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私の「赤線」研究の原点 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

7月16日(月・祝)

昔(17年前)の写真を発掘。
010128(洲崎)  (1) - コピー.jpg
2001年1月28日、「性慾研究会・東京合宿」の旧「赤線」洲崎(江東区東陽町)巡見の時、旧「特殊飲食店」(実態は娼館)「大賀」の前で。

思えば、この大雪の翌日の洲崎巡見から、私の「赤線」研究は始まった。
それから17年、ようやく10月に「赤線」の本(朝日選書)を刊行できる予定。

ちなみに、この「大賀」の建物も今はもうない。
「赤線」洲崎(大賀).jpg
↑「赤線」時代の「大賀」(岡崎 柾男『洲崎遊廓物語』青蛙房、1988年)
店の前で女給さんが客待ちしている。
おそらく1950年前後の撮影。
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7月16日(月・祝)「一橋大学法科大学院アウティング訴訟」報告会 [現代の性(同性愛・L/G/B/T)]

7月16日(月・祝)

今日の「一橋大学法科大学院アウティング訴訟」の報告会(明治大学駿河台)、大学側が相変わらず責任を回避しているだけでなく、再発防止策をまったく講じていないことに、改めて強い怒りを覚える。
まったくなんという大学なのだ。

印象的だったのは、コメンテーターの人たちが、声を詰まらせてしまうこと。
被害者の学生さんのカミングアウト→アウティングの経験が自己体験と二重写しになり、耐えられなくなってしまうのだろう。

同性愛者のカミングアウトの葛藤、アウティングへの恐怖感の強さを、再認識させられた。

それに比べて、私は申し訳ないくらい楽だ。
「200m先からでもわかる」と言われる「歩くカミングアウト(オート・カミングアウト)」。
「誰が見ても一目でわかる」わけだから、カミングアウトするかどうかの葛藤も、アウティングされたらどうしようという恐怖もない。

まあこういう状態は「人外魔境の魑魅魍魎」の容姿レベルの私だからで、トランスジェンダー全体に一般化できることではないのだが。

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W杯2018、フランスが20年ぶり2度目の頂点 [スポーツ]

7月15日(日)

W杯2018ロシア大会の決勝、フランスvsクロアチアは、フランスが4-2で勝利。
20年ぶり2度目の頂点。

ベスト8段階での私の予想は、フランスを優勝候補筆頭、クロアチアを逆の山のダークホースにしたので、ほぼ的中。

それにしても決勝戦がこんな「撃ち合い」になるとは思わなかった。

ああ、W杯が終わってしまった。
これが、私のとって最後のW杯かも。
だから、もっとたくさんの試合を観たかったけど、6月中が忙しかったからなぁ。

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お茶大は風呂屋じゃない! [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月15日(日)

トランスウーマンが、お茶大に入ることと、女湯に入ることとを、同列に論じて反対している人がいるらしい。

大丈夫か?
この暑さで頭の中身が煮えてしまったのか?

どう考えても状況が違うだろう。

お茶大は風呂屋じゃない。
裸で入る場所ではない。

トランスウーマンになりすます奴がいるから駄目だという人たち。

たとえば、ある国で「日本人になりすました奴が犯罪を行ったから、日本人は全員入国禁止」と言われたら、「はいそうですか」と納得するのか?

私は納得できない。
要はそういうこと。

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トランスジェンダー包摂的な女子大学像 [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月15日(日)

社会デザイン学会・大会で高橋裕子津田塾女子大学長の講演をうかがう。

アメリカの名門女子大学(Seven Sisters)のトランスジェンダー受容・包摂の詳細な調査研究に裏付けられた論理と明快な語り口。

social justice(社会的公正) とgender equity(ジェンダー平等)をベースにした、woman centered(女性中心) でtrans inclusive(トランスジェンダー包摂的) な女子大学像を提示。

2020年度の導入に向けて学内調整に十分な自信がある様子。
お茶大、奈良女子、津田塾、日本女子、東京女子の5女子大から、さらに波及も。

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7月15日(日)第13回「社会デザイン学会」大会 [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月15日(日)  晴れ  東京  34.5度  湿度59%(15時)

茗荷谷の跡見学園女子大学で開催された第13回「社会デザイン学会」大会へ。
年1度の大会なのに、70人ほどのこじんまりした学会。
しかも、若い人が少なく、3分の2以上が中高年。

「ともに自分らしく生きられる社会を目指して ~性とジェンダーと社会デザインを考える~ 」というテーマだが、LGBT関係者は、石坂わたるさん(中野区議会議員)くらいで、ほとんどいない。

