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『女装と思想』第6号をようやく入手 [お仕事(執筆・成果)]

8月10日(木)

『女装と思想』第6号(2015年12月31日刊行)をようやく入手。
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私のロングインタビューが「巻頭特別対談」として掲載されているのに、なぜか1冊も手元に届かず・・・(発送に「手違い」があったらしい)。

でも、読者の方がTwitterなどで「購入」とか「読んだ」とか書いているのをみると、やっぱり本人が手にしていないのは責任上、まずいと思い、通販で探して、代金+送料1311円を費やして、やっと手に入れた。

1年半以上かかったけど、これで自分がした「仕事」がやって手元に揃って、安堵。


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伏見憲明×三橋順子(対談)「新宿二丁目ができるまで」 [お仕事(執筆・成果)]

8月10日(木)

伏見憲明さんとの対談「新宿二丁目ができるまで」(2017年2月4日:新宿二丁目「A Day In The Life」)が「アデイon line」にアップされました。

自分で言うのもなんですが、とても面白いと思います。

お読みいただければ幸いです。

http://aday.online/2017/08/09/oshiete-6/
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(伏見憲明さんによる紹介文)
「教えてLGBT!!」第4弾は、トランスジェンダーの歴史研究の第一人者で、LGBTブームフロントランナーの1人でもある、三橋順子さんを迎えての歴史講座

昭和33年(1958)の売春防止法前の二丁目は、赤線・青線の遊郭が集まる男女の色街だった。
「アデイ」の前を通る道は、仲通りを越え「アイソトープ」の前を抜けていくラインになるが、そこが赤(合法)と青(非合法)の境目だった!なんて話しも飛び出た三橋順子さんと伏見の対談「新宿二丁目ができるまで」。


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自分のブログに載せてしまおうか・・・ [お仕事(執筆・成果)]

6月14日(水)

今、ふと思い出したのだが、2016年の2月に執筆して編集者に送った「トランスジェンダーと法」という論文、どうしたのだろう?
もう1年4カ月も経つが、初校すらこない。

はじめに
1 文明開化期における女装・男装の法的禁止
2 女装と盗犯 ―虞犯者視の始まり―
3 「警察犯処罰令」の適用をめぐって
4 戦後混乱期における女装男娼への法適用問題
5 昭和戦後期における法適用 -「ブルーボーイ」事件の社会背景―
6 まとめにかえて ―性別移行の脱病理化と性別変更法の動向 ―

こんな内容で、日本近代以降のトランスジェンダーへの法律適用問題を、けっこう総合的に論じたつもり。
いささかマニアックだが、同じような内容の論文はないので、読みたい人も何人かはいるだろう。
もう掲載されるのはあきらめて、自分のブログに載せてしまおうか、と考えている。


「現代ビジネス」にコラム [お仕事(執筆・成果)]

5月23日(火)

生誕62年記念ということで(←嘘にゃ)、インターネットマガジン「現代ビジネス」(講談社)にコラム「マツコ・デラックスを現代の『最強神』と呼ぶべき、深淵なる理由 祭礼と女装の歴史にみる『双性原理』」が掲載されました。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51743

祭礼における女装から起こして、「双性原理」や「神は異形」について述べ、双性×異形=最強!説を展開しました。

よろしかったら、ご覧になってください。

服藤早苗・新實五穂編『歴史のなかの異性装』、近日刊行 [お仕事(執筆・成果)]

5月13日(土)

勉誠出版の『歴史のなかの異性装』、今月中に出版になります。

再校ゲラを持っていったとき(4月25日)「歴史学研究会の大会(5月27日)にはなんとしても間に合わせたい」と担当編集者さんが言っていましたが、なんとか間に合いそうです。

錚々たる先生方が真面目な学術論文を執筆されている中、私は編集者さんが読むのに困るようなエロなことを書きました。

例によって「色物」ということで(自分の立ち位置はよく理解しているつもり)、ご勘弁、願います。

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アジア遊学 210
服藤早苗・新實五穂編
『歴史のなかの異性装』(勉誠出版、近日刊行、定価 3024円)

