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現代の性(性別越境・性別移行) ブログトップ
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女装世界の後輩 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月20日(月)

先週、某所で、女装世界の後輩(と言っても、もう50歳前後だと思う)と5年ぶりくらいに話をした。

後輩「ご無沙汰してます」
私「こちらこそ」
後輩「で、大丈夫ですか?」
私「ん?」
後輩「だって、Twitterとかずっと『矢表』じゃないですか」
私「ああ、そのこと。そうだね、だいぶ心身すり減らしてるね」
後輩「そうでしょうね」
私「でも、若い人の『弾除け』になるのが年寄りの役目だからね」
後輩「それも程度問題でしょう。くれぐれもご無理なさらぬように」

そんなに面倒を見たわけではないけど、賢くて思いやりのある後輩がいるのが、うれしかった。



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トランスジェンダー女性の乳癌リスク [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月17日(金)

オランダにおける調査。
2260人のトランス女性で、15例の浸潤性乳癌が同定された(0.7%)。
ホルモン投与を受けているトランスジェンダー女性の乳癌リスクは、シスジェンダー男性より46倍も高く、シスジェンダー女性の0.3倍と低い。

【原文】
https://www.bmj.com/content/365/bmj.l1652
【訳文】
https://annojo.hatenablog.com/entry/2019/05/15/220413
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東京オリンピック・パラリンピックへのトランスジェンダーの参加 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月16日(金)
Twittwerで、トランスジェンダー女性が女子競技の上位を独占するような妄想を語っている人がいるが、IOC(国際オリンピック委員会)の出場規定が遵守されている前提で、東京オリンピック・パラリンピック2020の女子個人種目にトランスジェンダー女性が出場してくる可能性はかなり少ない(ほとんどない)と思われる。

球技などの団体種目で1、2人あるかも?という状況。
それも、それぞれの国のナショナルチームの編成事情があるので、まだ確定的ではない。

一方、IOCは、なんら制約なしでトランスジェンダー男性の男子競技参入を認めているので、トランス男性の男子種目への出場の方が可能性が高いと思う。

ただし、生得的な男性選手にいっしょに競技してトランス男性が好成績をあげるのは、かなり大変なこと。

日本ではトランス女性で本気で競技スポーツをする人はとても少ない。
そもそも、スポーツが好きな人が少ないし、やっていても性別移行とともに断念するのがほとんど。

私が知る限り、過去にトランス女性がトライアスロンで好成績を上げた例があるのみ。
それも、ローカル大会。
全日本クラスの女子競技で通用するトランス女性は、現状、皆無だと思う。

現実的には、開会式・閉会式のイベントにトランスジェンダーが参加できるかどうか。

前回のリオ・オリンピックでは、開会式の入場行進で各国選手団を先導するプラカード・レディにトランスジェンダー女性が起用されたが、東京でも最低1人、できれば2人の起用を希望する。

あと、競技場内での聖火ランナーか、五輪旗を持って入場する人に、少なくとも1人、トランス男性を入れて欲しい。

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何と比較するかが重要 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月13日(月)

比較言説の場合、何と比較するかが重要。
たとえば、社会の性的マイノリティへの寛容度について。

① 江戸時代の日本と同時代のキリスト教社会(欧米)との比較
 → 死刑にならないだけ日本の方がはるかに寛容
② 前近代の日本と近代日本との比較
 → 法制的にも実態的にも前近代の方が寛容
 (ただし、前近代社会には「人権」概念はない)

③ 現在日本と諸外国との比較
 a 西欧の人権先進国と
 → 法制度的に日本はまったく後進的
 b イランなどイスラム原理主義的な国と
 → 法制度的にも実態的にも、日本ははるかに寛容
④ 国際人権法との比較
 → 日本政府は問題の所在さえ十分に認識していない、お話にならないレベル。
  (当然、国際的批判が強まる)

