So-net無料ブログ作成

『朝日新聞』教育欄「いま子どもたちは 男装/女装」(第5回) [現代の性(いま子どもたちは 男装/女装)]

7月31日(水)
『朝日新聞』朝刊の教育欄「いま子どもたちは 男装/女装」の第5回。
今回のテーマは、「男装女子」に対する親の理解。
無理解な親もいれば、違和感のない親もいる。
では、女装に対する理解は?
デジタル版の私の解説につながります。
--------------------------------------------------------
(いま子どもたちは)男装/女装:5 
お母さん、ほんと、ひどい

風男塾のライブで握手会に参加した山元果夏さん(右)=13日、福岡市
No.563

「うちのお母さん、ひどいんです」
埼玉県の高校1年の渡(わたり)亜弥美さん(15)は、そう言って嘆く。男装アイドルユニット「風男塾(ふだんじゅく)」の熱狂的なファンだが、母には男装が奇異に見えるらしく、ちっとも理解されない。
「『は? 女でしょ? どこがカッコいいの?』なんて言うんですよ。ほんと、ひどい」
風男塾の公演チケットを買うにも母の許可が必要で、「ねー、いいでしょー?」とすがっても、いつも母は冷淡だ。
攻め方を考えた。母は若いころから「甲斐バンド」の大ファン。「ママが10代のとき、甲斐バンドのライブはダメって言われたら泣いたでしょ? それと同じだよ!」と詰め寄ってみた。すると母は「たしかに」とつぶやき、許可してくれた。
10代女子の間で、風男塾をはじめ「男装の美少年」のファンは増えている。でも、好意的ではない人だっている。親に限らず、同級生から「女なのになんで女が好きなの?」と笑われた経験のある子もいる。

13日、福岡市。風男塾のライブ会場には、親子連れもいた。
鹿児島県志布志市の山元弓枝さん(39)は、中学2年の長女果夏(かなつ)さん(14)と一緒だった。果夏さんが風男塾の歌を毎日歌うので、「家族みんなが覚えつつあります」と笑う。
男装については全く気にならないという。「いろんなアイドルがいるから、演出の一つかな、と」。果夏さんがここまで有名人に憧れ、はまったのは初めて。「少し成長したということなのかなと思っています」
会場の近くに住むタミコさん(49)は、娘3人と来ていた。
「男装が気持ち悪いとか、考えたこともなかった!」
最初に風男塾を見たときは、男の子だと思ったという。「うまく胸を隠してるなあとか、むしろ感心してしまった」
女装ならどうなのか――。タミコさんは「きれいな人ならいいけど、男の部分が残ってたら引くかも……」と、言葉を濁した。男装と女装は、別物らしい。
 (原田朱美)
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201307300509.html
SCN_0058 (4).jpg
SCN_0059 (2).jpg
--------------------------------------------------------
(以下、デジタル版のみの掲載)
「華やか」男装、「日陰者」の女装 寛容度に差、なぜ
教育面の定番連載「いま子どもたちは」の今シリーズは「男装/女装」。男装する女子、女装する男子の様子を紹介しています。

男装は、古くは「男装の麗人」から、現代の男装アイドルの登場や男装女子の増加まで、比較的前向きに受け止められる率が高いようです。これに対し、女装は、なかなか社会で受け入れられず、いまだに「日陰者」の暗さがつきまとってしまいます。その源流を明治大学非常勤講師で性社会史が専門の三橋順子さんに聞いてみました――。

明治時代まで、庶民は、男装にも女装にも比較的寛容だった。差別はあったかもしれないが、現代のように極端に排除することはなかったと推測される。
江戸時代までは、武家は男女をきっぱりわけていたが、庶民は違った。明治になって「男は男らしく、女は女らしく」という武家の規範が庶民にまで広がった。さらに男装と女装の間で評価に極端な差がついたのは、昭和以降ではないか。
1930年代、欧米で男装ブームが起きた。女性がパンツルックをした程度だが、当時は映画の人気でブームが広がり、日本もその影響を受けた。日本で「男装の麗人」という言葉が出てきたのは、このころだ。
戦前の日本で「男装の麗人」の2大スターは、松竹少女歌劇団の水の江滝子と、「東洋のマタハリ」と言われた川島芳子。この2人の人気で男装のイメージが上がった。
特に川島が典型だが、女性より男性の方が社会的に地位が高い当時にあって、女が「男勝り」の働きをし、しかも国の役に立つということで「男装は役に立つ」と思われた。
もちろん川島を嫌う人々もいたが、男性にとっては「(本来は役に立たない)女なのにそこまでして国の役に立とうとする」と好印象をもたれ、女性からは「男社会の中で活躍をするという、自分たちが果たせないことを実現している」と期待された。
一方で、女装する男性については、役にたたないどころか、女性よりも価値がある男性として生まれながら、男性の役割を放棄する存在と、おとしめられた。
第2次世界大戦後、男性に対する「男らしくあれ」という締め付けはいったんゆるんだが、まだ男装と同じ程度に価値が上がるところまではいっていないのが現状だ(談)。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201307300194.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201307300194

nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

マミー

でもあたし、女装男子を見てる方がウキウキしちゃうのはなぜかな?
そんなに似合ってないひとでも、見てるとかわいいのよねー。
仕草もお茶目だし。以前、Mというゲイバーにいったときに、おつまみにあたりめを頼みました。奥のキッチンでママが(もちろんゲイの方)アミにするめを乗せて焼いていたの。熱かったんでしょうね、耳たぶに指を当てながら一生懸命焼いていました。その姿がカワイいのなんのって。お客様から見えない所でも、ちゃんと女性でした。
by マミー (2013-08-04 13:45) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0