【概要】
多様な異性装の世界
衣服は身分や男女差を可視化できる故に、国家や社会による規制の対象とされることが多かった。異性装はいかなる社会的・文化的背景のもとで行われてきたのか。
日本とアジアを中心に、ヨーロッパアフリカなど諸国の異性装の事例を歴史・服飾・美術・ジェンダーなどの側面から照射し、女神の帰依・男巫の儀礼から同性愛・トランスジェンダーまで、多様な女装・男装の実体や異性装禁止命令の変遷を明らかにする。

【目次】

序論 歴史の中の異性装(服藤早苗)

Ⅰ 日本
平安朝の異性装―東豎子を中心に(服藤早苗)
中世芸能の異性装(辻浩和) 
コラム)軍記絵のなかの異性装(山本陽子)
宮廷物語における異性装(木村朗子) 
日本近世における異性装の特徴とジェンダー(長島淳子)
女装秘密結社「富貴クラブ」の実像(三橋順子) 
女性装を通じた考察(安冨歩) 

Ⅱ アジア
唐代宮女「男装」再考(矢田尚子) 
異性装のヒロイン―花木蘭と祝英台(中山文) 
韓国の男巫の異性装とその歴史的背景(浮葉正親) 
衣と性の規範に抗う「異装」―インド、グジャラート州におけるヒジュラとしての生き方について(國弘暁子) 
タイ近代服飾史にみるジェンダー(加納寛) 
ブギス族におけるトランスジェンダー―ビッスとチャラバイ(伊藤眞) 

Ⅲ ヨーロッパ・アフリカ
初期ビザンツの男装女性聖人―揺れるジェンダー規範(足立広明) 
ヨーロッパ中世史における異性装(赤阪俊一) 
英国近世における異性装―女性によるダブレット着用の諸相(松尾量子) 
十九世紀フランスのモードと性差(新實五穂) 
異性装の過去と現在―アフリカの事例(富永智津子) 

あとがき (新實五穂)



ハフィントンポストの記事に追記 [お仕事(執筆・成果)]

5月9日(火)

ハフィントンポストの記事(の最後の方)で「トランスジェンダーは、比率で言うと1対3くらいでMtFよりFtMが多いのです」と言ったら、読者から「間違い(反対)ではないか」という問い合わせが来たとのこと。

トランスジェンダー界隈にとっては当たり前の現実が、世の中に伝わっていないことを実感。

ということで、
「海外ではMtFがFtMより多いのが一般的だが、日本では少なくとも00年代後半から受診者レベルでFtMがMtFより多くなっている。日本精神神経学会の調査(2017年3月)でも戸籍を変更した人はFtMがMtFより約3倍多いと推計している。」
という形で註を加えました。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/25/junko-mitsuhashi_n_16222104.html?ncid=engmodushpmg00000004

【追記(11日0時)】
「FtMが多い理由」について、いくつかお尋ねがあったので私見を記しておきます。

なぜ、世界の中で日本だけがFtMの比率が顕著に高いのか、理由はまだわかりません。
ただ、遺伝子的にそういう傾向があるとは考えられず、やはり女性→男性という何らかの「社会圧」があると考えられます。

しかし、まったくのシスジェンダー&ヘテロセクシュアルの女性がいきなりFtM化するとは考えにくく、FtMの増加分の資源はレズビアンだと思います。
私はレズビアンの社会的隠蔽とコミュニティの未成熟が、一部のレズビアンのFtM化につながっていると考えています。

詳しくは、拙稿「日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響」(小林富久子ほか編『ジェンダー研究/教育の深化のためにー早稲田からの発信―』 彩流社 2016年3月 P135~155)をご参照ください。


「ハフィントンポスト(日本版)」にロングインタビュー掲載 [お仕事(執筆・成果)]

5月4日(木・祝)

インターネット・マガジン「ハフィントンポスト(日本版)」に私のロングインタビュー「LGBTブームの課題とは? 三橋順子さんが指摘する光と影『人権より先に経済的側面が注目された』」が掲載されました。
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/25/junko-mitsuhashi_n_16222104.html?ncid=engmodushpmg00000004
とりとめのない長話を要領よくまとめてくださったライターの宇田川しいさん、写真を撮ってくださった波多野公美さんに感謝です。
2017-04-25-1493094701-7915533-02-thumb.jpg2017-05-04-1493857481-2934520-04-thumb.jpg