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【メモ】ICD-10からICD-11(2022年初施行)への変化 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月13日(月)

【メモ】ICD-10からICD-11(2022年初施行)への変化

F64 Gender Identity Disorder(GID)
グループ名消滅
(もともと診断名ではない)

F64.0  Transsexualism(性転換症)
病名消滅。
後継概念は「Gender Incongruence(性別不合)」。
ただし、脱精神疾患化。

F64.1 Dualrole transvestism(両性役割服装倒錯症)
病名消滅(後継概念なし)

F65.1 Fetishistic transvestism(フェティシズム的服装倒錯症)
病名消滅(後継概念なし)

F66 Psychologicaland behavioural disorders associated with sexual development andorientation(性発達及び方向づけに関連する心理及び行動の障害)
グループ名消滅
F66.0 Sexual maturation disorder(性成熟障害)
F66.1 Egodystonic sexual orientation(自我異和的性の方向づけ)
F66.2 Sexual relationship disorder(性関係障害)
病名消滅(後継概念なし)

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生放送のニュース番組でコメンテーターが激怒「人権感覚の欠如」 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月10日(金)

これはひどい!
性別というセンシティブなを要素を、さしたる理由もなく興味本位でテレビが暴き立てるということは、たとえ本人の同意があったとしても、するべきことではない。

先月のテレビ朝日の研修会でも指摘したが、バラエティー番組の人権感覚欠如は、どの局もかなり問題。
しかも、局制作ではなく、制作会社に丸投げのケースがかなりあって、局の人に人権に配慮の感覚があっても、なかなか現場に届かない。

「おもしろければいい」「数字(視聴率)がとれればいい」だから、人権的にやっていいことと、悪いことの区別がつかない。

今回のケースもコメンテーターの若一光司さんが怒らなかったら、当たり前のようにスルーされた可能性が高い。

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生放送のニュース番組でコメンテーターが激怒「人権感覚の欠如」 ネット賛否

読売テレビのニュース番組「かんさい情報ネットten.」(月~金曜、後4・47)で10日、コメンテーターの作家・若一光司氏が、お笑いコンビ・藤崎マーケットが男性か女性かわかりづらい人の性別を知るために免許証を見せてもらうなどして確認したことに対して、「許しがたい人権感覚の欠如。よくこんなもん放送できるね」と怒り心頭に発し、生放送でスタジオが静まりかえる事態になった。

若一氏が激怒したのは、藤崎マーケットが街でさまざまなことをリサーチする「迷ってナンボ!」のコーナー。店の常連が男性なのか女性なのかがわからないという店員の依頼で当該人物に確認するという内容で、当初は恋人の有無や下の名前を聞いたり、胸を触ったりしていたが、最終的には免許証を見せてもらい“解決”した。

このVTRに若一氏が激怒。「あのね、男性か女性かという聞き方、許しがたい人権感覚の欠如ですね。個人のセクシャリティにそういう形で踏み込むべきじゃないです」とバッサリ。中谷しのぶアナウンサーや澤口実歩アナ、小島康裕解説デスク、ライセンス・藤原一裕、菊間千乃弁護士がいたが、誰も一言も発せないままだ。

若一氏は「こんなもんよく平気で放送できるね。報道番組として、どういう感覚ですか。ちゃんと考えろよ」と語気を強めた。中谷アナが「皆さんの悩みを聞きながらということですから…」とフォローしようとしたが、それを遮り、「たとえご本人がテレビに出ることを了解しているとしても、個人のセクシャリティにそういうアプローチをすること自体が人権感覚、人権意識にもとります」と、憤まんやるかたないようだった。

ネットでは「放送事故になっとる」、「生放送にブチ切れやばい」、「急に凍り付いた」といった声が並ぶ一方、「取材された当事者がOKなんだから」と、VTR放送を擁護する声もあった。

