、烏丸丸太町まで行ってもらい、そこから地下鉄で京都駅へ。
18時26分発「のぞみ号」にぎりぎりで乗車。
考えてみたら、今日はお昼ご飯を食べていなかった。
京大の学食ででも食べようと思っていたのだが、タイミングを失った。
とてもお腹が減っているので、乗車後、すぐにお弁当を買う。
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↑ (夏季限定)涼風 うめたこ弁当(1000円)
まずまずというか、これだけお腹が空いてるとなんでもおいしい。
20時36分、品川駅に到着。
横須賀線で武蔵小杉駅へ。
タクシーで家路に。
21時15分、帰宅。

ニコニコ超学会「摩訶大将棋」のコーナー [お勉強(研究会)]

4月26日(日)
「ニコニコ超学会」のポスター発表コーナーを見て回る。
文系高齢者には意味不明なものが多かったが、中で興味深かったのが「摩訶大将棋」のコーナー。
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「摩訶大将棋」は古将棋のひとつで、縦横19マスの将棋盤で50種類、敵味方合わせて192枚の駒で戦う盤上遊戯。
私が将棋の歴史を調べたころには、駒の動かし方など不明な部分が多かった。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-2
「日本摩訶大将棋連盟」の高見友幸さん(大阪電気通信大学総合情報学部教授)にお話をうかがう。
近年、研究(文書の解読)が進み、全体像が明らかになってきたらしい。
縦横9マス、8種40枚の駒を使う現行の将棋ですら盤上遊戯としては世界一複雑なのに、縦横19マス、50種192枚という将棋の複雑さは、私のような頭の悪い人間には想像の外。
それをコンピューターで操作できるようにしたことで、実際に対局することが可能になった。
http://www.takami-lab.jp/摩訶大将棋のブログ-1/

いろいろ興味深く、もっとお話を聞きたかったが、自分の出演するセッションの時間が迫ってきたので、辞去。



第21回多摩ジェンダー教育ネットワーク会合 [お勉強(研究会)]

3月4日(水)
(続き)
銀座から東京メトロ丸ノ内線に乗る。
新宿駅でJR中央線に乗り換えるつもりだったが、とても眠かったので、そのまま終点の荻窪まで乗っていく。
荻窪駅でJR中央線に乗り換え。
帰宅ラッシュ時なので超満員。
踏ん張っているうちに、また右の坐骨神経痛が悪化。
それにしても座っている人がまったく動かない電車だなぁ。
18時20分、国立駅に到着。
歩いて一橋大学へ。
この時間、もう大学キャンパスは真っ暗。
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空には朧月。
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やっと、灯りがついている建物(東キャンパス・マーキュリータワー)に到着。

19時過ぎ、「第21回多摩ジェンダー教育ネットワーク会合」開会。
今日の報告者は、『日本占領とジェンダー』で(最後の)「山川菊栄賞」を受賞された平井和子さん(一橋大学特任講師)。
テーマは「軍隊と性暴力の密接な関係を考える―日本軍『慰安所』と占領軍『慰安所』と―」。

メイン報告は、昨年11月に一橋大学CGraSS(社会科学研究センター)公開レクチャー・シリーズ 第28回「日本占領と性 ―性暴力、売買春から親密な関係まで」でうかがった内容と基本的に同じ内容。
ただ、占領軍の内実が、占領初期(1945~46年)、占領中期(47~49年)、朝鮮戦争期(1950~)で、質量ともに変化し、それに応じて「公衆衛生福祉」(性的慰安の在り方)も変化している様子が、以前よりはっきり述べられていた気がした。
この部分、ご著書にはあるのだが、さらに研究を深めてほしいと思う。

第2報告の一橋大学社会科学入門ゼミ「日本軍『慰安婦』問題を多方面から考察する(2014)」が興味深かった。
平井さんの適切な資料提供と討論を通じて、ゼミに参加している現代の若者がこの問題について視野を広げ、認識を深めていく様子がよくわかり、すばらしい実践だと思う。
まあ、一橋大学に入学できる知的素材だからこそ、可能なことなのだが。
同時に、いつも大人数の講義ばかりで、一度もゼミをもったことにない野良大学講師としては、なんとも羨ましかった。

「セックスワーク論」についての平井さんの見解、とてもバランスがとれているのでメモ。
①「売春」をする女性たちの労働権を認めることによって、奴隷的な労働、危険な労働から女性たちの身を守ることになる。
②「売春」に従事することが、女性の「自由意思」のように見えても、その背後にある「構造的強制」を見逃してはいけない。
③「売春」に従事した女性たちが、生き延びるために選んだ行為を「主体」として尊重することも大事。
④ それらのためには、まずは当事者の証言に耳を傾けること。 