4本の講演をうかがう。
① 西尾孝幸(弁護士)
「セクシュアル・ハラスメント、その現状と制度について」
② 金澤恭平(特定非営利活動法人ReBit・就活事業部マネージャー)
「LGBT、出張研修の現場から見た職場における取組について」
③ 田中かず子(ファーメント代表、国際基督教大学元教授)
「性的マイノリティと大学での取り組みの経験から
④ 高橋裕子(津田塾大学学長)
「社会と教育におけるLGBTの権利保障について」

ほとんど北山晴一会長への義理で参加したようなものだったけど、田中かず子先生に久しぶりにお会いできたこと、高橋裕子学長にご挨拶してお話できたこと、笠原清志跡見学園女子大学の面識をえたことは、良かった。

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トランスウーマンを性暴力の加害者予備軍のように語るな! [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月14日(土)

フィミニズムの立場をとる人の中に(ジェンダーではなく)身体構造本質主義に立って、トランスフォビアを平然と表明して、トランスウーマンを女性として認めず排除する人々が、ある程度の割合でいることは、じぶんの経験から実感的に承知していた。

ただ、アメリカなどに比べると、日本ではそういう人たちはかなり少ないと思っていた。

今回のお茶の水女子大学のトランスジェンダー受け入れ表明に関するTwitter議論を見ていると、思っていたより排除派がいることがわかった。

もちろん、容認派が圧倒的に多数で、排除派が少数なことには変わりはない。
今まで感覚的に排除派は10%くらいかなと思っていたが、20%くらいに認識を改めなければならないと思った。

トランスウーマンを虞犯者(犯罪予備軍)視することは、明治時代に警察と新聞によって意図的に流布・強化された認識だけど、21世紀の今になっても、一部の人々の間に根強くあることが、今回のお茶大の件で露わになった。

今後、そこが性的多様性を本当に認めるのか、否かのポイントになるように思う。
トランスジェンダーを性犯罪予備軍のように見なす人たちが唱える「性的多様性」など、とうてい信じる気にはなれないし、そうした人たちと共闘することもない。

性暴力において、トランスウーマンが被害者になるケースは、加害者になるケースに比べて圧倒的に多い。
100倍、いや、おそらく1000倍くらい、もっとかも。

海外では、トランスジェンダーと言うだけで、殺されてことさえ珍しくない。

そうした実態を無視して、トランスウーマンを性暴力の加害者予備軍のように語ることが、どれだけ偏見に満ち、暴力的で、心無い行為か、よく考えてほしい。

そもそも、ペニスが付いているから性暴力の加害者予備軍という認識がおかしい。
「頭、煮えてるの?」と言いたくなる。

トランスウーマンにペニスが付いていることと、それが機能するかは別の話。
まして、女性をレイプする道具に使うかは、まったく次元が異なる。

女子大への進学を希望し受け入れられるレベルのトランスウーマンだったら、ほぼ間違いなく女性ホルモンの継続的な投与を受けている。
そうしたら、女性をレイプする道具としては、まずもって機能しない。
そんなこともわからずに、トランスウーマンを性暴力の加害者予備軍のように語るな!


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7月14日(土)ご来場、御礼 [お仕事(講義・講演)]

7月14日(土)  晴れ  東京  35.4度  湿度65%(15時)

中央大学×LLAN連続講座「LGBTをめぐる法と社会-過去、現在、未来をつなぐ」
(第3回)「LGBTと法律  性別の変更について考える」にご来場の皆様、ありがとうございました。

猛暑の中、約100名の参加者があり、お蔭さまで有意義な会になったと思います。

取り急ぎ、御礼まで。



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お茶の水女子大学、トランスジェンダー受け入れ、新聞各紙の比較 [現代の性(性別越境・性別移行)]

7月12日(木)

お茶の水女子大学がトランスジェンダーを受け入れることについての新聞各紙の記事の比較。

いちばん熱心なのは朝日新聞。10日朝刊に大きな記事、11日朝刊に記事と社説。
文字数が多く内容が詳細で、コメントも各方面に(私のコメントも)取っている。
ただし、社説は論点が分裂していて、知っていることを並べた駄目な学生のレポートみたい。
朝日新聞20180710 - コピー.jpg
↑ 10日朝刊
朝日新聞20180711 - コピー.jpg
↑ 11日朝刊
朝日新聞20180711社説 - コピー.jpg
↑ 11日朝刊・社説
それと他紙と比較して気になるのは、見出しに「心は女性」「心の性」を連発し、「トランスジェンダー」を使っていないこと。
お茶大は公式発表で「性自認」「トランスジェンダー」と言っているのに、なぜ使わないのだろう?