なお、番組ラストでは、和歌山・白浜のパンダの話題に、若一氏をはじめ出演者一同が笑顔を見せていた。

若一氏は地元大阪の歴史や、イスラエル問題、第2次世界大戦の日本軍一等兵を扱った著作で知られる。

『デイリースポーツ』2019年5月10日
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/05/10/0012318831.shtml
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ニューハーフさんの老後 [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月7日(火)

私に、電気ショック療法を受けさせられたことを語ってくれた圭子ママの最期は、長良川(岐阜県)への入水自殺だった。
お店が立ち行かなくなり、たぶん年金もなく、親族とは義絶状態で、病気を苦にしてのことと聞きいた。
73、4歳だったはず。

この世代の性別移行者の最期として、よくあるパターン(自殺・孤独死)といえばそれまでだが、なんとも悲しく、やるせなかった。

入水自殺(かなり根性がいる)は珍しいが、私(1955年生)の先輩世代のニューハーフさんには、自殺、困窮孤独死は珍しくない。
年金受給の資格がない人が多いこと、お仕事を引退した後、社会的な関係性をうまく作れない人が多いことなどが原因だと思う。
おじいさんの仲間にも入れない、おばあさんの仲間にもうまく入れないというのは、かなりきついことだと思う。

バブル経済期に活躍されたニューハーフさん(私とほぼ同世代)は、自殺、若くして(40~50代で)病死、生活保護受給は多いと聞いた。
やはり、引退後の社会適応がうまくいかない方が多いようだ。

そもそも、ニューハーフさんの場合、年金受給資格がある、ないに関係なく、年金受給資格まで生きる人が稀だと聞いたことがある。
そうだとすると、状況はもっと深刻ということになる。



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国連の人権関係諸機関は日本をどう見てるか [現代の性(性別越境・性別移行)]

5月2日(木)

谷口洋幸さんの講義から。

国連自由権規約委員会の日本政府への質問(2017年)
IMG_7548 (2).JPG
「(GID)特例法が人権侵害じゃないこと説明してみて?」

以下、谷口洋幸さんの解説を参照して補うと、

「できないでしょ。明白に人権侵害なんだから。だから、早く改正しなさいよ!」

と続くのだと思う。

国連女性差別撤廃委員会の報告書審査(2016年)
IMG_7550 (2).JPG

「いつまで『性同一性障害』概念を使い続けるの?」
「なぜ生殖腺摘出が条件? WHO勧告についてどう考えるの?」

という委員の質問に、しどろもどろな返答の日本政府担当者。

「手術への保険適用」だけは2018年4月に実現したけど。

ちなみに、国連の諸機関からの勧告は「外圧」ではない。
なぜなら、日本は国連の、そしてWHOの加盟国。
だから国連やWHOが決めたことは遵守する義務がある。

日本国憲法第98条第2項
「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする。」

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「ハフィントンポスト」のインタビュー記事 [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月28日(日)

TRPパレードの取材で出かけている間に、
「ハフィントンポスト」のインタビュー記事「教えて、三橋順子さん。トランスジェンダーへの誤解を解く3つのキーワード〈決定版〉」がリリースされてました。

タイトルがかなり恥ずかしいのですが、ご覧いただけたら、幸いです。

https://www.huffingtonpost.jp/entry/transgender_jp_5cc405bde4b04eb7ff9618bf

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昨夜聞いた悲しい話 [現代の性(性別越境・性別移行)]

4月26日(金)

昨夜聞いた、トランスジェンダー女性が、女性専用の相談電話にアクセスしたものの、声が男性的であるために、相談員に「あなた、男性でしょ」と相手にされず、電話を切られてしまった話、とても悲しかった。

相談員に悪気はないのだが(無知なだけ)、こういう形で、トランスジェンダー女性は社会的に排除されていくのだと思う。

同時に、テレクラや伝言ダイヤルで、女声のボイストレーニングをした私たちの世代とは、状況が大きく違うのだなと思った。



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