質疑応答を聞いていて感じたことは、以前にも書いたことだが、占領期の性暴力に関心がある方ですら、占領期の日本社会のリアリティがもうすごく希薄になっていること。
たとえば「RAA(特殊慰安施設協会)の従業婦募集広告がなぜ北海道にはないのですか?」という質問。
1945年8~9月の日本の交通事情がイメージできないのだろう。
青函航路は、1945年7月14日:アメリカ海軍艦載機の空襲で、全連絡船12隻の内8隻沈没、2隻大破炎上、2隻航行不能(352人死亡)でほぼ壊滅している。
青函航路の旅客航送が再開するのは、1946年2月11日の連合軍専用列車(上野~札幌)。
つまり、北海道に広告出しても、応募者が東京に来られない状況だった。

あるいは「RAAはなぜ沖縄には作られなかったのですか?」という質問。
内務省警保局長が全国の知事・警察へ外国軍駐屯地に性的慰安施設を作るように無電秘密通牒を出した1945年8月18日には、もうすでに沖縄は日本政府の施政権下にはなくアメリカ軍政下。
日本政府の指示を送る意味がないし、受け手もいない。
そもそも、上陸したアメリカ軍兵士による性暴力(レイプ)が頻発したのは、日本軍が玉砕して組織的戦闘が終わった6月24日以後のことで、8月18日段階ではすでに「性の防波堤」施策は手遅れだった。

戦後70年、平井さんだって私だって、本当のことはもうわからないのだが、それでももう少し・・・と思ってしまう。

それにしても頭の固い教条主義的な「フェミニスト」が、資料に基づいた実証的なセクシュアリティ研究の積み重ねを、「考えが甘い」の一言で否定するのは何度見ても不愉快だ。
なぜなら、それは実証的な研究者の労苦を否定するだけでなく、資料の語り手になってくれた娼婦たちの声を圧殺することになるからだ。

21時、閉会。
ご自宅が遠い平井さんは大急ぎでお帰りになり、報告者不在の懇親会は5人だけ(新旧幹事の先生4人、おまけの私)。
イタリア料理の「イルフルット」というお店。
こじんまりしたレストランだが、なかなかおいしかった。
22時40分、散会。

立川駅でJR南武線に乗り換えて、I先生とおしゃべりしながら帰る。
23時40分、帰宅。
長い一日で疲労困憊のはずなのに寝られない。
お風呂に入った後、来週打ち合わせ会がある依頼原稿の構想を考える。

就寝、4時。


1月31日(土)「現代風俗研究会(東京の会)」第17期・新風俗学教室(第7回) [お勉強(研究会)]

1月31日(土)

午後、有楽町へ。
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15時、丸の内仲通りの「国際ビル」にある成蹊大学サテライト・オフィスへ。
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「現代風俗研究会(東京の会)」第17期・新風俗学教室(第7回)に出席。
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報告は、高橋聡太さん(東京芸術大学大学院)「来日公演のライヴ文化史――主権回復後からビートルズまで」。
東京オリンピック開催の1964年に来日公演の数が急増することなど、とても興味深い内容だった。
特に、ビートルズ来日(1966年6月)の2年前の1964年10月、まさに東京オリンピックの直前に「リバプール・ビートルズ」というイギリスの5人グループが来日公演しているという事実は、たいへん面白い。

懇親会は「国際会館」地下のインド料理「ムンバイ」。
インド料理は大好物なので、うれしい。
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↑ レンコンと挽肉のはさみ揚げ(美味)。
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↑ サモサ
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↑ タンドリー・チキン
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↑ カレー
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↑ デザート
Face Bookつながりの上松恵理子先生(武蔵野学院大学:モバイル・メディアコミュニケーション論)に久しぶりにお会いして、お話しできたのもうれしかった。
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↑ 丸の内仲通りの夜景。

22時半、帰宅。
お風呂に入った後、夜中、来週月曜日の群馬大学医学部の講義原稿(2コマ分)を手直しする。

1月22日(木)石井達郎先生「異性装×パフォーマンス~なぜ人は異装をまとうのか~」を聴講 [お勉強(研究会)]

1月22日(木)  雨  東京  5.6度  湿度95%(15時)
10時半、起床。
朝食は、ミートパイ、ストロベリーデニッシュ、コーヒー。
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13時過ぎ、冷たい雨の中、家を出る。
東急東横線で学芸大学駅に移動。

昼食は、東口商店街の「かしわや」でごぼう天そば(400円)。
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14時「仕事部屋」で宅急便の受け取り。
2時間ほどベッドで横になる。
17時、再外出。
夕食は、武蔵小杉駅構内の「讃岐うどん」で、かけうどん+れんこん天(440円)。
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JR南武線で川崎へ。
19時前、川崎市教育文化会館に到着。
川崎市教育委員会主催の連続講座「ありのままの自分~ジェンダーとファッション~ 女装/男装ってなんだ?」(全5回)の第2回、石井達郎先生(演劇論・舞踊論)「異性装×パフォーマンス~なぜ人は異装をまとうのか~」を聴講。
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久しぶりに石井先生にお目にかかれて、お話しできてうれしかった。
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23時20分、帰宅。
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