【論文】「和装のモダンガールはいなかったのか? ―モダン・ファッションとしての銘仙―」 [お仕事(執筆・成果)]

2月13日(月)

デザイン史学』第14号(デザイン史学研究会、2016年7月)に掲載された論文「和装のモダンガールはいなかったのか? ―モダン・ファッションとしての銘仙―」をカラー画像入りでアップしました。
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それほど長くありませんので、よろしかったら、ご覧になってください。
http://zoku-tasogare-2.blog.so-net.ne.jp/2017-02-13

ちなみに、報告レジュメはこちら(↓)。
画像がたくさん入っています。
http://junko-mitsuhashi.blog.so-net.ne.jp/2015-07-12

「現代ビジネス」に「ホリエモンと『カリスマ女装男子』に見る日本人の性の伝統と変遷 ー歴史の中の男色文化ー 」 [お仕事(執筆・成果)]

2月9日(金)

講談社のインターネット・マガジン「現代ビジネス」にコラム「ホリエモンと『カリスマ女装男子』に見る日本人の性の伝統と変遷 ー歴史の中の男色文化ー 」を書きました。
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読んでいただけたら、うれしいです。

中江 桂子 編著『昭和文化のダイナミクス ー表現の可能性とは何かー』( [お仕事(執筆・成果)]

11月17日(水)

中江 桂子 編著『昭和文化のダイナミクス ー表現の可能性とは何かー』(ミネルヴァ書房)が刊行されました。
2014年に成蹊大学で行われた武蔵野市寄付講座「昭和のサブカルチャー研究」に基づく論集です。

私は第9章「トランスジェンダー・カルチャーの昭和史」を執筆しました。

少々、お値段が張りますが、ご購読いただけたら幸いです。

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中江 桂子 編著『昭和文化のダイナミクス ー表現の可能性とは何かー』
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刊行:ミネルヴァ書房(2016年11月)
A5版・304頁、3,000円+税
ISBN:9784623078417

激動の昭和の中で、闊達に自由な表現を求め、新しい世界を拓いた挑戦者。
彼らの活動の根源を探ることを通して、「表現」の意味と可能性を現代に問う。

【目次】
プロローグ いま、表現を考えることについて(中江桂子)
 
第Ⅰ部 表現――その魅力の源泉をたぐりよせるために
 第1章 昭和前期の漫画メディアと漫画家たち(夏目房之介)
 第2章 少年探偵団の生き物の愛しかた(浜田雄介)
    ――ボーイスカウトとサーカス
 第3章 映画と彫刻は兄弟(萩原朔美)
    ――映像表現とテクノロジーについて

第Ⅱ部 メディアを介在させない、という戦略
 第4章 紙芝居が「俗悪」だった頃(鈴木常勝)
 第5章 フォークを歌う、ライブで歌う(中川五郎)

第Ⅲ部 抑圧されたものをこそ愛すること
 第6章 ゲテモノから女王へ(市川孝一)
    ――美空ひばりとその時代
 第7章 村上春樹とジャズ(宮脇俊文)
    ――新しい文体が模索するもの
 第8章 自然・生態系のファンタジスタ(千葉伸夫)
    ――宮崎駿のインパクト

第Ⅳ部 内なる外部を覚醒させよ
 第9章 トランスジェンダー・カルチャーの昭和史(三橋順子)
  1 トランスジェンダーとはなにか
  2 歴史の中に女装者たちの足跡をたどる――前史として
  3 昭和のトランスジェンダー・カルチャーをたどる
  4 日本のトランスジェンダー・カルチャーの特質――日本人は女装が好き?
 第10章 挑発を仕掛ける(榎本了壱)
    ――『天井棧敷』と『ビックリハウス
 第11章 舞踏(山田せつ子)
    ――未知の世界が開いたもの

エピローグ 表現者たちと現代社会(中江桂子)
あとがき(中江桂子)

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