読売新聞は10日夕刊に事実関係だけの記事が掲載された模様(紙面未入手なので未確認)。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180710-OYT1T50077.html
あまり熱意は感じられない。

毎日新聞は11日朝刊に記事と社説。
記事に付された藤沢美由紀記者の解説が的確。
性別違和の問題を、長年、取材してきた蓄積が生きている。
毎日新聞20180711 - コピー.jpg
↑ 11日朝刊
毎日新聞20180711社説 - コピー.jpg
↑ 11日社説

日本経済新聞は10日夕刊で事実関係を報じ、11日朝刊に解説主体の記事。
京都府立高校教員で大阪府立大学のトランスジェンダー大学院生でもある土肥いつきさんの「トランスジェンダーが大学に入ってもなにも起きない」というコメントを掲載したのは秀逸。
日本経済新聞20180711 - コピー.jpg
↑ 11日朝刊

東京新聞はお茶大OGの奥野斐記者が担当だが、事実関係だけ。
「地元」紙なのだから、もう少し突っ込んでもよかったと思う。
東京新聞20180711 - コピー.jpg
↑ 11日朝刊

産経新聞は11日朝刊に事実関係の記事。
とくに批判的な見解は見られない。
産経新聞20180711.jpg
↑ 11日朝刊

ついでに、「NHKニュース」(2018年7月10日 12時11分 教育)も。

お茶の水女子大学 トランスジェンダーの学生受け入れを発表

東京・文京区にあるお茶の水女子大学は、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの学生を、2020年度から受け入れることになりました。

これは、お茶の水女子大学の室伏きみ子学長が10日、記者会見を開いて明らかにしました。

それによりますと、大学はこれまで入学の条件を戸籍上の女性に限定していましたが、2020年度からは戸籍上の性別が男性でも、本人が自覚する性別が女性であるトランスジェンダーの学生も受け入れることを決めたということです。

受け入れに向けて、大学は委員会を設置して受験者がトランスジェンダーであることを確認する方法を検討するとともに、トイレなど必要な施設の整備を進めるということです。

大学は学生や保護者などに対し説明会を開く予定で、室伏学長は「多様な性への理解が求められる中、すべての女性が差別や偏見から解放され、学問を学べるようサポートしたい」と話しています。

お茶の水女子大学は、明治時代に日本で初めての女性の高等教育機関として創設され、現在は学部生と大学院生、合わせておよそ3000人が学んでいます。

文部科学省によりますと、国内の女子大学は国公私立合わせて77校ありますが、今回のお茶の水女子大学のようにトランスジェンダーの入学を容認するケースは異例だということです。

学生「当たり前」「広まるきっかけに」
お茶の水女子大学に通う学生からは、トランスジェンダーの受け入れに前向きな声が聞かれました。

大学3年の学生は「この取り組みによって、全国の女子大学でトランスジェンダーの学生の受け入れが広まるきっかけになってほしいです」と話していました。

別の学生は「ようやく当たり前の取り組みが女子大学でもは始まったなと思いました。ジェンダーについて理解のある教員や学生が多いと思うので、戸惑いもあるかもしれないが、みんなで学んでいきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180710/k10011526201000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001
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八景飲み会 [交友]

7月11日(水)

午後、渋谷で「中国気功整体院」で身体をメンテナンス。

その後、湘南新宿ライン(横浜駅乗換)京浜急行で、はるばる金沢八景駅へ(1枚目)。
半年ぶりだけど、相変わらず工事中。
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路盤がつながり、シーサイドラインの駅本体の工事に入ったようだが、完成はまだまだ先。

駅から5分足らず歩いて・・・、おっ、ここだ。
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目的地は「ヘアーサロン・ベア」じゃなく、2階の「沖縄料理・味源」。
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今夕は、「八景飲み会」。
関東学院大学人間共生学部の神野由紀授教(デザイン史)と非常勤講師の飲み会。
私も関東学院大学に着任した2015年以来のメンバー。
今回は、神野さんと宮入恭平さん(社会学:音楽文化論)と私の3人。

久しぶりのオリオンビールと沖縄料理。
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好物の海ブドウも食べられて満足。
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明るいうちからビールを飲んで、いろいろおしゃべりして、楽しい時間だった。

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