So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

大正復興「新吉原遊廓・花魁道中」絵葉書14枚を落札 [性社会史研究(遊廓・赤線・街娼)]

2月11日(水・祝)
今夜、Yahooオークションで、大正3年(1914)の東京「新吉原遊廓」の「花魁道中」絵葉書14枚を落札。
明治44年(1911)4月9日の「吉原大火」で灰燼に帰した新吉原遊廓が、大正天皇の即位を記念して開催された「東京大正博覧会」(大正3年3月開会:東京府主催、主会場:上野公園)に便乗して、「新吉原」の復興を世間に印象付けるために、明治中期に途切れていた「花魁道中」を「26年ぶり」に復活したイベント。
目論見は大当たりで「花魁道中」を見たい老若男女が「新吉原」に押しかけ大賑わいとなり、絵葉書が数多く作成された。

私の目的は、まず大正復興「花魁道中」の実態を解明すること。
それは、本当に江戸時代の「花魁道中」の再現だったのか?という疑問があるから。
なぜ、そこに注目するかと言うと、近年、日本各地で行われている「花魁道中」イベントの原点・原像がそこにあるのではないか?と推測しているから。
もし、原点・原像としての大正復興「新吉原」の「花魁道中」が怪しかったら、その後の「花魁道中」は全部おかしいことになる。
そもそも、なぜ現代の日本人は、とうの昔に実態を失った「花魁道中」をこんなに再現したがるのか?
まあ、そんな関心で調べ始めたのだが・・・。

最初は、ネット上で画像を集めて、お金をかけずに済まそうと思ったが、やはり、それだけでは資料的に不足することがわかった。
そうなると、若い頃に史学科で叩きこまれた現物資料(原典)主義が頭をもたげてしまう。
結局、手に入る範囲の絵葉書を買い集めることに。

大正期の絵葉書は、よほど珍しいものでない限り、100~500円くらいが相場なのだが、これが「新吉原」「花魁」となると、なぜか倍の1000円くらいに跳ね上がる。
今日のオークションも最初の内は相場の20%くらいの値で「しめしめ」と思っていたのだが、残り6時間くらいから急騰して、結局相場の80%くらいまで上がってしまった(もしかすると「サクラ」が入った?)。
最後は意地で落札したが、貧乏研究者のお財布にかなりの痛手。

こうなったら、頑張っていつか「花魁道中研究」の第一人者になってやる(← 一人しか研究してにゃければ第一人者にゃ)。

新吉原花魁道中(角海老楼・大巻)1 (2).jpg
↑ 桜が植えられた仲ノ町通りを行く角海老楼・大巻の「花魁道中」。
沿道で見物する人々の多さに注目。
新吉原花魁道中(稲本楼・小太夫)2 (2).jpg
↑ 稲本楼・小太夫の「花魁道中」
重い打掛・前帯に負けず背筋を伸ばしてしっかり前を向き、九寸三枚歯の高下駄を履いた威風堂々たる姿。
沿道の妓楼の二階にも大勢の見物人。
nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0